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アマチュア時代もプロの現役時代も知らない選手なのだ。が…ちょっと引っかかった文章が。
又野さんは北海道・北照高校のエースとして、春夏連続で甲子園に出場。2大会で本塁打を放った長打力を買われ、2010年にドラフト4位でヤクルトに入団した。しかし、投手から野手への転向がプロ入りの条件だったことが、大きなつまずきとなった。
「野手としてはイチからの出発でした。はっきり言って、高校生より下手でしたよ。毎日とにかく守備の基礎練習を繰り返しました。しかし、守備に集中しすぎると、今度はバッティングがおかしくなり、次第に『何でプロ入りしたんだろう』とメンタルまで崩れていきました」
…長打をそこそこ放ってるのに野手としてはイチからの出発、ってのがよくわからない…Wikipediaを見ると投手一筋でやってきたわけではないようだし、打力ガン振り系の選手だったんだろうか。
いや、私が言いたいのは、この記事のよくわからなさではない。
時々見るんですよね、例えばアマ時代に投手として活躍しているのに、怪我とかで投げられないわけでもないのに突然野手で頑張れって言うのとか(彼の場合は投手としてどの程度だったかはわからんけど)、あと捕手で獲ったのに、早速打力を生かすためにサードにコンバートだ!とか言い出してる記事を見たり…誰とは言いませんが、昨今はそこそこ批判は受けつつも捕手として務めを果たしているようで、安心しております。その選手が捕手としてそこそこ優秀だったのを知っていたから余計にね…
個人的にこういうのって、折角事務職として就職したのに、いきなり「じゃあ君技術職でよろしく」みたいなことを通告されているような感じがして、非常に気分が悪いのです。個人的にスキルミスマッチとかしょっちゅう喰らってるからね!それで体壊したしね!
彼のように、事前にコンバートめいたことを告げられて、その条件を飲んで入団したというのであれば、自分で判断したんだから致し方ないかなと思うのですが……もし何も事前に言われず、入団後すぐとかにそんなん言われたら嫌だよなぁ。…嫌じゃない?
そこまでしてプロ野球選手になりたいか、そのプロ野球チームに入団したいか……その心理は理解できぬ。これを会社社会っぽく例えてみたけど、仕事も会社も大嫌いで、あわよくば今すぐにでも不労所得とか年金で暮らしたい(勿論そんな目途は全くないぞ)なBladeCatcherさんには、一生理解できない心理なのかもしれない。本当にやりたいこととか、得意なことを犠牲にしてまで入りたい会社なんてあるか?私は怠け者だし、1回社会から脱落したから、どうしてもわからないな。底辺会社員には到底理解できぬ魅力があるのかな。
『何でプロ入りしたんだろう』…彼は今だからこんな言葉を言えるのかもしれないけど、私からそんな言葉を投げかけたくなるプロ野球選手は、時々見かけます。
そしてその選手がアマチュアで輝いていた姿を知っていたりすると、尚更辛くなるものです。
とはいっても、それを全てプロ野球が悪いだとかは言えないんですよね、就職ないし転職ミスだもん。などとフォローしてはみたが、それでも入った会社が悪いと言ったりもしますけどね(爆)