ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

8/6 第17回アジア競技大会日本代表vs横浜DeNAベイスターズ【オープン戦】

横須賀に行ってきました!

くっそ暑いし風めっちゃ強かったし、正直しんどかったよ!(爆)
多分、社会人代表のことも「侍ジャパン」って呼んでいいと思うんだけど、自分の中でものすごい違和感があるので、ここでは「日本代表」という呼称で書きます。

  • はじめに

この試合の日本代表の選手達の背番号は、この通り公式の選手名鑑とは全然違う、ちょっと変な感じでした。

本当は試合前に整列するところが絵的に美しくてよかったんですが、プロ相手だと試合前に両チームが整列することがないので、ここを撮るしかなかったもので(爆)
どうやら、まだ日本代表用のユニフォームが完成していないらしく、なので完成するまで仮の番号で練習してる…って感じですかね。
ちなみに、これは聞いた話なので本当かわかりませんが…どうも体格によって数が大体決まってるみたい。
うーん、小柄な選手は確かに数が小さいし、

大きい選手は番号が大きい。

あ、余談ですけど、今の日本代表で間違いなく一番デカいはずの伊東君(日本製紙石巻)はこの番号の1個下でした。

  • というわけで試合。

スタメンはこちら。

<先攻・第17回アジア競技大会日本代表>
1(中)福田(日本新薬)
2(遊)遠藤(東京ガス)
3(三)多幡(Honda)
4(指)林(富士重工業)
5(左)松本(JR東日本)
6(右)井領(JX-ENEOS)
7(一)石岡(JR東日本)
8(捕)中野(JR九州)
9(二)田中(新日鐵住金かずさマジック)
(投)加藤(新日鐵住金かずさマジック)
<後攻・横浜DeNAベイスターズ
1(右)乙坂
2(二)内村
3(中)松本啓
4(指)下園
5(三)宮崎
6(一)加藤
7(左)赤堀
8(捕)嶺井
9(遊)飛雄馬
(投)加賀美

横浜のスタメンが大体分かる選手だ!それはそれで悲しいけど…
先制したのは日本代表。福田さん・遠藤君とあっさり三振で倒れた後。多幡さん・林さんと連続でフォアボールで出塁。多幡さんの打席はともかく、林さんのはなんか、警戒しすぎというか勝負を避け気味な感じだったような。で、このランナーを松本さん・井領君の連続タイムリーで返して、この回日本代表が2点を先制。

この井領君の当たりは綺麗なヒット。松本さんの打球は、軽く当てただけのようなバッティングだったんだけど、外野のいいところに落ちてくれてタイムリーになったという感じ。この選手は本当に…すごいバッターなんだけど、なんかこう、すごさを言葉で説明しにくいバッターなんだよなw
しかしその裏、横浜は先頭の乙坂君がヒットで出塁。その乙坂君に二盗→暴投で三塁まで行かれてしまいまして。これがゾノのちょっと深めのファーストゴロの間に生還して、早速横浜が1点を返します。
うーん、日本代表の先発・加藤君はちょっと今日はイマイチだったかも。

今までの絶対ぶりと比べちゃうからアレなのかもしれないけど、やっぱ調子悪かったのかなぁ。もしかして横浜打線のせいでペースが上手く掴めなかったのかな?と思う節もあり。個人的に、加藤君って早いカウントでバッターを仕留めるイメージがあったんですが、今日の横浜のバッターはあんまりあっさりと凡退してくれなくて、粘るバッターがチラホラ。粘り負けして歩かせちゃったようなフォアボールもあったな。あ、でも2回にはノーアウト一二塁とかいうピンチがあったんですが、ここで嶺井君にちょっと粘られはしましたが、美しいゲッツーを完成させたり。
3回に2アウトランナー一二塁という場面になって、ここで加藤君は降板。登場したのは幸松大先生。この、日本代表初選出とは思えないオーラは一体何か。

別な角度からもどうぞ。

このピンチの場面で迎えるは宮崎君でしたが、華麗に打たせて取って無失点。ちなみに幸松さんはこの後もう1イニング投げて、加藤・嶺井の二者にはヒットを打たれつつも、赤堀は注文どおりのゲッツー、飛雄馬君もさくっと抑えて好リリーフ。社会人野球出身の選手のことは完璧に抑えるあたり、さすが幸松大先生ではないでしょうか(爆)

そういえばこのバッテリーって、今まで実現したことあったかな?JR九州って幸松さんを補強するイメージが全くなくてですね……これはある意味貴重な画なんだろうか。
続いて登板する日本代表のピッチャーは関谷君。いやー素晴らしかったですね。こりゃあドラフト1位ですわの勢い。

フォームが美しくて生きるのがつらい。
登板していきなり三者連続三振。次のイニングも投げて、この回の先頭のゾノのことも空振り三振に仕留めて、四者連続三振か。ただただ、すごい。1年目にしてこれだけ投げられる、これだけ完成されたピッチャーがいる…そりゃあまぁ大学時代最後のほうあんまり調子よくなさそうではあったけど、これだけのピッチャーが今社会人野球界にいるって、すごいことだと思います。
さて、ピッチャーはこの通り頑張っているのですが、打線は初回こそ点を取りましたが、それ以降は完全に立ち直ったかがみんの前になかなかチャンスを作れず。3回に多幡さん・林さん・松本さんと三者三振で終了した時の絶望感と言ったら。
しかし6回にすないぽ・フォアボールとチャンスを貰い、松本さんが1球でものすごく綺麗なバントを決め、1アウト二三塁。松本さんがあんな綺麗にバントするとか記憶にないわ。大チャンスだったのですが、後続が倒れてしまい無得点。
さらに7回にも2アウトから振り逃げ・暴投・すないぽで一三塁のチャンス。ここでは多幡さんがきっちりセンターに返して、日本代表に待望の追加点。
…あれだな、何気に今日の横浜は2振り逃げに1暴投か。コントロールがイマイチなのは横浜のピッチャーにありがちなことだけど、こぼしまくる嶺井君も嶺井君だな。なかなか守備の堅いキャッチャーが育たないなぁ横浜は。相川の影を追っていると言われたらそこまでだが。
ようやく追加点を取れたところで、好調の投手陣はというと。
関谷君は6回途中に2アウトからツーベースを打たれたところで降板。続いて登板したのは佐竹さん。

早速ピッチャーライナーで仕留めてもう、かっこいいっすな。なんか都市対抗以降佐竹さんに何かの補整かけて見てますね、私(爆)
7回も続投したけど、1アウト一三塁からゲッツーに仕留めてなんてことはなく抑える。しかし佐竹さん…てへぺろだったな…(爆)
勝利まであと2イニング…というところで落とし穴が待っていました。
8回からは今村君が登板。西部ガスはまだ見れてないチームなので、今村君も初めて見るかな?いや、去年の都市対抗で見たかもしれんが…覚えてない…(爆)
今村君いいですねー。なんなく2者空振り三振に仕留めて…というところで守安君に交代。ところが守安君は宮崎君にツーベース、加藤にフォアボール(この選手は今日2安打してて、ここまでの3打席全て出塁してるので、警戒したのもあるんでしょうが)、そして迎えた赤堀君にレフトスタンドに持っていかれました。逆転3ラン。
いや、うん…プロの選手に打たれるのはしょうがないかなぁって思うけど、赤堀君か…wえっと、セガサミーの二人は今も尚「らしい」ようで何よりです(爆)

※各自違う色のユニフォームに脳内変換お願いします。
ところが9回に先頭の田中君がソロムランを売って、土壇場で同点に。その後1アウト二塁のチャンスがあったけど、勝ち越しはできず。その裏は守安君はいつものようにさくっと抑えて、この試合は4‐4の引き分けでした。

<本日の投手リレー>
日本代表:加藤(新日鐵住金かずさマジック:2回・2/3)‐幸松(JFE東日本:1回・1/3)‐関谷(JR東日本:1回・2/3)‐佐竹(トヨタ自動車:1回・1/3)‐今村(西部ガス:2/3回)‐守安(三菱重工神戸:1回・1/3)
横浜DeNAベイスターズ:加賀美(5回)‐伊藤(1回)‐富田(1回)‐土屋(1回)‐大田(1回)

  • 誰のこととは言わないが

数年前、横須賀スタジアムを始めイースタンの球場を渡り歩いてた頃応援してた選手が今も尚二軍にいるという悲しさ。当時作ったゾノのユニってどこにしまったかなぁ。

  • おまけにもう1枚


普段守備についてる選手だから、こういう光景って滅多に見ない(私も記憶にない)と思うのですが…あ、結構前に出て選手を出迎えるんだーと新たな発見をした気がしたので。