8/7 第69回JABA九州大会明治安田生命vs三菱重工長崎【公式戦】

この試合で九州遠征の元を取ったといっても過言ではない(私にとってはね)
スタメンはこちら。

＜先攻・明治安田生命＞
1(中)手錢
2(遊)本田
3(一)小川
4(右)加藤
5(左)竹内一
6(二)島田
7(指)大野
8(捕)道端
9(三)森川
(投)重信
＜後攻・三菱重工長崎＞
1(中)渋谷
2(遊)鶴田
3(右)河野
4(左)加治前
5(指)中道
6(一)佐々木勉
7(三)久木田
8(二)佐々木伸
9(捕)平野
(投)三小田

…三小田君といい川脇さんといい、何でこうみんなして明安に大してエース級をぶつけてくるんだろう。ほ、他にもっとこう力を出すべき相手がいるんじゃないか？(震え声)
しかも三菱重工長崎側には大変賑やかかつ熱烈な応援団がいる…大アウェーな明安はピンチだ！
そんな感じの不安は早速的中しまして、初回に先頭の渋谷君(このレポを書くにあたって三菱重工長崎の欄を熟読したけど、あだ名ツボった)がヒットで出塁すると、鶴田君はバント。1アウト二塁となったところで、河野君が2ランを叩き出し、三菱重工長崎が先制。
さらに加治前さんにヒットを打たれ、中道君にはすないぽを与え、1アウト一二塁の場面で迎えたのは、よりによってベンさんだ！！これはダメだ。しぬ。しんじゃうorz
とかいう私の泣き言をよそに、重信さんはベンさん・久木田君と連続三振に仕留めて、この回は2点を取られただけで済みました。でも、あの場面は本当に死ぬかと思いました(爆)
しかし2回も重信さんは2四球出して、2アウト一三塁にしたりとフラッフラ。さすがにこれはまずいと判断したのか、重信さんは2イニングを投げて降板。
で、3回裏から登板したのは……何故…何故鈴木君なんだ…休ませてとあれほど(ry
その鈴木君もやっぱりフラッフラで、3回は先頭打者にヒットを打たれるも何とか凌ぎ、4回は1アウトから四死球を与えて一二塁にして降板。なぁ…鈴木君には何かのカルマでもあるんか？(爆)
鈴木君の次を受けたのは上田君。もうわかってると思うけど、明安にいるとこういうことが結構あるんだよ(震え声)頑張って抑えてくれ！
しかし、セカンドへのちょっと難しいゴロを島田君が悪送球してしまい、この間に二塁ランナーが生還して、尚も一三塁。直後、島田君は井村君と交代させられます。どう見ても懲罰です本当に(ry
うーん…2日連続やらかしちゃったとはいえ(しかも得点に絡む)、島田君のセカンドの守備はそんなに悪い印象はないんだよね。今回の悪送球も、やらかしたというよりも、ゲッツーを取ろうと欲張って焦っちゃったような悪送球に見えました。
島田君がいると攻撃的な打線が組めるんだけど、守備面をしっかり固めたいっていうんだったら。俄然井村君なんだよなぁ。そしてこの後「セカンド井村最高や！」っていうプレーを何度か見てしまったので…
ここで一塁ランナーを盗塁死させることに成功し(っていうか一三塁の場面だったのに、何で長崎の三塁ランナーは走らなかったのかな？)、2アウト三塁となりますが、初回にホームランを打たれた河野君に今度はタイムリーを打たれてしまい、この回計2点を失います。
一方、三菱重工長崎の先発・三小田君。

初回は先頭バッターの手錢君にストフォアを出したりして、コントロールが不安定なのかなー？という様相を見せましたが、1つアウトを取って落ち着いた様子。その後は悪送球エラーをやらかしたりしつつも、5回まで明安を無失点に抑えます。というか、ノーアウト二三塁から1点も取れない明安打線も大概である。
しかし6回表に事態は一転。この回先頭の手錢君がヒットで出塁し、ノーアウト一塁。

ベンさんでけえなぁｗ
ここでさー…どうせ九州だし、旅の恥は掻き捨てじゃい！って思って、ちょっと大きい声で応援したんですよね。
そしたら、続く本田さんは綺麗にバントを決め、小川君はすないぽで1アウト一二塁。ここで加藤さんの3ランがキター！ジーザス！！！

ここで三菱重工長崎は三小田君を諦め、小山君に交代。しかし明安打線は止まらない。続く一真の代打・泉澤君がツーベースで出塁し、井村君は凡退してしまうも、大野君がタイムリーを放って泉澤君が生還！同点に追いつきます！

次の道端君には尾嶋君が代打に出ましたが、こちらはすないぽを食らって、またも一二塁のチャンス(この時、尾嶋君は手首にデッドボールを食らって相当痛そうにしてて、その裏守備につくのかと思ったら野地さんが守備についた。大事に至ってなければいいんだけど…)
そして森川さんの打席で、代打・宮川君。

来たよ…明安のジョーカーが。
その宮川君、絶妙にファーストの頭上を越える内野安打を放ち、

この間に二塁ランナーの大野君が生還して、明安が4点差をひっくり返し勝ち越しました！

砂煙でわかりにくいけど、タッチはかわしてるし、ホームベースに手ついてるもんね！
※尚一塁ランナーの尾嶋君が何故か二三塁間で挟まれてしまいタッチアウトになったので、この回の攻撃はこれで終了。
宮川君…あんたすごいよ…メシアだよメシア。

ところがどっこいその裏の三菱重工長崎の攻撃。前のイニングでチーム初の三凡をやってくれた上田君ですが、1アウトから平野君にソロムランを打たれてしまい、あっという間に同点に追いつかれてしまいました。いや…うん、ホームランはしょうがないよ。
が、これで完全に動揺してしまったらしい上田君、渋谷君・鶴田君と連続ヒットを打たれた後、恐怖の河野君にはフォアボール。さすがにこれはいかんとピッチャー交代。続いて出てきたのは……こ、小林君！？

私の記憶が正しければ、小林君はこの試合が公式戦初登板のはずだが…1アウト満塁で、しかも相手は元ジャイアンツで、3年前社会人日本代表vsイースタン混成チームで四番を任されたことがある加治前さんだぞ！？(※参考)
ですが小林君、この大ピンチをゲッツーで凌ぎ、ゼロで抑えてくれました！
大学時代リリーフで活躍してた小林君も、やっぱりこういう場面はドキドキするよねｗよくやってくれました。

しかし明安のピンチは続く。前の回好リリーフを見せた小林君ですが、イニングを跨いで7回裏には江越君・ベンさんとヒットを打たれてしまいます。ベンさんの件はヒットで済んだだけマシだと思おう(爆)
やはり小林君には荷が重かったか、明安はまたしてもピッチャー交代。もう残りピッチャーのメンツも心もとないんですが……って、出てきたの三宮君だ……もうだめだぁ…おしまいだぁ…
そんな三宮君は途中出場の八戸君(「やえ」と読む。何故かファンに大人気)にバントを決められ、1アウト二三塁。もう失点する場面しか見えないという状況の中、佐々木君を内野フライに抑えてくれて、とりあえず安堵の一息。しかし、ついさっきホームランを打たれた平野君にはフォアボールを出して、満塁になってしまいました。どうするんですか！？どうするんですか監督！
そんな監督の決断は……「ピッチャー大久保」
…もうエースしかいないってことですねわかります。
そんな大久保君は、渋谷君をさくっとフライに抑えてくれて、この回をゼロで抑えてくれました。ジーザス！！！

ピンチの連続中の明安は、一刻も早く1点でも取りたいところ。しかし7回から登板したルーキー・本多君にいい感じに抑えられてしまい好機を見出せず。
本多君って福岡大の出身らしいけど、私は見覚えないなぁ…まぁ福岡大は神宮大会でしか見ないからなぁ。
この本多君、いい感じのサイドスローでなかなかのピッチャーじゃな…ちょっと頭の片隅に置いとこ。

と写真を撮っていたら、8回表2アウトから大野君・野地さんと連打が飛び出し、2アウト一三塁。ここで回ってきたのは、途中出場の木内君。ここで宮川君だったら面白かったんだけど、守備位置の関係があるから仕方ないね(さすがに宮川君でもサードはできん模様)
ところが、それまでテンポもコントロールも割と安定していた本多君、1点を争う展開に動揺したのか、ここでまさかの暴投。

思わぬ形で明安が勝ち越します。そりゃあ大野君も吼えますわ(ちなみに木内君は凡退したので、この回の攻撃はこれで終了)
しかしまだ明安の勝利は確約されていない。さすがに大久保君も昨日先発で6イニング以上投げた疲れがあるんでしょう、この回先頭バッターの鶴田君と加治前さんにヒットを打たれて1アウト一二塁のピンチ(河野君を抑えられたのはよかった…)しかしこの後に待っているのは、途中出場の江越君と、~~ぼくらのトラウマ~~・ベンさんだ！ですが大久保君は慎重に江越君を打ち取り、ベンさんもフルカンまでもつれますが、空振り三振に打ち取りと、この回もピンチを凌いでくれました。もうこの時点で~~明安っぽくなくて~~感動して泣きそうでした(爆)
最後の守りの9回裏は、大久保君はエースの意地を見せて、三者凡退で抑えてくれて、試合終了！

6‐5で、明安が勝利しました！

マジモンの全員野球でした…
試合時間は3時間33分と大分長く、私の観光用の時間が大幅に潰れてしまいましたが(爆)それでもこの試合を見て、九州まで来た価値は大いにあったと思いました。観光はまた別途野球が関係ない時にでもしに来るよ。九州は思ったよりも簡単に行けるってわかったから(少なくともこの界隈はね)

＜本日の投手リレー＞
明治安田生命：重信（2回）‐鈴木（1回・1/3）‐上田（1回・2/3）‐小林（2/3回）‐三宮（2/3回）‐大久保（2回・1/3）
三菱重工長崎：三小田（5回・1/3）‐小山（2/3回）‐本多（3回）

とりあえず明大OBに絡みたがる大久保さん

石畑君と。

昨日はブルペンで投げてる隈部ぱいせんにも話しかけてました。

明治安田生命早稲田組

Q.本田さんは？
A.コーチ兼任だから今回は抜きで…(爆)

あら、珍しい！

荒川さんが内野陣へのノッカーやってる！

いつもシートノックで外野のノックはやってるけど、こうやって内野手へのノックをやるのは基本的には林監督なんだけどな。
あれ、よく見たらシートノックも荒川さんが担当してるわ。

…やはり監督のお年では、この酷暑の中ノッカーを勤めるのは厳しいのだろうか…そうだよね。今日はスポーツをするべき気候ではなかったんだもの。

(日付は前日のものになってましたが、帰りに見たらやっぱりこれだったので、この日もヤバかったんだと思います)

本日の手錢君

5打席回ってきて、1安打と1四球。この1安打が明安の勝利を呼び込んだといっても過言ではないですよね？ね？(鬼の形相で)
しかしそんな手錢君に本日ちょっとした不幸が。
あれは5打席目のことでしょうか。この時の初球がかなり内角攻めっぽくて、手錢君は袖に掠ったと審判にアピールしていましたが、判定は「ストラァーイク！！」ま、これはしょうがないですわな。
しかし2球目。今度は明らかに手錢君のふくらはぎに当たったデッドボール。いや全然振ってないし、体に当たった音も聞こえた。しかし判定は「ストラァーイク！！」
もっと言えば、証拠写真もあるぞ！左バッターだから後ろからだけど！

何故だ！？全然スイングもしてないのに。でも判定は「ストラァーイク！！」
勿論手錢君もアイシングして貰いつつ抗議するも、受け入れてもらえず。ここで監督が抗議にやって来るも、球審は力強く「ストラァーイク！！」
監督は「わかりました！！！！！！！絶対デッドボールだと思うんだけどなぁ…」とベンチに戻っていきました。
災難だったな…手錢君…