ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/21 関東選抜リーグ・後期 茨城トヨペットvsテイ・エステック【公式戦】

テイ・エステックを現地で見るのは初めてです。よろしくお願いいたします。


スタメンはこちら。

<先攻・茨城トヨペット
1(一)酒巻
2(右)比留間
3(指)大松
4(三)宮里
5(捕)峯尾
6(中)武藤健
7(左)上杉
8(遊)山田
9(二)齊藤
(投)髙﨑
<後攻・テイ・エステック>
1(三)辻井
2(二)大角
3(右)深澤
4(左)平井
5(遊)阿保
6(捕)髙木
7(指)柄澤
8(一)鳥井
9(中)鷲田
(投)八木橋

茨城トヨペットの先発は髙﨑君。3年目の選手です。

本日バッテリーを組む峯尾君とは國學院大の同級生でもある。と同時に、この二人は誕生日が1日違いだそうで、試合前からもうネタの多いバッテリーです。
で、その髙﨑君のピッチングですが……わかんねぇ。何て言葉にしたらいいかわからん。
わからんので、とりあえず私が見た事実をふわっと書く。
・初回は辻井君にストフォア→大角君バント→深澤君ゴロ→平井君ストフォア→阿保君三振。ちなみにストフォアは全部「全然ストライク入らん」系のストフォア。
・2回は割かし安定して抑える。球数8球と省エネ。
・3回、2アウトから大角君にスリーベースを打たれたり深澤君にフォアボール与えたり。ややボール先行しがち。感じは初回と似ている。
・4回、フォアボールとヒットで2アウト一二塁。鷲田君に内野安打になりかねない微妙な当たりを打たれるも、二塁走者が三塁をちょっぴりオーバーランしたところを刺したので助かる。
・5回、ややバックに足を引っ張られるも何とかする。
・6回、先頭の高木君・柄澤君に連打を食らい、色々あって2アウト一三塁となったところで降板。
……正直、あんまり良くはなかったんじゃないかと思います。ただ、書きながら悟りましたが、大体助かっている場合は、テイ・エステックの打線が早打ちで凡打になってくれた時なので、そういう投球術をするピッチャーなのだと思います。そういうことにしようウン。
という感じで、髙﨑君が苦しんでるんだかデフォルトなんだか判別し難いピッチングをしている中、4回表のこと。
この回先頭の宮里君がフォアボールを選ぶと、峯尾君はストフォア、武藤君はヒットでノーアウト満塁。ここで上杉君が放った打球はショートゴロでしたが、フォースアウトは難しく、テイ・エステック側はバッターランナーをアウトにすることを選択。というわけで、茨城トヨペットが1点を先制します。
続く山田君はライトへヒットを放ち、これでランナー2人が還って、茨城トヨペットはもう2点をゲット。良い当たりでした。




ここでテイ・エステックの先発・八木橋君は降板。髙﨑君の内容が色んな意味で濃かったので紹介が遅れましたが(爆)1年目のピッチャーです。

なんか私の写真だと妙にヒョロく見えるな(爆)実際細身の選手ですが……148kmみたいな球を普通に放れるものの、コントロールに難アリなのかな?というのが見受けられる。立ち上がりは結構良かったのと、球速もあいまって「おっ」と思いましたが、なんか回を追うごとに悪くなっていったというか……なんかね、ポテンシャルは高いのだろうけど色々勿体ないな、という印象です。まぁまだ1年目ですから、これからでしょう。
で、テイ・エステックは2番手として森本君を登板させます。森本君は斎藤君にヒット、酒巻君にすないぽとで満塁のピンチを招きますが、比留間君は空振り三振、大松君は凡打に打ち取り、役目を果たしました。一応点取られてないし役目果たしたでいいんだよ(迫真)


話を髙﨑君のところでした内容に戻そう。
6回裏、色々あって2アウト一三塁となったところで、茨城トヨペットは髙﨑君に代わって織田君が登板します。

髙﨑君の降板前、監督さん自らマウンドに行って話をして、それからマウンドを降りていました。
織田君は獨協大のご出身なので、首都のアレで名前は存じ上げております。2021年秋のリーグ戦でMVPも獲ってますし。
しかし名前を知っているだけで、ピッチングは今日初めて見たのですが…君このタイプのサイドスローだったのか、びっくりしたぜ。


最近、各地で私に対し怒濤の変則フォーム攻勢を仕掛けてくるのは、何の思し召しでしょうか(爆)確かに一時期プロレスばっかり見てたけど、今は野球しか見てないから!全然写真の整理できてないし、次の予定1大会しかないから!(爆)
BladeCatcherは変則フォームが大好きです。変則フォームを贔屓します。でも、変則フォームが万能ではないことは当然理解しています。
二盗でランナー二三塁と変わったところで、迎えた辻井君が放った当たりは、ライト長打コースな当たり。これでランナー二人が生還し、テイ・エステックが1点差に詰め寄ります。打った辻井君も二塁まで進みますが、後が続かず。テイ・エステックの半夏身は2点のみ。

失点はしましたが、織田君はその後も投げ続けます。7回は打者3人で抑えましたが、8回裏のこと。
この回先頭の髙木君がヒットで出塁すると、代打の浅見君はバント。全くの余談ですが、茨城トヨペット側にも浅見という選手がいまして、ちょうど8回裏からファーストの守備に就いており、浅見君のバントを処理し浅見君にタッチするという出来事がありました。それだけです。
テイ・エステックはさらに代打として、友田君を起用。友田君は起用に応えヒットを放ち、一三塁となります。ここで迎えた、途中出場の久保君はレフトへの当たりを放つ。

もうちょっとライン寄りだったら長打コースかも、という感じの当たりでしたが、これはフライとして捕球されます。しかし犠牲フライには十分で、これで三塁ランナーが生還。テイ・エステックが同点に追いつきます。
続く辻井君は申告敬遠で、尚も一二塁の場面でしたが、後が続かず同点止まりで、テイ・エステックの攻撃は終了。
9回裏、茨城トヨペットは織田君に代わって稲荷田君が登板。獨協リレーいいですね。

しかし稲荷田君は1アウトから、平井君にストフォアを与えて出塁を許します。確かこの9回裏辺りもまた雨が強くなってきてですね…試合が動きそうなところで急に天気が変わるのは困ったものね。

この写真で、雨の感じがわかりますでしょうか……雨が分かるような写真を撮りたかっただけで、テイ・エステックベンチを被写体にしたのは、深い意味はないです。
で、途中出場の三口君もヒットで続き、髙木君にはフォアボールで満塁。ここで迎えるは、代打で出てDHに入っている浅見君。その浅見君の当たりは、センターへのフライ。犠牲フライには十分そうな飛距離。

三塁ランナーは当然タッチアップ敢行。するとセンターからかなり良い返球が返り、ボールが先に本塁へ還ってくる。しかしキャッチャーボールをこぼしてしまい、そこに三塁ランナーが飛び込む。判定は勿論セーフ。

…この写真の数コマぐらい後、ランナーとキャッチャーがぶつかっていたように見えたが……特にキャッチャーは頭がぶつったようにも見えるんだけど、大丈夫だっただろうか。少し立ち上がるのに時間がかかっていたようだけど…
というわけで、4‐3でテイ・エステックがサヨナラ勝ちを収めました。

<本日の投手リレー>
茨城トヨペット:髙﨑(5回・2/3)‐織田(2回・1/3)‐稲荷田(2/3回)
テイ・エステック:八木橋(3回・1/3)‐森本(5回・2/3)

あっ、やべえ、森本君のこと書くの忘れてた(ここで思い出す)

森本君ですが、4回表にリリースして以降、ずっと投げ続けていました。非常に安定していまして、1個すないぽしたのと、ヒット1本、あとエラーでの出塁(これピッチャー強襲の当たりだったからヒット扱いでいい気がしますが)を散発で許したぐらいか。非常に安定していました。後半の茨城トヨペットの攻撃の印象が全くないのですが、それは森本君の好投があったからですね。

  • そういえば試合前

第1試合と第2試合のチームの入れ替わりのタイミングぐらいで、東芝の田中君と比留間君がガッチリ握手を交わしているのを見かけました。
実はお二人とも日大三高の出身で、田中君のほうが2個上みたいです。ということは、1年ぐらいは一緒にやってたりするのだろうか。
大学の先輩に挨拶する、って光景はよく見かけますが、高校での間柄ではあまり見たことがなかったので、印象的でした。大学は違うけど、リーグは同じだから(田中君は日大で、比留間君は立正)そこの接点もあるのかもしれないけどね。

  • テイ・エステックを見に来たからには

門馬君をチェックしなきゃな。


お元気そうで何より。

  • あの彼らなら普通にやっていそうと思いましたが

第1試合の日通vs東芝戦でもちょっと書きましたが、今日は天気が不安定で、雨が降ったり止んだり、あと強い風が結構吹いていたり。特に上空は、旗のはためき具合的にずっと強風が吹き荒れていたのではないかと思います。
いかにも落球みたいなプレーはありませんでしたが、選手が苦戦しているのは仕草からちょいちょい見受けられました。
何回の出来事だったか忘れてしまいましたが(8回表だったような)、この時三塁ファールゾーンに上がった当たりがあり、左翼手が追いかけたものの捕れず。続いてまた同じような当たりが打ち上がったのですが、これを三塁手が捕りに行こうとして、やはり捕れず。
これを見た遊撃手「二人じゃダメなんで次僕が捕りに行きますw」みたいな宣言をし、これを聞いた三塁手から「最初からそうしろw」的なツッコミが入る。
このような、遊撃手:三口君と三塁手:辻井君の漫才やり取りが見受けられたんですが、これ上武大にありがちなことなんでしょうか?(二人は上武大の後輩/先輩)上武大はスタンドにばかり注目してしまって、あまりグラウンドの選手のやり取りとかに目がいかなくてな…
こんなやりとりをしているだけではなく、三口君と辻井君はよく他の野手・投手に声をかけているシーンを見ました。二人とも良い選手です。

  • 既視感

ってなわけで辻井君は上武大OBなのですが、でも「上武大の辻井」ってどこかで見たような?と自分のレポを遡ったところ、思ったより昔でした。
bladecatcher.hatenadiary.jp
「見た」という記憶はあったけど「四番だった」という記憶は全くなかった……
しかしいつの時代もそうですが、何故上武大の過去の記録を振り返るといつも「濃すぎるだいたいわかる」という気分になるのだろうか。

  • そういうわけで

テイ・エステックは色々面白いということがわかりましたので、また折を見て観に行きます!

  • ところで

阿保君のプロフィールを拝見して思ったのが……もしかしてご兄弟がいらっしゃったりしないだろうか…