ABEMAで中継すると聞いて、見た次第であります。っていうかプロレス自体中継含めてもすんごい久しぶりに見た気がする。
結論から言うと「これセミまでで良かった」
- 第1試合:○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、ガレノ・デル・マル、アルファ・ウルフvs宮脇純太、大和田侑●、小田嶋大樹
マスクマンたちvs若いの。ワグナーとガレノ・デル・マルは兄弟?親族?らしい。
この試合は、マスクマンの皆さんがしっかり壁として立ちはだかってたなぁと。
小田嶋はデビューしたばっかりとのこと。本田多聞の教えを受けたとのことで、赤タイツなのはそれが由来だろうか(本田多聞のコスチュームも赤だった)
身長165だそうなので、体格的に大分圧倒されてたけど、それでも負けん気を見せる姿勢はええやね。デビューしたての子はああいう姿を見るのが気持ちいい。っつーかマスクマンの皆さん縦にも横にも厚みもガタイ良すぎてヤバい。俺の知っているルチャドールと違う。
解説で話が挙がっていたが、ワグナーのマスク?は怒ると黒になるらしい。インド神話の女神感を感じました。
熊野はスポット復帰なのかな?怪我で休業状態だったかと聞いたけど、彰俊さんのために参戦したようだ。
AMAKUSAはいつだったか大怪我したと聞いたけど、復活してたのか。よかったよかった。
なんかそれぞれちょっと顔見せしてEitaとクリアリーが気が合わねぇなとかやってたら谷口がタップして終わったって感じで全く試合の印象がない。谷口は昔と大して変わらんのなーと。
チームノアvsオールレベリオン(リベリオン?)チームノアは彰俊さんの所属チームなんだってさ。
太鼓の乱れうちってそんなに出せる技じゃなかろう、と思ったらあれは彰俊さん(というか平成維震軍)オマージュらしい。
久々に良さげな潮崎……というか「ヘビー級がパワーで圧倒する」みたいな試合を見たような。アレハンドロの技を切り返してのゴーフラッシャーよかったなぁ。
ヨシタツ……もとい山本君は全日本の仕事無くなったんですかね?沼澤邪鬼みたいなペイントまでして大変ね。
佐々木憂流迦はええなぁ。瞬時の判断・センスがいい。引き出し色々あるなぁという感じがして、見ていて楽しい。総格の下地があるとはいえ、プロレス初めてそんなに時間が経っていない人とは思えん。初め聞いた時、何でデビュー間もない人が中邑真輔とシングルやるの!?と思ったけど、これは面白そうだと考えを改めました。その試合から何を吸収できるか、って意味でも。
平たく言うと、この試合は良い人vs悪い人の構図だったけど、いい爽快感がある試合だったな。
なんてむさ苦しいカードなんだ(爆)でも最近のプロレスで大幅に減りつつあるものがここにあった気がするぞ。
実は近ちゃんだけ一応ジュニアなんだけど、全く違和感なく溶け込んでたぞ。
試合前にドーピング*1があったのですが、あれいつもの感じなんでしょうか。
藤田楽しそうだったなぁ。前もそういう記事読んだけど、ノアでプロレスするの楽しいんだろうね。
試合は肉と肉がひたすらぶつかり合ってると思ったら征矢が3カウントを取られた。息もつかせぬ肉弾戦って感じで頭空っぽで楽しめる、非常に楽しい試合だった、パワー!
ところで征矢が大分イメージと違うと思ったが、髭がないせいか?個人的にこういう感じのイメージなもんで。
RATEL'S対決。ちょっとメンバーは代わったが、再結成?したみたい。各々がいたユニットが崩壊したからちゃうかなー。
菊池悠斗は、道頓堀プロレスから来た選手のようで、子どもの頃からRATEL'Sの先輩方を見て育ってきたみたいな選手であるらしい。身体能力も高い。わかりやすい動きをするので見ていて楽しいと思うぞ。あ、第2試合で出てきた晴斗希も同じなんだ。小峠とか原田とか、あの辺のルートは非常に良い選手を連れてくるやな。
あわや菊池がHAYATAから3カウントを奪うか、というシーンもあったけど、チャンピオンの逆転勝ち。でも菊池から、若いから何が劣ってる・何が足りないみたいなのは全く感じず、ほぼほぼ互角の戦いをしていたと思います。これは挑戦者組が勝ったとしても納得できた内容だったな。
もうあらゆるムーブが見ていて楽しいし、四者四様の個性が出ていた。このような選手がいるなら、試合ができるなら、ノアは大丈夫だなと思いました、この時は。
お前らもう絶対解散すんなよ、と思うユニットであり、試合でした。にしても「金髪夫婦」はガチ公式なんやな、って…
うーん、あんまピンと来なかった。
第6試合が良すぎた。
試合順としてはセミファイナル。でもこの試合が、実質今日のメインなのではないか。
試合を見ながら色々思い出してたけど、そういえば近年彰俊さんと丸藤が試合したことあったかなぁって。大人数タッグのカード辺りでは当たっていると思うけど、あんまりシングルでやり合っているイメージがないなぁ。
試合は、良い意味で普通。いつもの二人。来週もこんな感じで試合してそうな気がした。
「彰俊さんまだできるんじゃん」って思いながら見送るのは、幸せなことかもしれない。引退試合をしたくても、ドクターストップがかかってて試合すらできなくて、1度受け身取るとかちょっとパフォーマンスするとかしかできない選手もいてましたから、最後の最後までバッチバチにやり合う姿を見れたのは、ホントに幸せなことだと思うよ。
アイアンクロースラムを出した時に、実況がバイソン・スミスの名前を出した。バイソンっつーとバイソン・デニエルのイメージなんだけど、そうだアイアンクロースラムもあったなぁ。彰俊さんは三沢さんだけじゃない、色々背負っているのだなと。そういえば試合後のマイクでも、バイソンのことを意識しているのかなというフレーズがあった。
hochi.news
この試合が決まったのが、丸藤のエメラルドフロウジョンではなく、彰俊さんのバックドロップでもなく、ランニングエルボーというのが……しかもランニングエルボーって、彰俊さんのバックドロップを受けて、即座に起き上がって、それからエルボー連打から繰り出した技だからね。エルボーが三沢さんの代名詞の1つであるのもそうだけど、丸藤がバックドロップを食らってすぐに起き上がったというのが、彰俊さんのしがらみを取り払ったような、そんな感じがしてならなかった。プロレスなんだけど、泣いてしまった。彰俊さんはあの日から、バックドロップを封印していたと聞いたから尚更。
今日の大会は、この試合がメインで良かったと思う。でも彰俊さんは試合後のマイクで「これから一ノアのファンになるけど、その一番初めに見れる試合が、この後のGHCヘビーの試合なんて最高だ」と言った。彰俊さんにとってはあくまでこの試合は、前座なんだ。今日は彰俊さんが主役で良いのに、と思ったけど、その言葉もノアを思っているからなのだろうな。
彰俊さんがああ言った傍から悪いんだけど、私清宮がシャイニングウィザードで3カウント取るのなんか許せないのだわ。確か小川さん・ザックのタッグと試合した時もそうだったと思うけど、まったく技の威力に説得力を感じなくて「何で今の技で3カウントになるの?」ってなるんだ。シャイニングウィザードじゃない技だったら、違う感じ方をするかもしれないけど。
そして試合後のお客さんのリアクションが薄かったのも気になる。ちらっと客席が映った時、思ったほど入っていないのか?という気がしたのと、そもそもノアの客層ってあまり騒がしい感じではなかったと思うが……こう、こういう時はドッカンドッカンと歓声が上がるべきだと思うんだよ、私の思いはひねくれた少数派であってさ。
- 試合後
ああいう展開を彰俊さんの引退試合でしない方がよかったんじゃないかな。最近の新日本とかあの辺のパクリみたいだなぁと思ったけど(ちゃんと見てないから詳しいこと知らんけど)、メインで観客の気持ちいい感情を壊して帰らせるの流行ってるんですかね?ホントいらんことしている。
私個人がそういう展開が嫌いなのもあるんですが、ノア全体の展開としては知らんけど、少なくともこの大会で望まれてるのはそれじゃないんじゃないの。百歩譲ってメインじゃない試合でやってたら別にここまでは思わなかった。
途中までまたノア観に行こうかなって思ってたけど、こんな展開やってる程度なら、ないな。やっぱやめとこう。
*1:藤田・征矢組が赤まむしドリンク飲んでただけ。