今日はどこの試合を見ようか結構悩みましたが、確かめたいことが出てきたので、等々力を選択しました。
スタメンはこちら。
<先攻・茨城トヨペット>
1(指)所
2(二)伊藤
3(遊)斎藤
4(一)酒巻
5(三)宮里
6(右)比留間
7(中)武藤健
8(捕)峯尾
9(左)近藤
(投)小野
<後攻・JR東日本>
1(指)菅田
2(中)篠田
3(二)杉崎成輝
4(三)髙橋
5(遊)海﨑
6(右)山内
7(一)杉崎成
8(捕)栗田
9(左)栗林
(投)森畑
- 確かめたかったこと・その1
JR東日本には「杉崎成輝」と「杉崎成」という選手がいる。
「崎」が「﨑」だったりするみたいな違いもなく、この場合電光掲示板にはどう表示されるんだ…?と、気になったのです。
昔、法政大学に清水雄二という選手がいて、他にも清水雄〇という選手がいたようで、電光掲示板には「清水二」と表示されていたことがありましたので、2文字目を使うパターンだろうかと読んでいたんですが、正解は上記の通り「どっちもフルネームで表示する」でした。

ただ、古い球場だと3文字までしか表示できない場合もあったりするので、常にこうとは限らんと思います。その時はさすがに2文字目を使うんじゃないかな。
っつーかね、この2人は昔から紛らわしいと思っていたんですよ(爆)2人とも東海大付属〇〇高校出身だしさ、しばらく同一人物と勘違いしていました(爆)
2人とも良い選手なのも知っています。でも「何で社会人にしてついに同じチームにしたの?絶対わざとでしょ」って思ってしまいますよこんなん(爆)
ちなみに、成輝君のほうは「すぎざき」と濁り、成君のほうは濁らないので、そこで簡単に区別はつきます。電光掲示板には全く関係のない要素だがな。
- では試合です
JR東日本の先発は森畑君。新人さんです。


大丈夫です。今回はばっちり覚えています。2年前の横浜市長杯でチェック済みでした。
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その立ち上がりは完璧。何も言うことはない。これはもう、さすがって感じですね。

一方、茨城トヨペットの先発・小野君。2年目の選手かな。こちらの立ち上がりも素晴らしい。

この両先発の立ち上がりを見て、これは投手戦になるぞと思ってしまいました。とんだ早とちりでした。
先手を取ったのはJR東日本。2アウトからながら、篠田君がヒットで出塁すると、杉崎成輝君への代打・福武君がフォアボールを選ぶ。さらに髙橋君の当たりは強めのショートゴロ。遊撃手がダイブしながら何とか止めたって感じの打球だったのもあって、オールセーフで満塁に。二塁や三塁ランナーがちょっと飛び出していたこともあり、アウトを狙って送球していましたが、あれは変に欲張らなくて全然良い。止めただけでも十分って感じの当たりだったし、焦ってアウトを取りに行って悪送球になったら余計に悲しいからね。
で、迎えた海﨑君にはストフォアで押し出し。JR東日本が先制します。
続いては長打が怖い山内君でしたが、ここは凡打に打ち取り、JR東日本の得点は押し出しの1点のみ。いやはや、茨城トヨペットはよくここを凌いだと思いました。下手したら爆発炎上のビッグイニングになってもおかしくなかったと思いますので。
その直後の4回表、茨城トヨペットは先頭の伊藤君がツーベースで出塁すると、斎藤君の当たりは進塁打となり、1アウト三塁。ここで酒巻君がレフトへのタイムリーを放ち、茨城トヨペットが同点に追い付きます。


さらに宮里君はフォアボールをゲット。ところでこの宮里君との対戦での森畑君、早々に2ストライクに追い込んだのに、そこから4球連続でボールを投げてのフォアボールだったな。あと酒巻君との対戦の時にもあったけど、打者の顔の前を掠めたり、すっぽ抜けたかなって感じとか、とにかくコントロールが随分乱れたなって感じの投球が結構見られたな、先頭打者にいきなり得点圏に行かれたからかわからないけど、急に崩れちゃった感じだったな。
で、ランナー2人が溜まったところで、迎えるは熱男・比留間君。熱男の由来はこちらをご参照ください。私が勝手に呼んでるだけだけど(爆)
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比留間君も早々に2ストライクと追い込まれる。しかし続く3球目をフルスイング。

打球はぐんぐん伸びて、そのまま左中間ら辺のスタンドにイン。というわけで、比留間君の3ランで茨城トヨペットは大きな追加点をゲット。これはまごうことなき熱男ですわ。

6回表、JR東日本のマウンドには山﨑君が上がっています。前の回の頭から登板していて、これで2イニング目です。あ、森畑君は4回を投げ切ったところで降板しています。
しかし今回は先頭の宮里君にヒットで出塁を許してしまいます。比留間君は3バント失敗に倒れますが、武藤君には右中間ら辺にツーベースを打たれ、1アウト二三塁。
ここでJR東日本はピッチャーを交代させます。山﨑君に代わって、新人の諸隈君が登板です。

…こういう場面で大学時代からよく知るピッチャーを見ると、こう……ものすごい推していたわけでもないのに、なんか辛くなるのは何でなんですかね…
早速迎えた峯尾君にフォアボールを与え、満塁。いきなり不穏な感じ。近藤君の当たりはファーストゴロ。ホームフォースアウトを選択し、アウトカウントが1つ増えて、尚も満塁の状態。ここで茨城トヨペットは代打・大松君を起用。しかし大松君にはストフォアで押し出し。続く伊藤君もフォアボールで押し出し。この連続押し出しの辺り、ストライクが全く入らん感じだったのが気になる。さらに斎藤君のショートゴロな当たりを遊撃手が悪送球し、これでランナー1人が還る。
ここで諸隈君は降板。なんだろうね、エラーも絡んだし可哀想、って感じはするんだけどね、でもこの登板・このイニングで3四球はどうも言い訳しようがないというか……
代わって登板したのは小谷野君。最近JR東日本のことをチェックし直し始めたばかりなのでアレですが、小谷野君って困った時の的な感じの使われ方が多いんですかね?良いように言ったが、「起用が雑」な気がしてならないのですが…
で、小谷野君は満塁の場面でまさかの暴投で失点。そして酒巻君にすないぽでまた満塁。打者が一巡して、宮里君への代走・牧君に打順が回ってきてしまいました。が、牧君は抑えて、この回は終了。
えーと、6回表の茨城トヨペットの得点は合計4点。内訳は既に記載の通り、押し出し×2、エラー、暴投です。これただのJR東日本くんの自滅ではないですかね…
6回表終了時点で、8‐1で茨城トヨペットがリードする展開。7点差ということは……そうだね、コールドだね。
いやぁJR東日本がここでコールド負けは流石にヤバいでしょ、と思っていたら、その裏に1アウトランナー二塁の場面から山内君が2ランを放ち、点差を5点に縮めます。これで何とかコールド圏内からは脱出。
しかし6回裏のJR東日本の得点はこれのみ。
茨城トヨペットは4回から2番手として南君が登板していまして、これが3イニング目でした。3アウトを取ってベンチに戻る時、南君が「すみません!」と謝っとったのが聞こえましたが、「そういう日もある」「(点取られても)勝っていればいいから」という、チームメイトのフォローの声も聞こえました。やさC。そういう気持ちの余裕大事だね。
っていうかね、南君は確かに2ランを打たれはしたが、完璧に捉えられたというより、フラフラっと上がったフライの打球が、風に乗ったか何かでそのままスタンドインしたって感じなんだよね。打った山内君がすごいって感じの当たりなのかもしれない。それにこの6回を迎えるまでヒットを許しておらず、フォアボールも出していないから、内容としてはかなり良かったと思いますよ。私の近くにいたおじさんも褒めてました(主語を大きくしようとする)
あと、南君は実は新人さんです。新人ながら、あのJR東日本をしっかり抑えられたのは大きい収穫と思っていいと思います。
7回表、JR東日本のマウンドにはこの回も小谷野君が上がります。
しかし先頭の比留間君にヒットを許すと、続く武藤君にセンターオーバー・フェンス直撃な当たりを打たれます。これでランナーは生還。打った武藤君も三塁まで到達するタイムリースリーベースとなり、茨城トヨペットが9点目をゲット。峯尾君を打ち取ったところで、小谷野君は降板。石上君に交代します。しかし近藤君にセンターへ抜かれ、茨城トヨペットが10点目をゲット。この時のJR東日本の内野陣が結構前進守備めに見えたので、この10点目が入るのは阻止したかったのではないかと思いますが……さっき取った2点をあっさり打ち消されてしまいました。
茨城トヨペットの攻撃はまだまだ続きまして、代打からDHに入っている大松君にフォアボールを与えると、伊藤君にはヒットを許します。レフトからのバックホームを狙った送球はダイナミックに逸れ、ランナーは生還し、尚も二三塁。続く斎藤君の当たりはファーストゴロでしたが、これで三塁ランナーが生還。茨城トヨペットは12点目をゲットしました。
茨城トヨペットは、7回のマウンドに杉山君を登板させます。こちらも新人さんですね。
しかし初登板ということもあってか、先頭で途中出場の倉石君にストフォアを与えてしまいます。さらに菅田君の打席で暴投。得点圏にランナーを進められてしまいます。っても今や9点差ありますんでね(あっさり)
その後フォアボールをもう1個出してしまったりはしましたが、失点やヒットはなく、無事に7回表の3アウトを取れました。まぁまぁ、初めての登板はこんなもんでしょう。投げきれたことも収穫や。
というわけで、12‐3で茨城トヨペットが7回コールド勝ちを収めました。

書き間違いでも何でもない、事実茨城トヨペットが12点を取って勝ったんです。いいね?
<本日の投手リレー>
茨城トヨペット:小野(3回)‐南(3回)‐杉山(1回)
JR東日本:森畑(4回)‐山﨑(1回・1/3回)‐諸隈(1/3回)‐小谷野(2/3回)‐石上(2/3回)
にしても、今日はJR東日本やらかし回だったとしても、あまりにも派手にやらかした回だったような…
- やらかしとは言うが
JR東日本の捕手でいつも出てるのって、岩本君じゃなかったっけ?それか渡辺君?と思って、去年の都市対抗のデータを参考にしようと見たのですが、去年の都市対抗でのJR東日本の捕手は、辻野とかいう選手でした(爆)そっか、そっちに補強されてたんだっけか…
なのでよくわかんなかったですが(雑)先発は新人の栗田君だったのもあって、いつものキャッチャーじゃないからなのかな、という思いも過ぎったりしました。仮にそうだったとしても、それじゃダメなんだけどさ。
- 確かめたかったこと・その2
試合の流れの中で良い感じの確認タイミングがなかったので、ここに記載しますが……
茨城トヨペットの織田君が、外野手登録になっていたのです。
織田君は私のストライクなサイドスローの投手だったはずです。ちゃんとエビデンスもあります。
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が、シートノック時はナチュラルに外野守備に入っていました。
あと一塁コーチを担当してもいました。織田君が二刀流などという情報はどこにもなかったので予想外であった。
- これはまぐれではない
さすがにこんな大差がつくとは思わなかったけど。
www.sponichi.co.jp
今年の都市対抗の北関東枠が3に増えたが、それは去年の北関東二次予選で結果を出したからではないかと思っています。茨城トヨペットだけじゃなく、他のチームもそうだけどね。
謙虚なのは勿論いいけど、間違いなく実力のあるチームだから、もっと自信を持っていいと思うんだ。
- そういえばあれどうなりました?
JR東日本のコーチに木本さんが加わりました。なつかC。

木本さんといえば、個人的にはこの記事を思い出します。
これ、あの後どうなったのかな、って。
記事の内容から、木本さんの個人的な活動ではないと思うから、人が入れ替わって続くのかな、と思ったんだよね。続報とか定期報告がないから(あるなら教えて(爆))、現状どこまでやれているのかわからないけど。
逆に続かないと、この話って野球に限らず部活動の大きな課題になっているから、これで続けられなかったら大分どうしようもないのでは?とも思うのですよ。他の競技だと分からないけど、野球はJABAっていうそれなりに大きな組織があるから、人手の問題は大丈夫なんじゃないかなと思うんだよね。地域によっては難しいかもしれないけど、少なくともここで取り上げられた柏市ならその辺も問題ないと思うし、木本さんのように柏に縁のある選手・OBは多いはずである。JR東日本柏グラウンドってもんがあるし。
全然関係ないけど、JR東日本柏グラウンドの最寄り駅って我孫子駅の認識ですが、立地的にはちゃんと柏市内にあるんだね。いや、これ書く時に「あれ?そういえば」と思ったので(爆)