※一度うpした後、ちょっと修正したら記事全体がおかしくなってしまい、改めて一から書いた箇所がちょいちょいあります。ご容赦ください。
やきうのシーズンが終わったので、そろそろプロレスへの活動を始めようと思います…
というのもあるけど、それ以上に見たいと思ったカードが、この試合にはあった。
で、久しぶりに書きますが、ダムズの大会恒例ですが、、本記事では流血や鋭利なものが多数出てきますので、ご容赦の上、記事をご覧いただきますよう、お願いいたします。
- 第0試合:シングルマッチ ドラゴン・リブレ vs 五十嵐玲也
買い物してたから見てない。
レッカ君とバラモン兄弟の連携が全くできておらず誤爆祭りで負けたって感じっすな。
「こいつは俺たちが責任をもって国に帰します!!」は草。
アカレンジャーズ+αvsF-SWAGってところ。
久しぶりに見たけど相変わらず変わり映えしない試合するなこいつら、と思っていたら、F-SWAGから進が追放された。
全ての発端というか、進は政岡が引き連れてきた結果で戻りになったわけだが、いつの話だったか……とレポをさかのぼったが、書いていなかった。あのシーンは不愉快すぎて書かなかったんだ。今でも不愉快さを思い出すほどだから仕方ないね。
3人体制になったのは、確か2023年の3月以降ぐらいじゃないかな。だから2年半ぐらい持った感じか。2023年3月以降のどっかでガイアが加入したから、政岡・進の2人体制だともうちょっと歴史がある。
なので政岡ってば、自分から引き入れといて、いらなくなったら捨てるのかーと、件のシーンを見て思いましたが、シナリオの人そこまで考えてないと思うよ。
尚、進のことは拳剛兄貴が救出し、肩を貸していました、最初は進は拒否していましたが、いいから!って感じの拳剛兄貴に折れたように、肩を借りてバックステージに下がっていったのでした。
スクランブルバンクハウスデスマッチということで、有刺鉄線バットの奪い合いで試合が開始されるわけですが、何故か「騎馬戦をやるぞ!」と言い出す植木。「普通にやったらつまんねえだろ!」ってのはまぁ、ごもっともなんですが。
「1人足りねえだろ!」と杉浦から突っ込まれるも、たまたまお手伝いでリングサイドにいた296さんを巻き込み、4人チームを結成。

しかし、ダムズ軍も1人足りない。どうしたもんかと辺りを見回し、南側の席を指さし「あ!」と声を上げる杉浦。なんと南側のある席に影山道雄が座っているではありませんか。
Q.影山道雄って誰?
A.愛知界隈のインディーとか、大日本のリングに上がったりしている。杉浦や正岡はもともとそちらの団体出身なのでつながりがある。ちなみに近くの席のプロレス博識ニキの話が漏れ聞こえたのによると、「名古屋のカリスマ」と呼ばれているらしい。

というわけで、影山を巻き込み何とか両チーム騎馬戦を完成させ、激突!

この写真の直後に両チームの騎馬は崩壊しました。「なんなんだこの時間!」と杉浦が言うてましたが、会場の全員がそう思っていたと思います。ちなみにこの後、影山は元の席に戻り、最後まで観戦していました。仕込みなのかガチの偶然なのか本当にわかりづらいぞこれは。
試合中、靴にアクシデントがあったらしく、突然「裸足になる」などと言い出す植木。悪戦苦闘しつつも片方だけですが靴を脱ぐ。靴下も脱ぎ、それが客席に向けて放り投げられた時、悲鳴が上がったのは何故なんですかね(※思いのほか飛ばず、客席に行く前に296さんにキャッチされました。助かりました)
すると植木、正岡を捕獲し、正岡の靴を脱がせにかかる。


このシーンを見ている間「強姦」の2文字がずっと脳内にあったんですが、何故なんですかね。
デスマッチファイターなのに(靴を)胸毛の変質者に脱がせられ「助けてー!!」と叫ぶ正岡を見て、可哀想だと思いましたが、笑いが止まりませんでした(爆)
ちなみに、その後ろではこの通り普通にプロレスが繰り広げられていました。6人タッグマッチとは何だったのか。っていうか杉浦はそんなところにいないで正岡を助けに行ってやれよ平田はちょっとほっといても大丈夫なんだから(爆)

そんなこんながあって、正岡は(靴を)脱がされてしまいました。正岡は裸足デスマッチ、やったことあったかなぁ。初めてなんじゃないかな。
というわけで、裸足デスマッチの処女は植木に奪われました。可哀想だと思いました。有刺鉄線バットを踏まされて、割とガチ目に「痛ぇ!」と叫んでいましたが、裸足デスマッチに挑まされた人ってほぼ90%ガチで痛がりますよね………我々一般人だって、靴に入り込んだような小さな石粒を踏んでもかなり痛いですからね。そりゃあもう有刺鉄線を踏むとか、想像したくない痛みでしょう………皆さん、足の裏は労りましょう。

試合は、有刺鉄線バットをこの通り踏み悶絶している植木を正岡が丸め込んで勝利。

…有刺鉄線を踏んだ足の裏に冷却スプレーをかけて、果たして治療になるんでしょうかそれは…
- 第4試合:KING of FREEDOM WORLD JUNIOR HEAVY WEIGHT CHAMPIONSHIP ○拳剛(第5代王者)(16分13秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)関札皓太●(挑戦者)
関札は3年前に見たことがあるね。
bladecatcher.hatenadiary.jp
この時は大日本の所属だったけど、今はフリーとなりダムズのリングに上がっているようです。大日本所属選手のフリーになる率と、その後ダムズに参戦する率がやたら高いのは何なんですかね…

以前見た時は肩乗りトカゲさんだったが、全身に巻き付くほど大きな蛇に進化していたとはたまげたなぁ。ポケモン的な考え方すれば、トカゲが蛇に進化するってのはあり得ますよね。ツタージャ・ジャノビー→ジャローダみたいなもんよ(爆)
ちなみにこれ、頭部と足のところを外した後、胴体に巻き付いてる部分はスカートを脱ぐ要領で外すみたいです。
このような扱いから、彼(彼女?)所謂ガウンとかコスチュームの一部みたいな存在では全くないことがわかります。

とまぁ、試合開始前から個性爆発な関札ですが、試合内容もいい。とにかくスピーディーだし、何より空中殺法が光る。今のダムズのベビーで空中殺法ができるのはリブレぐらいかな。でも単に飛んだり跳ねたりできるというアレではなくて、空中での姿勢がめちゃくちゃ良いことから、身体能力がずば抜けて高いんだなと、そういうのを感じられる選手です。あと逆水平の威力が高くて、実はパワーもあるという。ダムズのジュニア戦線は大分マンネリ気味ですが、関札も本格的に絡んできたら面白くなりそうだなぁ。
テクニックが高い拳剛兄貴とは大分スイングしてたなぁ。見応え十分。久しぶりにダムズジュニアの試合が面白いと思いました。
最後は拳剛兄貴が垂直落下式ブレーンバスターで〆。

試合後の仕草を見ていても、この二人は割といい関係を築けそうではないですかね。

- 第5試合:KING of FREEDOM WORLD TAG CHAMPIONSHIP The Ring is Heaven or Hell〜天国か地獄〜セルフアイテム持ち込み式デスマッチ 竹田誠志、○伊東優作(第26代王者)(17分43秒 レフェリーストップ)葛西純、渡瀬瑞基●(挑戦者)
渡瀬はガンプロのレスラー。何故かデスマッチに足を踏み入れることになってしまった若いレスラーです。葛西のせいで人生を狂わされたレスラーと言えよう。

見た目から若いレスラーだと思ったが、キャリア10年ぐらいか。プロレス的に言うと若いほうだと思うが……ホラ、プロレスって40過ぎてから全盛期みたいな選手も最近多いし、他のスポーツと同じ物差しで、年齢だけでは測れないものがあってな…
しかしデスマッチ歴は本当に浅く、今年の8.26にデスマッチデビューしたばかりとのこと。デスマッチの実戦経験も数試合あるかどうかじゃなかろうか。
なので、デスマッチファイター初心者特有の竹田の洗礼を食らっていました。
まず早速、ガジェットを渡瀬君に渡す竹田。勿論、竹田の手にもガジェットがあります。

ちなみに、よく見るガジェットよりちょっと大きめ。デカガジェットと呼んでいました。
明日はダムズホール!
— 竹田 誠志 (@crazykid0813) 2025年11月12日
ヘルブリンガーズ6度目の防衛戦。
渡瀬&葛西とはドロドロな試合をしたいが渡瀬が何処まで付いてくるかな?
今年守り続けたベルトそう簡単に渡さない。明日もきっちり地獄へ送る。そんな明日持ち込むのは日本じゃあまり見ないサイズのガジェットだ!
血祭り確定✂️🩸#pw_freedoms https://t.co/YACoIGjmOr pic.twitter.com/ojaazw2h9H
こんなものと手渡されて困惑する渡瀬。訓練されたデスマッチファンなら、この後どうすべきかわかるよね。
そうだね、自分の額に打ち付けるんだね。

この狂った所業にひたすら困惑している渡瀬。

一般的な感覚だとそりゃ困惑するよね。ただ、一般常識を持ち合わせてデスマッチのリングに上がるようでは、まだまだだね。
当然、普通の人に額にガジェットを打ち付けるなんてできるわけがなく、もたもたしていると竹田にキレられながらガジェットを強制的に食らわされていました。


これねぇ、流血具合が映えるからね。これは確かに血祭り確定ですわ。
他にも、さんざん竹田というデスマッチファイターを食らわされていました。でも恒例の顔面整形はさすがにレベルが高すぎたのか受けてなかったな。葛西が受けてました。



ボディスラムで椅子の上に叩きつけておいて「自分のことも投げろ」と仁王立ちする竹田。

で、投げつけられると「気持ちいい~!!」などと宣っていましたが、痛がっている仕草を僕は見逃しませんでした(爆)気持ちよくても痛みがなければデスマッチじゃないからねしょうがないね。
竹田の相方の伊東もデスマッチの先輩として洗礼を食らわす。

渡瀬の傷口に噛みついて血を吹き上げていました。見ないうちに大分くるってるな!(褒めています)

こちら、本日の目玉・爪楊枝付きバット(?)勿論、刺すほうは上を向いています。
これを人間の体に打ち付けるとどうなるか、皆は分かるかな?


このように、爪楊枝でもすっごい人間の肉にぶっ刺さります。これってトリビアになりませんか?(爆)
で、この爪楊枝は伊東やバーブに抜いてもらっていますしたが、意外と簡単に全部抜けきれず、一旦リング外にエスケープし、上級救命講習を長年受講しているというガチめな応急処置スキル持ちの吉野レフェリーに処置してもらっていました。吉野レフェリーは次戦のレフェリー担当なのにお疲れ様です…
で、この後、日頃いいように竹田に使われている伊藤がこの通り積年の恨みを晴らしつつ、

終盤は伊東と渡瀬とで一騎打ち。渡瀬は蛸墨を食らい、蛸罠も食らうがカウント2で返す。伊東はさらにトラロープでチョーク攻撃。近くの席のプロレス博識ニキの話によると、これはミスター・ポーゴリスペクトらしい。以前藤田ミノルが鎖鎌を使っていたりしたけど、先駆者は偉大だなとしみじみ思います。

だんだん渡瀬君が落ちてきて、バーブはレフェリーストップを指示。ゴングが鳴って、ヘルブリンガーズが勝利。デスマッチは何でもありだけど、こういう決着のつき方は初めて見たな。
これに葛西激おこ。こんな風にバーブに詰め寄ってるところなんて見たことない。

観客目線では、バーブの判断が変だとは思わなかったが……ただ、渡瀬は落ちきってはいなかったので、ちょっと早くない?という気持ちはわからんでもない。
レフェリー判断に不服な挑戦者組に対し「勝ちは勝ちだ。そんなに悔しいならもっと早く本気出せよ」的なことを言う伊東。しかし渡瀬は「ギブアップしてないし、気持ちも折れちゃいない」と反論。このもやもやした感じを晴らすため、12.25に伊東と渡瀬君でシングルをやろう、という話になりました。
若干置いてきぼりな伊東の相方・竹田はこれに便乗し「12.25はKFCシングルのベルトに挑戦したい」と宣言。
その場にいた12.25・Blood X'masのプロデューサー・葛西は、プロデューサー権限でこれを受諾。しかし「交換条件がある」と。「近いうちにタッグのベルトにまた挑戦させろ」と。これには王者組も快諾していました。
で、3人がそれぞれわがままを言ったというのもあり、葛西も自分もと1つわがままを言っていました。
12.25にハードコアでやりたい選手がいる、と。ECW(ともう1個団体を挙げていた気がするけど聞き取れなかった)みたいな試合をしたいと。
その選手の名は―――鷹木信悟。
いや、会場はどよめいたね。私もどよめいた。
確かに、先日社長さんとの交流もあったし、新日本プロレスさんとのコネは結構太くなったと思うけど、鷹木ってハードコアのイメージなんて全くないけどなぁ。
あと、この時点の話だと「やりたいなぁ」レベルの話っぽくて、まだ確定ではありませんでした。
しかし試合後日が経っても動きは見られず、最近新日本×ダムズ関係で記事にしてくれることもある東スポさんのほうを見ても動きが見られない。
どうしたもんか、と思っていたら。
鷹木信悟が狂猿からのハードコアマッチを受託!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2025年11月20日
FREEDOMS軍が後楽園ホールのバックステージに襲来、仲裁に入った外道もヒートアップ!!
プロレスリングFREEDOMS『Blood X'mas 2025』12月25日(木)後楽園大会で、鷹木信悟&外道vs葛西純&杉浦透が電撃決定!!https://t.co/nXE9W7AW9D#pw_freedoms pic.twitter.com/1nq3cBGNho
\12・25(木)『 Blood X'mas 2025 』後楽園ホール大会、追加決定対戦カード!!
— プロレスリングFREEDOMS (@PW_FREEDOMS) 2025年11月21日
新日本プロレスから鷹木信悟、外道組が参戦!/
『 Blood X'mas 2025 』
12月25日(木)
東京・後楽園ホール
試合開始18:30
◇ハードコアタッグマッチ
葛西純、杉浦透 vs 鷹木信悟、外道(新日本プロレス)… pic.twitter.com/GLPrnnPaFU
いきなりシングルはないだろうとは思っていたものの、外道さんも来てくれるとはおいしいなぁ。でも鷹木と外道さんの関係性がよくわからんな。最近の新日本の勢力図は詳しくないのですが、ちょっと前まで鷹木と外道さんって敵対関係だったような気がしたけど……L・I・Jも解散したし色々変わったのかな。
で、何でここに杉浦がいるのかってアレですが、どうやらカリスマに感化されたようです。
カリスマが購入して気になっていた「我道驀進」を杉浦も購入!!
— 杉浦透"S.T.R"11.24刈谷マン (@sugiuraman_106) 2025年11月17日
鷹木信悟!メチャクチャ熱い男じゃねぇか!!
ただ熱い気持ちじゃ杉浦も負けてないぞ。
鷹木信悟のハートに杉浦透の名を刻みたい!!!! pic.twitter.com/RJdxQKH1IF
杉浦がそういう気持ちになるのは凄くわかる!!
— 葛西純 (@crazymonkey0909) 2025年11月17日
そして
オレっちも杉浦透vs鷹木信悟は観てみたい!!
他の奴等がしゃしゃり出てきたのなら「割り込んでくるな!」ってなるけどな
鷹木信悟を12/25ブラッドクリスマスのリングに上げる為、まずは2人で動き出そう https://t.co/1pkfmBlryE
…ということがあって、2人で新日本プロレスさんのところに乗り込んだって感じのようです。ストーリーがネットのやり取りを絡めつつ進んでいくのは最近のプロレスでは割とよくあることです。
で、12.25までまだ日があるわけですが………もしかしたら、かつてデスペがそうしてくれたように、高橋ヒロムもそうしてくれたように、12.25の前にダムズのリングに鷹木がやってくるなんてこともあるかもしれません。知らんけど。
- 第6試合:KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP FORCE PARADOX〜止まらぬ力と動かぬ意志〜 TLC of DEATH + 蛍光灯デスマッチ ○ビオレント・ジャック(第24代王者)(20分45秒 Jack Pack on the 蛍光灯→体固め)マンモス佐々木●(挑戦者)
このカードが見たくて後楽園に来た。

マンモスがKFCシングルのベルトに挑戦するのは、団体ができてから初めてになります。いつもは名タッグ屋さんだったり、良き脇役になることが多い気がするマンモスですが、こんなデカいんだもん、主人公したっていいじゃない。かつてはそんな風に周囲に期待されていた時代もあったと思うんだ……うん。ダムズが生まれるよりも前の時代だけど…
ゴング開始からぶつかり合う肉弾戦を展開していました。デスマッチ要素がオマケっぽい感じがしましたが、そんなKFCシングルも珍しいな。KFCシングル=ゴリッゴリのデスマッチになることが多いじゃないですか。
でも、このカードがデスマッチと銘打たれていなかったとしても、好カードになったのではなかろうか。と考えると、昨今色々なプロレスがあって、どれも面白いけど「大きい人たちがぶつかり合い、戦う」ってのが、やっぱりプロレスの面白さの原点というか、ベースにあるところなのかなぁという気がします。











マンモスといえばラダーみたいなところある。で、ラダーを使った押し合い圧し合いですな。ジャックからラダーを持ちだして「やろう」と言っていました。




あと、この試合にはセットの1つにテーブルがありました。ハードコア戦だとテーブルを使う団体が多いですが、ダムズって意外とテーブルは使わないような気がします。

テーブルがあるからには真っ二つにしなきゃ(使命感)


近くの席のプロレス博識ニキの話がちょいと聞こえたけど、多少のFMW成分が今日のマンモスの戦い方にはあったのだろうか。
私の知見で理解できたFMW成分は、パワーボムの態勢になって「アッサムボム!」と叫んでいたところかな。ジャックに防がれて不発に終わっちゃいましたが。アッサムボムといったらアレだよね、ザ・グラジエーターの必殺技だよね。
ja.wikipedia.org
そう考えると、このファルコンアローも意味のあるものだったのだろうか。

ファルコンアロー自体は使い手もそこそこいて、今や珍しい技ではないと思うけど、マンモスって普段ファルコンアロー使ってたかなぁ?と現地で見た瞬間思ったのです。少なくとも私の記憶にはない。
もしやと思って調べたら、ファルコンアローという技を初めて開発したのはハヤブサだったのですね。
試合はジャックがマンモスホームラン返しを食らわせ、

必殺のパッケージドライバーで勝利、これ、週刊プロレスの試合結果速報を見たら「Jack Pack」ってなってたんだけど、必殺技に固有名詞が強くようになったのだろうか。*1
試合後、ジャックはマンモスに深々と頭を下げる。日本式感謝の表現。

ジャックのマイクの第一声は「マンモス佐々木はモンスターだ」という称賛。メキシコの怪獣が言うのだから間違いない。

ジャックはダムズに参戦して十数年。日本滞在の期間もイコールなのかな?ジャックは、若い頃の自分をバカガイジンと(ある意味本来の意味で)卑下しつつ、マンモスに対しそんなバカガイジンな自分に色々教えてくれてありがとう、と言っていました。ジャックとマンモスはタッグ戦線でもよく一緒にやっていたし、プライベートなところも含めて色々お世話になったのだろうね。
プライベートなところだと、ジャックには忘れがたい思い出があるようで、2人でなのかな?焼肉屋に行って16~17人分食って、18杯分飲んだこと、ジャックはその後すぐ寝てしまったのにマンモスはコンビニに行ってさらに買い足していたという話が暴露され、プロレスラー超人伝説によくあるエピソードだなぁとほっこりしました(爆)マンモスは力士出身だから、その分もっとすごいんだと思うよ。これはモンスターですわ。
マンモスもジャックを称えつつ、ジャックは勿論、このベルトを賭けて戦ったデスマッチファイターに失礼のないよう、過去の自分と今の自分を全部出せるように戦ったと言っていました。「過去の自分」ってところが、試合中にそこはかとなく感じたFMW成分なのかなぁ。
マンモス佐々木に人間としてもたくさんのことを教わったとビオレント・ジャック。例えば「謙虚さ。マンモさんはジェントルマンだから」。それを後進にも伝えたいと。ハードコアの師匠クレイジー・ボーイはFMWに参戦しており「その時からマンモさんとの絆がある」。#pw_freedoms pic.twitter.com/qGfhZMGPlJ
— 橋本宗洋 (@Hassy0924) 2025年11月13日
あ、なるほど。そういうつながりもあったか。
そしてマンモスはマイクのやり取りを、この一言で締めました。
「また飲みに行こうや」

KFCシングルにしては流血が少なめな気がしましたが、それでも大満足な試合でした。そしてKFCシングル戦終了後の爽やかな読後感よ。2人のほっこり感も相まって、爽やかさマシマシだったと思います。
リングを去るマンモスに大きな拍手が送られました。ジャックが「もっともっとォー!!」と拍手とコールを煽り、それにマイクを向けていたのもよかった。



で、「次の相手は誰だ?Who is next?」と呼びかけると、竹田が登場。そうね、さっきプロデューサー権限で次のベルトの挑戦者になっていいって言われたもんね。
「俺はなぁ、血に飢えてんだよ」と、さっきの爽やかさを見事に吹っ飛ばし血みどろに塗り替えつつ。次のクリスマスを待て!となりました。
*1:多くの選手が使う技でも、自分専用の固有名詞を付けて必殺技化するのはプロレスではよくあること。