ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

10/5 第63回JABA伊勢・松阪大会 明治安田生命vs永和商事ウイング【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・明治安田生命
1(二)島田
2(一)本田
3(指)荒川
4(三)大野
5(右)加藤
6(遊)木内
7(中)増野
8(捕)尾嶋
9(左)宮川
(投)大久保
<後攻・永和商事ウイング>
1(右)築地
2(中)渡邉
3(一)甲川
4(三)中居
5(指)會田
6(二)相本
7(捕)村田
8(遊)松本
9(左)砂川
(投)高橋

永和商事の先発は高橋君。この、ワインドアップしてから一瞬腕を下げるオーバーハンドの独特な投球フォーム…



以前どこかで見た気がする…と思ったら今年の都市対抗のNTT西日本戦で先発やってましたね。
その高橋君の立ち上がりはヒットを打たれて1アウト一三塁のピンチでしたが、四番の大野君を三振に、加藤さんは結構簡単にアウトにできて、どうにか凌げたって感じかな。
明安の先発は大久保君です。今日こそ本番なので、ちゃんと投げてくれてます(爆)
が、3回裏にヒットとすないぽで1アウト一二塁。ここで渡邉君にタイムリーツーベースを打たれて1点先制を許しちゃいます。危うく2点を入れられるところでしたが、ここはライトの加藤さんの好返球でホームタッチアウトにできました。
直後の4回表の明安の攻撃は、ヒットとエラーで2アウト一三塁。ここで迎えた増野さんの打席は、ちょっと敬遠気味なフォアボール。満塁のチャンスですが、尾嶋君は凡退に終わり0点。
しかし5回表にも明安はチャンスをゲット。先頭の宮川君がヒットで出塁して盗塁を決めて、ノーアウト二塁のチャンス。しかし島田君・本田さんと連続三振に倒れてしまいますが、荒川さん・大野君はフォアボールを選んで満塁に。ちょっと高橋君のピッチングは苦しそうだなぁという印象でしたが、追い討ちをかけるようにサードのタイムリーエラーが発生し同点に。実は前の回のエラーもサードの中居君のなんですが…先日見た時の守備はそんなに悪い感じじゃなかったんだけどなぁ。今日はどうしちゃったのかしら。
その後、終盤にかけては両先発の投げ合いとなり、9回では決着がつかずタイブレークに。明安は大野君から、永和商事は甲川君からの攻撃。そういや永和商事は、今年の都市対抗NTT西日本戦でタイブレークになった時も、先頭バッターに甲川君を指名してたな。かなり信頼されてるバッターなんだなぁ…それはそれで嬉しい。
先攻の明安は大野君の犠牲フライで1点を先取したものの、その裏に甲川君にタイムリーを打たれてしまいサヨナラ負け。
というわけで、3‐2で永和商事のサヨナラ勝ちとなりました。

<本日の投手リレー>
明治安田生命:大久保(9回・0/3)
永和商事ウイング:高橋(1回)‐渡辺(1回)

タイブレークで1アウトも取れずにサヨナラ負けした時って、投球回数どうカウントするんだろう?大久保君のとかこれで合ってるのかな?

  • 絶望感を与えるピッチャー

先発ではなく、リリーフとか抑えで「こいつが出てきたらもうダメだぁ…おしまいだぁ…」ってなるピッチャー、いるじゃないですか。現在の社会人野球界でそんな絶望感を与えてくれるピッチャーはJR東日本の片山さんぐらいかなぁ…と思うんですが、どうでしょう。
以前、片山さん以上の絶望感を与えてくれるピッチャーが社会人野球界にいまして…当時Hondaにいた佐藤さん(現オリックス)なんですけれども。その佐藤さんに近い球を、永和商事の渡辺君が持ってるんじゃないか、という気がしました。
でももうちょっと登板してるところ見てみないとわかんないなぁ。都市対抗の時も見てたけど、そこまでは感じなかったし…都市対抗以降急成長したのかもしれないけど。また見れる機会があるといいなぁ。

  • 本日の手錢君

10回裏から守備固めで出場。レフト加藤さん・センター宮川君・ライト手錢君という外野の布陣でした。
…増野さんout・手錢君inだったんだけど、増野さんを下げてまで使うのか…増野さんもそんなに守備悪い印象ないけどなぁ。出たのは嬉しいけど、ちょっとびっくりした。