ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

8/14 鷺宮製作所vs青山学院大学【オープン戦】

もう10月の半ばになるっちゅーのに今更感ありますが、夏休みの自由研究・その2。
スタメンはこちら。

<先攻・鷺宮製作所
1(指)茶谷
2(中)新納
3(遊)保戸田
4(一)大坂
5(三)吉濱
6(左)津久井
7(右)秦
8(二)山原
9(捕)内野
(投)及川
<後攻・青山学院大学
1(指)浅井
2(左)長野
3(一)井上
4(三)三浦
5(捕)西川尚
6(遊)泉口
7(右)前川
8(二)西川藍
9(中)山本皓
(投)鈴木駿

鷺宮の先発は及川君。青学の出身なんだね。凱旋登板になるのか。

その及川君のピッチングですが、初回から先頭バッターにヒットを許したり、エラーされたりと2アウト一三塁のピンチになったり。2回には1アウト二塁になったり。3回表には先頭の浅井君にツーベースを打たれ、ノーアウト二塁のピンチになるも、連続三振を奪取して2アウトまで持ち込みます。しかし、四番の三浦君に内野安打を打たれ、一三塁となったところで、続く西川尚希君の打席で保戸田君がエラーし、青学が先制。続く泉口君にはタイムリーを許し、1点の追加点を許します。
さらに4回表、またも保戸田君がエラーし、先頭バッターが出塁。内野安打にバントが決まって、1アウト二三塁。ここで長野君がタイムリーツーベースを放って2点を追加。さらに井上君がヒットで続き、2アウト二三塁となって、前の回先制点をゲットした西川尚希君に回ってくると、レフトへの見事な3ランを放ち、青学はこの回一挙5点を追加しました。
及川君はね、別にダメなわけではないと思うんだ。毎回先頭バッターを出していたのは良くなかったけれども。6回に初めて(かつ、この試合の鷺宮の投手で唯一)ランナーを出さずにイニングを終わらせることができていたし、空振りを取る球が良かったので、ちゃんとやればいけるピッチャーだと思うんです。
それにしても、守備の足の引っ張りぶりが本当にひどかった。得点に絡んだ保戸田君の2エラーも含めて、4回までに発生したエラーは3つ。スコア上はエラー扱いではないけど「これエラーですよね?」というプレーも3つか4つあったんじゃないかと思う。以前の首脳陣だったら試合後怒号を発するんじゃないかと思うレベル。*1
んで、鷺宮の打線はというと、青学の先発・鈴木君の前にろくにランナーも出せない状態。
それにしても鈴木君、私が観に行ったときは背番号が8だった。

最近投手で背番号が1桁のピッチャーをたまに見るけど、8番なんていかにも野手な番号を付けている選手は初めて見るなぁ。
鈴木君は7回まで投げたけど、鷺宮に一度も三塁を踏まえせてなかったな。ピンチがあったのは、6回表に1アウト一二塁になったのと、7回表にツーベースを打たれた時ぐらいか。6回のピンチはゲッツーで凌いだし、7回にツーベースを打たれたのは2アウトからというのもあって、冷静に処理していたような。
ちなみに、7回を投げて被安打は散発の4に2四死球だから、先発としては十二分に仕事をしたと思います。最近東都は全然見てないから、どの選手がいいとか、どの学校がいいとか全然知らないんだけど、これはいい選手を知ることができました。収穫収穫。
そして試合は7回裏。ここから及川君に代わって渡辺君が登板。全くストライクが入る気配がないピッチングからの2連続フォアボール。そして野手のフィルダースチョイス。犠牲フライで1点を取られる。すないぽ。何しに出てきたんだレベルのピッチングですが、1失点で済んだのが奇跡ですね。
そして、8回裏に3番手で出てきた川畑君も3連打を食らって点を取られてて、やれやれだぜみたいな。そういえば、直前の8回表に茶谷君が2ランを打ってましたが、試合の内容が全体的にひどいもんで、だから何?状態ですね。
というわけで、9‐2で青山学院大学が勝利しました。

この日は確か日中の気温が34度ぐらいで、全く雲がなくて陰ることが一切なかったので、暑さのあまりグラウンド整備の最中にキャンパス内の日陰に逃げ込んで涼んだりしていました。そういう時にこういう試合を観ると精神的にキツい。オープン戦だけど。

<本日の投手リレー>
鷺宮製作所:及川(6回)‐渡辺政(1回)‐川畑(1回)
青山学院大学:鈴木駿(7回)‐山田(1回)‐上野(1回)

*1:数年前の関東選抜リーグか何かの試合だったと思いますが、鷺宮の試合後のベンチからガチの怒鳴り声が聞こえたことがあって(誰の声かは不明)このチーム怖すぎワロタ、と思った覚えがあります。