ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/26 第42回日本選手権大会・関東予選 代表決定戦 Hondavs東芝【公式戦】

Honda広報部(なのかな?)は無線で球場内の各地に散らばっているスタッフに指示をしながら、写真の撮影をしたりしているらしく、そんな現場をちょいと目撃した。私各チームの広報の活動って全然知らないけど、休憩の取得の指示をしたりしてまで、Hondaの選手の姿を逃さないように撮ろうとしてるみたい。
すごい、そこまでの体制で選手の姿を記録しようとしてるんだ…なんかHondaの好感度上がった。
スタメンはこちら。

<先攻・Honda>
1(中)鈴木薫
2(遊)西銘
3(二)石川
4(指)多幡
5(三)川戸
6(左)小手川
7(右)三浦
8(一)遠藤
9(捕)辻野
(投)福島
<後攻・東芝
1(三)松本幸
2(右)大河原
3(一)服部
4(指)金子
5(二)吉田
6(左)佐藤旭
7(中)石川
8(遊)堀米
9(捕)井川
(投)谷岡

試合の初っ端からHondaが先制のチャンスを作ります。
まずは先頭バッターの薫ちゃんがライトオーバーのツーベースで出塁。

ガッツポーズいただきましたー!
これを西銘君がきっちり送って、1アウト一三塁。ここで石川君がスクイズを決めて、Hondaが先制します。

ぴょんぴょんしながら還ってくる薫ちゃんかわいい(爆)

東芝はあんまりスクイズを警戒してなかったというか、まだ1回だしやらせとけ(どうせアウト1個貰えるんだし)というような守備の印象を受けました。まぁそうだよね。
Hondaの先発・福島君は序盤を完璧に抑えるという素晴らしい立ち上がり。

安心して見れるね…と思いましたが、4回裏に先頭の松本幸一郎にヒットを打たれ、大河原さんはバントを試みますが、投手のやや正面に転がってしまい、捕球した福島君は二塁に送球。しかしカバーに入った西銘君が捕り損ねてしまい、ノーアウト一二塁。このプレーにエラーランプ付いたけど、これ投手の送球エラーになるんだろうなぁ…正直西銘君のプレーが球を取り損ねてキャッチャーが球を受け止めるみたいに体に当たったように見えたので、それ捕ってくれよ、と思ってしまったので。さらに服部君が綺麗にバントを決めて、1アウト二三塁とし、ここで金子君が犠牲フライを打ち上げて、東芝が同点に追いつきます。この回の反撃はこれのみ。最低限のことはしたかな、と。
同点に追いついてはもらったものの、東芝の先発・谷岡君はなーんかピリッとしない感じ。

回を重ねてもあんまり調子が上がってこないように見えたのですが、そんな6回表、西銘君・石川君と連打を食らってノーアウト一二塁。バッターは多幡さん。Honda的にはなかなかいい場面ですね。ここで西銘君が三塁への盗塁を敢行し、気づいた井川さんが三塁に送球したのですが、これが悪送球となってしまい、この間に西銘君は生還して、Hondaが勝ち越し。あらら、井川さんがやらかすとはちょっと意外かも。多幡さん・川戸さんは抑えますが、2アウトから小手川さんがタイムリーを放ってさらに追加点。
福島君も1点は失ったけど、この調子だと守りきれるかなーと思っていた7回裏、金子君・吉田君と連打を許し、さらに旭がきっちりバントを決めて、1アウト二三塁。ここで東芝ベンチが動き、石川君に代わって福山君を代打に指名。これを見たHondaベンチは、ピッチャーを福島君から吉越君に交代。さらにそれを見た東芝ベンチは、代打の代打・松永君というカードを切ってきました。ああ、今日の東芝のスタメンなんか違うと思ったら、松永君がスタメンではなかったからか。
この采配対決は東芝に軍配。軍配どころか大勝利だよ…だって吉越君の初球を、文句なしの大飛球でレフトスタンドに運ぶ逆転3ランを放ったんだもの。

さらに堀米君がヒットで続いたので、ヤバいと思ったらしいHondaベンチは、吉越君から幸良君に交代。この回は凌いだものの、8回裏に1アウト二塁から金子君にタイムリスリーベースを打たれてしまい、ダメ押し点を許してしまいます。
逆転した東芝は、途中から7回途中から登板した善君が好リリーフを見せ、得点を守りきりました。

善君も先発の谷岡君も高卒で、まだ2年目とか3年目とかのキャリアの選手なんだね。東芝は最近のチーム成績はあんまりパッとしないけど、高卒でこんな優秀な選手がいるんだなぁ(大卒ばかり見てるのは、首都と明安をひたすら追っているせいかもしれません…)
というわけで、5‐3で東芝が勝利しました。

<本日の投手リレー>
Honda:福島(6回・1/3)‐吉越(0/3回)‐幸良(1回)‐永野(2/3回)
東芝:谷岡(6回・1/3)‐善(2回・2/3)

  • 本日の最高スピード更新

Hondaは9回途中からリリーフでオスカル永野君が登板しました。

スピードガンを見たら、152kmと表示されていました。球場がどよめきました。
…え!?152km!?永野君は左なんだけど、これ大田のスピードガンおかしいんちゃうの?(実際ちょっと盛った数字が出るという噂を聞いてはいますが)と思いましたが、何回か150km台が表示されました。
前に大宮で見た時は球速いって印象なかったんだけど…これがもし本物の数字なら、今のところの社会人左腕最高速ピッチャーの小荒田君(俺調べ)を超えたことになる。よく見たらグランドスラムにも「140km後半を出す」みたいなこと書いてあるけど、パワーアップしてるじゃないですか…これだけのインパクトを残したら、もう名前を間違えられることはないだろう(爆)