ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/1 首都大学野球1部春季リーグ戦・第1週 日本体育大学vs明治学院大学

GWでしっかり休息を取りまして、さて今まで忙しくてうpできなかったレポを書いていきますか、と下書きを見たら、書きかけになっている開幕戦の試合のレポがあるではありませんか。オイオイもう現実はリーグ優勝も決まっちゃってるわよ。
というわけで慌てて書きました……文章はほぼ書き終えていて、あと写真うpするだけの状態だったけど。
そういや、平塚に来たのって何気に久しぶりなような。無観客を経てからは初めてかもな。


スタメンはこちら。

<先攻・日本体育大学
1(遊)松浦
2(右)中妻
3(左)黒川
4(三)南
5(中)本間
6(指)重宮
7(二)中島優
8(捕)山下
9(一)相澤
(投)八田
<後攻・明治学院大学
1(指)山崎
2(右)忠地
3(遊)近岡
4(一)小澤
5(三)斎藤将
6(左)石島
7(二)水落
8(捕)坂本
9(中)篠田
(投)髙橋風

明治学院大の先発・髙橋君。2年生のピッチャーです。昨年中継ぎで投げてるのを1度見たことがあるかな。パンフによると、その試合がこれまでの唯一のリーグ戦登板だった模様。
ほとんどリーグ戦経験ないのに開幕戦の先発を任されるとは、大抜擢なのではないでしょうか。
が、その立ち上がりはストライクを取るのに苦しみ、ボール先行勝ち。松浦君、中妻君に連続でフォアボールを与え、黒川君はバント、南君にはストフォアで1アウト満塁。日体大のバッターは結構余裕を持ってボールを見ていたように見えましたが、いやーしょうがないよね。日体大のバッターは皆経験豊富だし、髙橋君の立場や経験からしてこんなん緊張するに決まってますやん。
で、怖い本間君のことはキャッチャーファールフライに仕留める。本間君があんなしょっぼい打球を放つとは、なんか珍しいような。打ち損ねたのかな。
続く重宮君の当たりは、地を這うようにしぶとく遊撃手のグローブの下を抜けていく当たり。これでランナー二人が生還し、日体大が先制。松浦君・中妻君なら外野手前の当たりでも二塁から楽々生還できますやな。で、中島君にもストフォアでまたも満塁。迎えた山下君は、少々いい当たりではあったもののセンターフライになり、1回表の日体大の攻撃が終了。4四球は大分アレですが、2失点で凌げたのは上場ではないでしょうか。
一方、日体大の先発は八田君。

先頭の山崎君にヒットを許すと、忠地君バント、近岡君ヒットで1アウト一三塁。小澤君は空振り三振に倒れますが、斎藤君がヒットを放ち、これがタイムリーとなって、明治学院大が1点を返します。

2回は両先発とも三凡で、立ち直ったかな?と思いましたが、3回表のこと。この回先頭の黒川君がすないぽで出塁。そのまま走者として残ったものの、その裏の守備が古滝君に代わっていたのが気になりましたが、そこまで無理させる必要もないかな。
南君・本間君は凡退に打ち取るも、暴投があって2アウトランナー二塁。ここで重宮君がスリーベースを放ち、日体大が追加点をゲット。今日の重宮君はポイントゲッターとして良い働きをしてますね。さらに中島君もヒットで続いてもう1点。
直後の3回裏、1アウトから忠地君がヒットで出塁。近岡君は大き目のライトフライで2アウト。小澤君が放った当たりも、近岡君と同じようなライトへ大きく上がったフライで、右翼手が後ろ向きでボールを追っていく……と思ったら、そのままスタンドイン。というわけで、小澤君の2ランで先程の2失点をチャラにします。
さらに斎藤君・石島君とヒットで続き、尚も2アウト一三塁の場面で八田君は降板。伊藤君がマウンドに上がります。うーん、八田君はフォアボールは全然出さないんだけどね、なんかヒットを打たれやすかったですね…で、代わった伊藤君は、水落君を抑えて、この回の失点を2で留めました。
明治学院大も髙橋君に代えて、家接君を登板させます。4回・5回と非常にテンポよく抑えてましたね。相変わらずいいピッチャーですね。

しかし6回表、1アウトから重宮君がソロムランを放ち、日体大が5点目をゲット。


あれ、重宮君は今日シングルヒット・スリーベース・ホームランと打ってるから、あとツーベースでサイクルヒットじゃーん!と思いましたが、8回表2アウトランナー二塁の場面で回ってきた打席は、余裕のセカンドゴロでした。おう9回も重宮君に打席回すんだよ、とあれほど思ったことはない(無茶)
で、その9回表ですが、9回表は7回から登板している原君が続投中でした。この回の先頭の中島君はフォアボールで出塁、山下君のバントと牽制エラーでランナーは三塁まで進塁。ここで回ってきた相澤君が放ったのは、ショート真正面のゴロ。遊撃手はホームへ送球。しかし送球がかなり上ずってしまい、大きな暴投になりまして、ランナーは勿論生還。相澤君も二塁まで到達しました。
この後松浦君がフォアボールで出塁しましたが、中妻君・古滝君と凡退し攻撃終了。あれこれもうちょっと頑張れば重宮君に打席回せたんじゃないの?(無茶)
一方、明治学院大ですが、5回から登板した、3番手の寺西君にしっかりと抑えられてしまいます。チャンスがないことはなかったんですが、後が続かなかったな。アウトカウント間違ったのかな?って感じのプレーもあったし、微妙なところで噛み合わない感じ。
で、9回には守護神・箱山君が登板して、四凡で抑え試合終了。
というわけで、6‐3で日本体育大学が勝利しました。

<本日の投手リレー>
日本体育大学:八田(2回・2/3)‐伊藤大(1回・1/3)‐寺西(4回)‐箱山優(1回)
明治学院大学:髙橋風(3回)‐家接(3回・1/3)‐原総(2回・2/3)

こんな試合を観ていたので、後日髙橋君のピッチングを見た時に「めっちゃ落ち着いてるやんけ」という印象を持ったわけですね。一度こんな経験をしたら、あとはもう何も怖くないやな。

  • やっぱり応援あってこそ

今季から声出しOkになりました。日体大のスタンドを見て「やっぱこれがないとな」としみじみ思った次第でした。
今日はもう1試合見たけど、もう2年も声出しNGなのもあって、声出しOKな環境にちょっと戸惑ってるのかな?という感じが見受けられました。まぁここ何年も厳しくダメって言われていたものが、急にOKになったら「まじでいいの?」って戸惑うのも致し方ない気がしますが…

  • そういえば

この後度々先発しているところを見ることになる寺西君ですが、この日の試合が初見でした。
当時「日体大の寺西」ってちょっと前に何かで見たなぁと、記憶を辿ったらこれでした。
sportiva.shueisha.co.jp
この後も寺西君のことを「かつてのスーパー中学生」みたいに称している記事を見かけましたが、BladeCatcherさんは少年野球やら高校野球やらはわからないのであまりピンと来なかったですが、わかる人にはわかるのでしょう。
ちなみに関戸君とやらは、まだリーグ戦では見かけてないなぁ。