ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/6 首都大学野球1部春季リーグ戦・第6週 筑波大学vs東海大学【リモート観戦】

今週は3戦目までもつれ込んだ各カードを消化していきます。
ところで本日の大田スタジアムは風が強かったようです。
映像は勿論、マイクが思いっきり風を拾っていたのと、途中の割とガチめな放送席の悲鳴から、風の強さがよくわかりました……
首都の放送席は、大田だとバックネット裏の一番上の席ら辺?に相当しますので、思いっきり外です。


スタメンはこちら。

<先攻・筑波大学
1(中)石毛
2(二)永戸
3(三)生島
4(指)西浦
5(一)藤代
6(遊)宮澤
7(左)山田航
8(捕)成沢
9(右)岡城
(投)村上
<後攻・東海大学
1(右)金城
2(三)森
3(二)石川
4(一)柴田
5(左)森下
6(指)鵜沼
7(中)大前
8(遊)蟹谷
9(捕)柳
(投)諸隈

2回表、筑波大は先頭の藤代君がヒットで出塁すると、宮澤君は三塁方向へのバント。しかしこの時のプレーがイマイチだったようで、筑波大はオールセーフ。藤代君は三塁まで進塁。正直この時のプレーはよく見えなかったが、放送席はカバーに入ったセカンドの捕球ミスと判定していたな。スコア上はサードにエラーが付いていたが。*1
ノーアウト一三塁の場面で、回ってきた山田君はセカンドフライ。しかし続く成沢君はレフトへのヒットを放ち、これでランナーが一人還って筑波大が先制します。
続く3回表、この回は1アウトから生島君がツーベースで出塁。この打球だけど、ライト方向へ上がったのが、大分風で戻されたようで、さすがの金城君も追いつかずポテンヒットのようになったって感じの当たりだったかな。
東海大はここで諸隈君から庄司君へ交代。諸隈君は先週好投しているし、失点も1だけなので、なんか勿体ない気がしちゃったな。
で、代わった庄司君ですが、西浦君・藤代君としっかり抑えて、この回はゼロに抑えました。この後の投球を見ても継投は決して間違いではないんだけど、東海大ってなんかこうモヤモヤする継投をする気がするんだよな。ピッチャーの気持ち考えてる?って思ってしまうというか、これを非情の采配というのも違う気がして。


庄司君はそのまま投げ続け、イニング数にして5、回にして8回表まで投げ続けました。
この回先頭の永戸君にヒットを許すと、さらに生島君にも打たれ一二塁。ここで西浦君はバントで二三塁。そういえば中継で、西浦君自身が言っていたのか文脈的にアレですが、西浦君は打撃の調子が悪かったらしいです。確かに今日はここまでノーヒットだったのであれですが……打撃の調子悪い人は満塁ホームランを含む4安打5打点なんて成績叩き出したりしませんよ(つい先週の話)
ここで迎えた藤代君は左中間を真っ二つに割るような大きな当たりを放ち、これでランナー2人が還って、筑波大が追加点。藤代君も三塁に到達するタイムリスリーベースとなりました。藤代君はこれで本日3安打なので、調子が良いですね。
庄司君はこれで交代し、植田君がマウンドに上がります。上田君は以前も見かけたけど、ちょっとタメのある、ちょっと腕下がり気味の左腕って感じですね。
その植田君が迎えるは宮澤君。宮澤君はこの場面でスクイズ。これがバッチリ決まって、三塁ランナーが生還。筑波大が追加点を挙げます。
9回表、東海大は森木君が登板。1年生の選手で球が速いらしいですが、確かにスピードガンに映った数字はそこそこでしたが……1アウトから石毛君にヒットを許すと、永戸君はゲッツーコースなショートゴロに打ち取りますが、途中送球が乱れたようで、バッターランナーの永戸君はセーフ。生島君すないぽでランナーが二人たまると、筑波大はダブルスチールを敢行し、オールセーフ・ランナー二三塁と進んだところで暴投。簡単に筑波大に追加点が入りました。


ここまで筑波大の攻撃のことしか書いていませんが、東海大の攻撃は……うん。
2回裏に連打でノーアウト一二塁のチャンスを作った場面がありましたが、そのぐらいかなぁ。筑波大の先発・村上君は結構フォアボール出しがちだったんだけど、とはいえヒットが出なければどうしようもないわね、って感じ。割と淡々としていたような。今週は1日しかないから、筑波大も寺澤君を出したりして、盤石の投手リレーでしたし。
そういえば今日、ライナーアウトが非常に多かったですが、たまたまなのかな?風で流されてライナーになった、なんて打球はなかったと思うけど、天気が関係したりするのかな。
というわけで、5‐0で筑波大学が勝利しました。

<本日の投手リレー>
筑波大学:村上(6回)‐寺澤(2回)‐北爪(1回)
東海大学:諸隈(2回・1/3)‐庄司(5回)‐植田結(2/3回)‐森木千(1回)

東海大学さんは未だ勝ち点ゼロでヤバいわよこれは…

ちゃんとデータ見てないけど、首都大学野球連盟に所属している大学で、東海大に勝ち越している大学はなかったと思うので、逆に苦手意識を持っていない学校はないと思うんだ。
ちなみに筑波大が東海大から勝ち点を取ったのは5年ぶりなんだそうです。
5年ぶりってどんな時代だよ、と自分の過去の観戦記録を見ましたが、どうやら2018年は首都への観戦は1回も行っていなかったようで、はっきりとはわかりませんが……前後の時代から、今ENEOSにいる加藤君とか、今ヤマハにいる村木君とかがいた時代ぐらいまで遡るかなと思います。

  • こちらが本職でしたか

昨日、ぷろやきうではヤクルトは長岡のサヨナラホームランで勝利しまして、それもあって永戸君について少し話が弾んだのですが、中継情報によると、永戸君は高校時代ヤクルトの長岡と二遊間を組んでいたらしい。単にリスペクトしているだけではなく、同じグラウンド上で一緒にプレーしてたのね。
この時は長岡がショートで、永戸君がセカンドだったとのこと。去年とか、セカンドには小川君がいたこともあって、永戸君はショートに入ることが多かった気がするけど、永戸君はむしろセカンドが本職なのかな。今の筑波大のショートは宮澤君でバッチリだし、ピッタリなのかもな。宮澤君も1年生なのにようやっとる。
んじゃあこのままセカンドを極めてゆくゆくはヤクルトのセカンドに、などと妄想を膨らませていましたが、普段のヤクルトのセカンドの人を思い出し俺は考えるのをやめた。何だろうね…「ヤクルトのセカンド」っていうか、この選手ってポジションのイメージが何故かないんよな…山田哲人 is 山田哲人、みたいな…

*1:前々から言っているけど、こういうプレーには送球側にエラーが付きやすいと思う。