ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

都市対抗・12日目

夜勤明けです。
夜勤シフトのおかげで、割と試合と、表彰式をガッツリ見れた。
受賞者一式は以下。
mainichi.jp
小野賞に四銀と西部ガスを選んだのは素晴らしい。というか盲点だった。そういう選び方もアリか!と。
それから若獅子賞。特に調べないで喋るけど、若獅子に選ばれるのって、基本的にベスト4以上のチームからだと思ってたんだよね。NTT西日本の藤井君はベスト8までには残ったからともかく、2回戦で敗退した倉敷オーシャンズから廣畑君が選ばれたのが意外。素晴らしいとインパクトを残したのは間違いないんだけど、2回戦で去ったのを忘れるほどの絶大なインパクトを皆に与えたんだろうね。正直、表彰式で三菱のユニフォームを着ている選手がダイヤモンドの外に立っているのを見て、遠目で誰か全くわからなくて「三菱…?何三菱だあの選手…?」となったのは内緒ね…


そしてHondaの優勝。
3Hondaが揃って出場して1回戦を勝ち抜いたのは80回大会以来だよ!この時優勝したのは狭山のHondaだよ!と言ったとはいえ、フラグの回収が早すぎるよHonda……これは今後Hondaの法則になっていくんですかねぇ。そのためには、鈴鹿と熊本も負けられないな。
しかし、Hondaが優勝したことで、来年の南関東が4枠にもなってしまった。これは来年もハナマウイあるで!ってことで期待が高まりますね。


以下、ちょっと微妙な話をするね。




















www.sponichi.co.jp
これね、今年プロ経験者のコーチを招聘しているけどね、実はHondaの首脳陣は去年と比べて総とっかえしているのですよ。
メンツは岡野さん、西郷さん、筑川さん、佐伯さん、上田さん…と、平たく言うと前回優勝時のメンバーなのですよ。
確かに、去年までのHondaの成績ははっきり言ってポンコツだったので、これら首脳陣全員の粛清も止む無しではあったと思う。
でも、これら伝説のHonda戦士を粛清して、呼んだのがそれ!?という気持ちが、春先はちょっとあったのですね。まぁ、多播さんもいるので(爆)全部をまるっと批判するではないですが………コーチとしての実力は知らないんだけど、彼らの現役時代を知っているので、それでビミョーな気持ちになってしまったのですね。
しかし、この総とっかえは都市対抗優勝という結果をもたらした。それも、たった1年足らずで。
これが本当に正解だったかどうかは来年も見てみないと、断言できない部分もあるけど……
歴戦の勇者を敬う気持ちは勿論大事。でも、それに固執していてはいつまでも進化できないのかもしれない。
こういう時、血の入れ替えという言葉をよく使うと思うのだけど、Hondaはその血の入れ替えを断行し、成功した。
この決断って、実はすごいよな。具体的にどこを見ながらとは言わないけど、現役時代優秀だった自軍OBを全力で切り捨ててチームの改革に乗り出すことって、なかなかできないと思うのです。
Hondaは狭山だけじゃなく、鈴鹿・熊本も含めて組織的に強化を行っていると聞いたことがあるけど、勝つために本気なんだなと改めて感じた次第でした。