ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4.20 プロレスリングFREEDOMS『GWの主役は俺だ!2023』in新木場1stRING

遅くなりましたが、4月に見た試合です。
……これより前に見た試合のレポもあるんだけど(爆)最近のダムズに色々思うところあるので、先にうpします。
ほんでいつものことですが、本記事では流血や鋭利なものが多数出てきますので、ご容赦の上、記事をご覧いただきますよう、お願いいたします。

EREの試合なので、マネージャーとして植木がついてくる。二人邪険にされつつも、二人が脱ぎ捨てたTシャツを畳んだり、退場時にTシャツをちゃんと回収して帰っていくところにそこはかとない甲斐甲斐しさを感じました。

ドリューはデスマッチは辞めるけど、これからも純プロの試合で普通に参戦していく感じなのかな。いやいや良い事。やっぱり楽しいんだよね、ドリューの入場の時に手拍子するのが…
でも、ドリューが純プロの試合してるの、初めて見るかもな。ダムズではデスマッチかハードコアやってるところしか見た覚えがない……なのでGENさんや高岩に一方的にやられるのが、なんか新鮮ですねぇ。


試合は佐久田がGENさんを丸め込み勝利。
合体技のブレーンバスターを食らったり、

GENさんの必殺バックドロップを食らったりもしたが、

よく逆転しました。

佐久田はもっとデスマッチをしろと思うんだけど、3.23の時もそうだけど、普通にプロレスしても良い試合をするから困るのよな。

  • 第2試合:藤田ミノルダムズ復帰戦・タッグマッチ ◯藤田ミノル、香取貴大(13分44秒 SAYONARA→片エビ固め)ドラゴン・リブレ●、レッカ

ミノルの復帰戦……なのだけど、びっくりするぐらい試合内容が印象に残らなかった。
一番印象に残ったのは、香取への声援はそこそこ飛ぶのにリブレへの声援は煽っても全く飛ばず(約1名熱心に応援してくれた人がいたようだが)、レッカ君も言うてたが恥ずかしくなってしまうなあれな。
もしかしたらSNS上には沢山ファンがいるのかもしれないが、現地のオーディエンスの反応が、その選手への直接的な評価になるんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
いやーだって、香取は色々と成長が見られるけど(あとあのルックスは一部界隈の女子にはかなりウケるやな多分)、リブレはそういうの全くないもんな。体が大きくなるとかそういうのもないし。
ちなみにフィニッシュのSAYONARAという技は、ツームストン・パイルドライバーのこと。
…あれ、昔ノアに参戦していた外国人レスラーでSAYONARAって技をフィニッシュに使う選手いたよなぁと思ってググったところ、ドノバン・モーガンだったそうだそうだ。ちなみにドノバン・モーガンが使うSAYONARAはチキンウィング・パイルドライバー派生のダブルアーム式フェースバスターなので、全く別物になります。

  • 第3試合:拳剛ダムズ復帰戦・タッグマッチ 神威、●拳剛(9分17秒 首固め)政岡純○、進祐哉

拳剛兄貴の復帰戦なので、仕方ないですがこのだせぇチンピラ共の試合に触れます。
こいつら嫌いなんだよね。普通に面白くないんだ。
政岡は技をあんまり受けてくれないから(私が理想としている)プロレスが成立しない。プロレスは相手を立てることも大切だってそれ一。っつーか受けないってことは、受ける技術がない=下手ってことなのかな。受けるレスラーは須らく上手だからな。
その代わり進が受け役をやることが多いのだが………進ってさ、去年の3月にやりたいことがあるってダムズを退団したんですよ。結局何がやりたかったのか知らんけど、ノアに参戦して怪我してダムズに帰ってきたみたい。怪我したというのはプロレス選手名鑑情報なので詳しいことは知らんけど、これがかつてダムズでタッグ組んでたHAYATAを追っての末路だと思うと哀れだというのと、今現在ダムズにのうのうと参戦しているのを見ていいんだね殺っちゃっての頃の永田さんとか佐々木健介を思い出して、笑ってしまうんだよね。まぁプロレスの世界には割とよくあることだと思いますが、復帰の時の態度が、いやぁプロレス上のギミックだってわかってるんだけど、ダムズをdisりおって、糞ぶっかけに来たのかなって感じですごい気に入らなかったな。温かく送り出してやったのは誰だと思ってるんだろうね。
で、所謂ダムズ正規軍に永田さんのようなこわい人がいないから、普通に面白くないんだよな。どっちもどっち。何でどの団体も所謂正規軍ってショボく、情けなくなっちゃうんだろうね。
ハードコアやデスマッチじゃない試合が全てつまらないとは言わない。だって第1試合は面白かったもの。私はそこまでデスマッチ信者ではない。
ただ、GENさんや高岩と他の選手の差がありすぎるのと、やっぱりデスマッチファイターは須らくプロレスが上手い理論は正しいのだなと。
だもんで、自分の好みじゃない、つまらない試合を一生懸命見てもしょうがないし、カメラの容量使いたくないし、レポを書く労力も使いたくない。私が買ったチケット代すら、あんたらの評価にされたくない。私はあんたらに金を払ってるんじゃないんだ。
叩き潰され、痛みに悶え苦しみ、歯を食いしばり、倒れ、泣き叫び、血を流せ。そしたらちゃんと評価してあげるよ。ワンパターンの展開と感情しかないプロレスはつまらんのだよ。

  • 第4試合:ハードコア6人タッグデスマッチ 竹田誠志、杉浦透、●伊東優作(11分15秒 メキシカンストレッチ)ビオレント・ジャック◯、ドブネズミ・フッキー、最上九


でもこの日の試合、伊東を使いこなしていたのは竹田のほうだと思うよ(爆)



試合はかなり竹田がやられる展開が多かった……竹田がガン攻めされるの珍しいな。得意のハサミ攻撃もできてなかったんじゃないかな(場外の見えないところでやってたかもしれないけど)

あと、セコンドの植木が調子に乗りまくっていた。まぁ第1試合でも無駄に存在感を出してはいたけど、場外で竹田に攻撃したりね。

だからこんな返り討ちに遭うんですよ。


暫くこんな感じで頭を押さえて悶えていました。まぁ、普通に痛そうよねこれ(爆)
試合はメキシカンストレッチで伊東がタップ。

伊東は今日も随分受けていて、よく頑張っていた。さすがにジャベは耐えきれなかったかなって感じ。ようやっとる。だから伊東は応援したくなるし、もっと見たいと思える。
試合後、植木が5.3復帰戦で葛西とやらせろとのたまいつつ、葛西・竹田でやらせろと言いつつ、非常にくどい独り言の末に植木・佐久田・ジャックのERE創設メンバーとの試合はどうだと提案。

追加メンバーのフッキーと最上がその場にいるのによくそんなことが言えたね……元々邪険にされているのでアレですが二人は面白くなさそうだったな。
植木にもう1人適当に用意しろと言われ、竹田にマイクを渡す。
久々のマイクで緊張してんじゃねーよといじられつつ、竹田も竹田で噛む。しょうがないね。

そしてもう1人のパートナーは……というところで、花道に人影が。あれミノルじゃん。
竹田に出るか?と聞かれて「そのためにここに来ました!」とらしくもなく頼もしい返事をするミノル。

そして図らずも葛西・竹田・ミノルという3人組はunchainのオリジナルメンバーで、これが5.3に集うことになりました。
竹田は「unchain一夜限りの復活だ!」って言ってたけど、いつの間に休止だか解散だかしてたんですかね……まぁダムズを見ていて思うけど、試合は面白いんだけどプロレスによくあるユニットの存在やユニットの抗争周りのシナリオが結構ガバいんだよね……この界隈の試合は面白いからいいけど。
ということが決まりつつ。マイクで喋りまくる植木。ジャックに何度も肩ポンポンされても喋り倒す植木。ようやく気付くとジャックにマイクを奪われ「なげーよお前!!」と𠮟られたのでした。会場の声を代弁していたと思います。

5.3に向けての前哨戦となった試合でした。






りなちゃんの出番少なかったなー。久々の蛍光灯デスマッチということで気合入っていたようですが…葛西も「あいつ女じゃねえわ(笑)」と評価しとったぞ。
この試合は…試合の内容よりも、試合後のマイクだな。
試合自体は、殿の右脚with蛍光灯で、平田からピンフォールを奪いました。

そんな殿は4.16の広島大会で平田の持つベルトへの挑戦を宣言していたらしい。で、まだその返事を貰ってないと。だから殿と平田がバチバチやり合う場面が多かったわけやね。
平田は「誰の挑戦でも受けますよ」と某レジェンドレスラーみたいな回答をするも、これに殿は怒る。この返事もそう、前説の何かの原稿を頭に叩き込んだかのような内容も「当たり障りがない」と。
KFCのベルトを持つということは、ダムズの選手・そして団体の看板を背負う意味もある。KFCのベルトを作り、ダムズの団体の歴史に1から携わってきた殿からしてみれば、それに対する意気が感じられない、とのこと。

平田は「僕だってプレッシャー感じながら毎回頑張ってるんですよ!」みたいなことを涙声で回答するも、プレッシャーに負けるようだったらチャンピオンなんか辞めちまえ、とバッサリ切られる。平田の言い回しもわかるよ。でも殿や、私のような年齢のものからしてみると「良くも悪くも今時の若者」だなと。自分の中の確固たる意志がないか、或いは批判という名の攻撃を恐れて無難な言葉しか選んでいないか。平田に関しては前者だとは思いたくないなぁ。
殿は3.23で平田の戴冠を涙を流しながら喜んでいた。それは私も現地で見ていて、嘘ではないと思う。
しかしそれは師匠として、団体の長としての気持ちであって、次の日には気が変わったみたい。それは殿の言葉を思い返すに、一プロレスラーとしてのライバル心のようなものを平田に持ったのだと思う。
殿はダムズの代表である。でもそれ以前に、一プロレスラーなんだと声高らかに主張。一ファンの私からしてみても、団体の長として引っ込んでる場合じゃないと思うよ。今日あれだけの戦いを見せられたら尚更、もっと前線に出てほしいと思う。その殿の主張を支持したファンが多かったのかな、殿に対する拍手が多かった。言われていることは全て正論とはいえ、言われたい放題の平田に「言い返せ!」ってファンの声も飛んでいたけど、全然言い返せていなかった。泣きながら特に何も言わずリングを去っていったな。あれじゃあ、僕に付いてきてくださいって言われても、うーんってなるわな。殿も言うとったけど、ちゃんぴょんがメソメソしてたらあかんで。そういうところもまた、今時の若者やね。確かに謙虚なのは印象がいいけど、プロレスのちゃんぴょんは多少傲慢なぐらいがよいのかもしれない。東スポで目に付くようなプロレスのちゃんぴょんで、平田のような発言をするレスラーはいないよ。言葉と実力が追い付いていないとかいうのは置いといてだな。


で、5.3での決着は既についていて、平田が勝利しました。どうも殿はこの試合での平田の頑張りに納得したようだが……本当に良かったの?と私は疑っています。
次回、5.25後楽園大会に続く…