ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/30 首都大学野球1部春季リーグ戦・第5週 帝京大学vs筑波大学

西○が多すぎる。


スタメンはこちら。

<先攻・帝京大学
1(遊)佐久間
2(一)島野
3(中)光本
4(指)岡野龍
5(三)柴田
6(左)上野
7(右)彦坂
8(捕)奥
9(二)山本晃
(投)西島
<後攻・筑波大学
1(遊)永戸
2(二)小川
3(三)生島
4(一)大高
5(中)清水
6(指)西尾
7(右)中村真
8(捕)西浦
9(左)石毛
(投)西舘

筑波大の先発は西舘君です。立ち上がりは三凡と上々でしたが、2回に先頭の岡野君にソロムランを被弾し、帝京大に先制を許します。しかしその後は、色々打たれたり連続四死球を出しつつも三振を撮りまくり、5回まで投げて被安打4の1失点・2四球・奪三振8と……あれ?なんか数字で見ると結構いいピッチングだったような感じがするなぁ。現地で見てると、あまりそういう感じがしなくて……良いの、かな?(自信無し)という感じだったのです。暑さでやられていたのかもしれませんね(言い訳)
一方、帝京大の先発は西島君。俺の好きなやーつ!

いつもは土曜日は鈴木君が先発なイメージでしたが、先週の登板の内容が良かったので、それでの先発起用ですかね。っていうか首都公式のデータを調べてわかったんですが、実は4/17にも先発してたんですね。数字だけ見るとオープナーみたいな起用のされ方をしてるけど。
しかし先発としての立ち上がりは、すないぽを与えたりストフォアを与えたりと怪しい雰囲気。それでも何とか無失点に抑え、2回も三凡で抑えて立ち直ってきたかなという感じでしたが、3回裏は先頭の石毛君にヒットを許してしまいます。永戸君はバント失敗の小フライに仕留めますが、小川君にはフォアボール。生島君の当たりは、レフトとショートの間ら辺に落ちそうという当たりで、ショートが一旦グローブにボールを収めたかと思いましたが、捕球しきれず落球し、1アウト満塁。このプレーはエラーが付きましたが……レフトが捕るには前過ぎる当たりだし、ショートが捕るにしては後ろ過ぎたような……実際ショートも後ろ向きで何とか腕を伸ばしてって感じのプレーだったのですが、難しいわね。
ここで大高君を迎えますが、フォアボールを与えて押し出しで同点に追いつかれ、続く清水君には犠牲フライで勝ち越しを許します。尚も一二塁の場面で、西島君は降板。井田君に交代します。その井田君は西尾君にヒットを打たれ、二塁ランナーにホームを狙われますが、これは良い返球があって、ホームタッチアウト。

あー手が全然届いてないのね。
というわけで、筑波大の反撃は2点で終了しました。
5回裏も井田君は続投中。この回先頭の小川君にフォアボールを与え、生島君バントで二塁。大高君はショートゴロでランナー動けず、清水君にはストフォアで2アウトながら一二塁。ここで暴投とパスボールでランナーが一人還り、筑波大が追加点。あ、首都公式では暴投になってるな。正直どっちでもいいけど(爆)このシーンを見た時「ひょっとしてこの試合は質が低いのではないか?」と疑い始めました。まぁ……うん、はっきり言うてしまうけど、これ現在リーグ戦5位と6位の試合だし、雨天中止でカードを消化しきれてないからアレだけど、今週負けたほうが入れ替え戦に大きく近づくと思います…


整備明けの6回表。先発の西舘君は続投中。しかし先頭の光本君に、初球を打たれまして、これがレフトスタンドへin。打った瞬間分かった系の当たりだと思いますが、これで帝京大が1点差に詰め寄り。西舘君はこれにて降板。長曽我部君が登板します。この試合に限った話ではありませんが、このような投手交代を見ると「回の初めから交代させとけや」と思わずには言われません。あと全然関係ないけど、長曽我部君の下の名前は「健太郎」だそうなので、BladeCatcherの知る限り漢字だけのフルネームで一番名前が長い選手第1位にエントリーしました。
で、長曽我部君は6回を3人で抑え、7回表も続投。しかし7回表、1アウトから代打の内藤君にフォアボールを与えてしまいます。内藤君の代走として松原君を起用。盗塁もあってランナー二塁まで進んだところで、山本君の当たりはセンター前へ。

この一打で松原君が一気に生還し、帝京大が同点に追いつきます。

さらに佐久間君にはストフォア、島野君にもフォアボールを与えて満塁。ここで筑波大は長曽我部君を諦めて、北爪君を起用。なんか久しぶりに名前を見た気がすると思って調べたら、4/9の武蔵大戦で先発して以来だったみたい。随分間が空きましたが、早速相対した光本君にストフォアを与え、押し出しで1点を献上し勝ち越しを許すと、岡野君には犠牲フライを打たれてもう1点も献上します。この失点の仕方……3回裏の帝京大の失点の仕方と大方一緒ではないか……
というわけで、なんか締まりがない感じですが、帝京大が逆転に成功しまして、7回裏に帝京大はこのようなピッチャーを起用しました。

俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きなやつ俺の好きな(ry
…ということで、西井君が登板。あれ?西井君は以前見たことあるけど、こんなフォームではなかったような…最初からこのフォームだったら、既にBladeCatcherは発狂しているはずだし。
いやーでもね、左ピッチャーのサイドスローはたまにいますけど、サイドよりさらに腕を下げるピッチャーってなかなかいないですからね、こらもうたまりませんわ。
で、西井君のピッチングですが、7回裏は2三振を含む三凡とお見事な内容。しかし8回裏は、先頭の清水君にヒットを許すと、この時若干よそ見していたので自信がないのですが、牽制悪送球をしたらしく、清水君は一気に三塁へ。西尾君の打球はセカンドゴロでしたが、本塁に投げるのは間に合わない状況でしたので、普通にバッターのみをアウトに。これで筑波大が1点差に詰め寄ります。さらに代打の濱内君にヒットを打たれて出塁を許したりしましたが、何とか最少失点で凌ぎました。
この後、9回の攻防が色々ありましたが、どちらも0点で終わりました。ちょっと試合がグダって疲れたのと、そんなことより第2試合の話がしたくて、それで帰宅時頭がいっぱいだったので(爆)
というわけで、5‐4で帝京大が逆転の後逃げ切って勝利しました。

<本日の投手リレー>
帝京大学:西島(2回・2/3)‐井田(2回)‐角田(1回・1/3)‐西井(3回)
筑波大学:西舘(5回・0/3)‐長曽我部(1回・1/3)‐北爪(2回・2/3)


  • そういえば

帝京大の3番手で投げた角田君は良かったですね。イニング数の関係もあるけど、一人のランナーも出さなかったから印象が良かったんだと思います。
そんな角田君は、背番号3なんですよね。

時々ピッチャーで背番号一桁って選手はいるけど、3は見たことないなぁ。元野手なのかなと思いましたが、そういうわけでもなさそうです。

  • 本日の今更評価

得点に絡むプレーじゃなかったので、試合の流れの中では端折りましたが、石毛君の魅力あふれるプレーを見ましたので、備忘としてこちらに。
打つ方ですが、4回裏に1アウト一塁で打席が回ってきまして、まぁバントかなーという状況だったのですが、確かに石毛君は初球をバントしたのですが、ちょうどマウンドと一塁ベースの間ら辺に落ちるような、かなり強めのプッシュバントで来るとは思わなかったですね。ピッチャーも咄嗟に反応できていたけどカバー諸々が間に合ってなかったので、オールセーフになりました。何て言うんですか、こういう賢しいプレーというか、裏をかかれた!って感じるプレー大好きなんですよ。私は素人なので簡単に裏をかかれるわけですが。それを初球で決めてましたからね、良かったですね。惜しむらくは、この後の攻撃が噛み合わなくて無失点に終わったところですが…
石毛君の魅力は守りにもありまして、2回表に岡野君のソロムランで先制された後、上野君にヒットを打たれたんですよ。打球の伸び的にはシングルヒットなんですが、左中間の真ん中ら辺に転がるような感じで、抜かなくても足の速い選手なら二塁まで到達できるかも、って感じの当たりでした。で、上野君も二塁を狙ったんですが、ここで石毛君が捕球しまして、すごくいい送球を二塁に放ったんですね。それで間一髪二塁タッチアウトにできた、というシーンがありました。上野君の狙いは良かったしタイミング的にもセーフになってもおかしくなかったのですが、石毛君の守備力が勝ったシーンでしたね。
実は9回表にも似たような場面がありまして、同じような打球を島野君が打ったんですよ。で、今度はセンターの清水君が捕球して、同じように二塁でもアウトを試みたんですが、こちらはセーフになっていました。清水君の動きも全然良かったんですが、それを見て「あの2回の石毛君のプレーって、目立たないかもしれないけどすごかったんだな」と改めて思った次第でした。
というわけで、石毛君を今後ともよろしくお願いいたします(何者)