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高校野球は全く見てないけどさ、野球の試合を見ていて思うんだけど、どこの学校にも応援の専門部隊がいるわけではないし(もしかしているほうが稀なのだろうかと思ったり)、いたとしても野球のために何人も人的リソースを割けるとも限らないと思うんだよね。
で、応援なんてなくていいじゃん、といったらそういうわけでもないと思うんですよね。大抵応援の人数や声の大きさや何やらが大きいところが優勢になる……というより、相手の応援に圧倒されて、そのプレッシャーに押し潰されて流れが悪くなってしまうというか。そういう試合は高校野球でも実際にあって、ニュースでもいくらか取り上げられていると思う。
投げる技術・打つ技術以外にも野球で負けないための要素は多々あると思います。そんな中で彼らは試合に出れないなりに「どうしたらチームに貢献できるか」を考えていて、結果編み出された、自分にできることだと思ったのがこれなんだよ。100%ふざけているわけではないんだよ。50%ぐらいはふざけているかもしれんが(爆)いや私はそれでも許容するよ(爆)
で、そんな感じで彼らなりに工夫して、試行錯誤した応援の力は、間違いなくグラウンドの選手を後押しする。文字通り、選手の力になる。私はそういう試合を何試合も見てきた。だから、色々言う輩もいるだろうが、私は彼が間違っているとは思わない。ただ、相手に対するリスペクトを忘れないように、相手をディスらないように、とだけ。それさえ忘れず、楽しくやってくれれば何だっていいと私は思う。
こういうことをしている彼の名前や、彼らが何者であるかは、観戦者である私には全く不明で、基本的には「あの時スタンドで踊っていた、部員と思しき男性」ぐらいのことしかわからずに終わり、何年も過ぎる。たまぁ~に後からこういうニュースで知れたりするだけ。
だけど、そんな彼らも試合を構成する重要なピースだと思っているので、私はグラウンドは勿論、ベンチも、スタンドも見ている。そしてニヤニヤしている。何回も言っていることだけど。
ところで、そんな彼らのことを「いいなぁ」と思うのは、勿論若さゆえの勢いがあるのもそうだと思うんだけど、私が女性であるためか、或いは性別とか関係なく単に陰キャだからか、「私にはこういうことはできない」と思うんだよね。
自分にできないことをできる人というのは、羨ましく思い、眩しく感じるものさ。