ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/11 首都大学野球1部秋季リーグ・第1週 帝京大学vs日本体育大学【リモート観戦】

7回途中までです。


スタメンはこちら。

<先攻・帝京大学
1(中)草野
2(指)山本
3(一)島野
4(右)光本
5(左)岡野龍
6(二)宮川
7(捕)大友
8(遊)佐久間
9(三)柴田
(投)鈴木
<後攻・日本体育大学
1(遊)松浦
2(中)中妻
3(三)小儀
4(投)矢澤
5(左)猪原
6(捕)打田
7(一)竹田
8(右)南
9(二)中島

>4(投)矢澤
最近プロ野球をずっと見ていたので、一瞬「えっ!?」と思いましたが、首都ではよくあることでしたね。失敬失敬。
その矢澤君、初回に先頭バッターをフォアボールで出すというところは、春と変わらないのかなという感じがしましたが、変化球がキレッキレでしたね。
何て言うんでしょう……左バッターでよくこういうのが見受けられたんですが、変化球がすごい内角に来ると思って、ピッチャーに背中を向けるような感じで避けたら、インコースのすごい良いところに入ってストライクになる、みたいな変化球が結構あったんですよ。こういうのは私が今日見た7イニングまでで何度も見たから、偶然とかそういうのではないと思います。解説によれば、左バッターから見て変化球が物凄く曲がるように見えるのではないか、とのことでしたが…ああいうのは、春の試合では見た覚えがないな。やはり矢澤君はまだまだ進化していますね。150kmとか出してましたしね。左ピッチャーだと石井弘寿以来ですね(永遠に挙げられる名前)
対する帝京大の先発・鈴木君は、すごいゆるカーブで日体大打線を幻惑。ランナーはちょいちょい出してましたけど、牽制がかなり上手いみたいで、ヒットを打たれる→牽制で狙撃してアウト、というプレーが2度ほどありました。
しかし4回裏、1アウトから猪原君がヒットで出塁。続く打田君はファーストゴロでしたが、投手との連携というか、イマイチ息が合わなかったようでアウトにできず(記録はエラー)、さらに暴投も相まって1アウト二三塁。ここで迎えた竹田君はショートゴロ。カメラの角度的にランナーの状況が見えずアレだったのですが、帝京大の遊撃手はホームでのアウトは不可と判断したようで三塁に送球。二塁ランナーはアウトになりましたが、この間にランナーが生還したので、日体大が1点を先制します。
ゴロの間の1点なら、まだまだチャンスあるでしょ、と言いたいところですが、帝京大は矢澤君相手に全く歯が立たず。私が見たのは7回を投げきったところまでですが、この間に打ったヒットは1本だけ。フォアボールも実はたったの2個だけで、矢澤君のコントロールの精度はかなり向上しています。今日の試合では3回表にフォアボールとフィルダースチョイスとバントで1アウト二三塁にしたのが最大のチャンスだったのではなかろうか。これでも矢澤君危なげなかったけどね。


帝京大はその後継投に入り、7回からは粂君が登板しますが、この粂君が打線に捕まってしまいます。
1アウトを取ってから、松浦君は粘ってフォアボールをゲット。続く中妻君がエンドランを仕掛けたようで、これが成功し、一三塁に。ここで小儀君がタイムリーを放ち、日体大が大きな追加点をゲットします。その後の矢澤君は抑えて、猪原君の打席でなんか満塁になってる…と見届けたところで観戦終了。
7回は何とか1点で凌いだようですが、8回に松浦君のタイムリーで、日体大がさらに2点を追加したようです。うーん…色々思うところはあるけど、最終的に矢澤君からヒットを2本しか打てなかったので、まずこの辺どうにかしないと始まらないよなぁって感じですかね。
というわけで、4‐0で日体大が勝利しました。

<本日の投手リレー>
帝京大学:鈴木(3回・2/3)‐井田(1/3回)‐西澤(2回)‐粂(2回)
日本体育大学:矢澤(9回)


  • 本日の初見殺し

竹田君の下の名前。そういう読みもあるのか、と…

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まじで今日良いところがなかったので、ちょっとだけだけど…
井田君ってたまに見かけるけど、いつもいい仕事をするんですよね。大体ワンポイントみたいな感じで、1イニング未満だけどしっかり抑えて帰っていく、みたいな。プロ野球で例えると誰だろう?最近の選手だと嘉弥真君みたいな感じ?個人的にはこういう、セットアッパーの一歩手前ぐらいの役割をするピッチャーで一番理想的な選手って橋本武広なんだけど(だから橋本が好きで解説をよく聞いてるわけですね)
ちょいちょい名前を見ている気がしたけど、スコア見返したけど2~3回ぐらいしか見たことなかったみたい。それよりか粂君が酷使されていて絶望しました…毎ページで名前を見るというか、岡野君が完投する日以外は大体投げてますね…

  • どうかご無事で

それにしても、矢澤君が大分完成されていてヤバいね。もうちょっと打てたらパーフェクトなんだろうけど、そういう化け物が大谷翔平君以外にポンポン出てきちゃうと日本おかしくなっちゃうから(爆)
でも矢澤君はまだ3年生で、ドラフトまでまだまだなんだよね……なんか余計なプレーして怪我したり調子崩したりしないように、何もしないほうがいいんじゃないかという気さえしてきました。1年間無病息災を祈り続けよう。
いやー…心配しすぎなんだとは思うけどさ。
野手の話なんだけど、大学3年生の時に神のような成績を叩き出したんだけど、4年生になってかなり調子を落として、でもプロ志望届出したら普通にドラフトに引っかかって、しかし全く成績を残せずに叩かれたり、叩く以前に消息さえわからなくなった選手が、私の記憶の中にいたりしたものですから。
ちなみに彼らの名前をぶっちゃけると、伊藤隼太とか土生翔平とかいったりしますね。誰も信じてくれないと思うけど、ランナー貯めて打順を回すと恐ろしくなるほど、3年の時の成績とオーラは本当にすごかったんや…