ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/17 神奈川大学野球1部秋季リーグ戦・第2週 神奈川工科大学vs横浜商科大学

第1試合はやや雲が多い天気でした。
第2試合は、雲一つない晴天でした。
と言うと非常に良い感じのお天気だったと思えますが、このピーカンの空から降り注ぐ直射日光が非常にキツくてですね……気温以上の猛暑感ありました。
そのため、前半の集中力が失われている内容になっている可能性がありす。ご容赦ください。


スタメンはこちら。

<先攻・神奈川工科大学
1(一)笹本
2(左)吉田
3(遊)堀口
4(捕)福田
5(中)原
6(指)佐本
7(三)木本
8(右)大橋亮
9(二)伊藤幸
(投)新田
<後攻・横浜商科大学
1(指)加藤優
2(中)竹島
3(一)吉村慶
4(左)宮﨑
5(三)小笠原
6(右)田村
7(遊)松木
8(捕)大下
9(二)奥谷
(投)荒木

  • 試合開始前

横浜商科大側に近いところにいましたが、このような光景が見受けられました。

一部の客席がグラウンドレベルに近いハマスタだからできることだと思いますが、すごい一体感を感じていいですね。


では、試合です。
1回表、神奈川工科大の攻撃は1アウトからヒット・エラーで一二塁の場面を作るも、後が続かず。
その裏の横浜商科大は、先頭の加藤君がヒットで出塁、竹島君はバントしましたがピッチャーがファンブルし、オールセーフ。ここで迎えた吉村君がライトへのヒットを放ち、これで二塁ランナーが一気に生還し、横浜商科大が先制。ここまで実に流れるように点を取りました。尚も一三塁の場面で、宮﨑君が放った打球はピッチャーゴロ。神奈川工科大はバッターランナーをアウトにすることを選択しましたので、これで三塁ランナーが生還。というわけで横浜商科大が2点を先制したわけですが、この初回の両チームの攻守を見て「こんな展開で始まる試合を9回まで見続けられる気がしない」と悟ったBladeCatcherは、この試合は「15時になったら帰ろう」と決意しました(試合開始は13時29分)
横浜商科大の先発・荒木君は初回こそちょっとgdったものの、4回に連続四死球を出したぐらいで、後は割と順調だったかな。4回を投げきったところで降板したのがちょっと気になりますが……球数は60球前後ぐらいだし、アクシデントがあったようには見えなかったけどな。オープナー的な感じだったのかな。
一方、神奈川工科大ですが……えーと…
本日の先発・新田君は正直キツかったな。初回は前述のとおりで、2回は1アウトから大下君ほあ、奥谷君ヒット、ここで二塁ランナーが牽制アウトになりますが、またもほあ、そして暴投。2アウト二三塁から、竹島君に3‐1のカウントになりつつ、何とか凡打に抑える。
神奈川工科大的にもちょっとどうなのって感じだったのでしょう、3回からは笹木君が登板します。が、早速先頭の吉村君にフォアボールを与え、宮﨑君にヒットを打たれて怪しい雰囲気。しかしその後は3人ともピシャっと抑え、無失点。
しかし5回裏、この回先頭の竹島君が内野安打で出塁すると、吉村君は進塁打、宮﨑君はヒットで続いて一三塁。途中出場の竹部君はストフォアで満塁。ここで田村君にライトへ運ばれまして、これでランナーが2人還り、横浜商科大が追加点をゲット。

この辺で集中力が戻ってきたので写真を撮り始めましたが、リアルタイムでは全く気付かなかったですが、どうしてミットがそうなるのでしょうか…
参考:動かしてみたけど正直上手く説明できない…

尚もランナー二三塁の場面。神奈川工科大はここで笹木君に代えて髙野君を登板させますが、松木君にヒットを打たれまして、もう1点を失います。

ベンチにもっと盛り上がれと煽る松木君。

調子に乗る松木君。すき(爆)
さらに大下君はスクイズを決め、この回4点目。奥谷君は空振り三振に仕留め、攻撃はここまでとなりましたが、横浜商科大は4点を追加し、神奈川工科大学を一気に突き放しにかかります。
神奈川工科大ですが、初回に吉田君がヒットを1本打って以降なかなか一本が出ず。5回終了して6‐1で、神奈川工科大はヒット1本しか打ててない………これは決まったなと思いました。


6回表、横浜商科大は2番手の棟方君から、この回は小林君に交代。小林君もなかなか私好みのフォームをしていらっしゃいます。
サイドスローですが、こんな感じで、所謂岩隈みたいなタメを作ってから投げる。


背番号19で小林姓でサイドスローですか……ああ、うん、ゲヘッ、いいですね(白昼夢を見た)
しかし先頭の吉田君にヒットを許すと、堀口君は凡打に打ち取りますが、福田君にもヒットを打たれ、一三塁。ここで迎えた原君がきっちり犠牲フライを放ち、神奈川工科大が1点を返します。まぁまぁ、犠牲フライだし多少はね?(変則フォームにゲロ甘)


8回表。ここで少し試合の空気が変わる出来事がありました。
横浜商科大は5番手で徳永君が登板。ちなみに、横浜商科大スタンドはなかなか自由に曲を流していたのですが、折角持ち曲(?)に『夏の日の1993』を入れたんだから、徳永英明の何か流しなよ、と思ってしまいました(超どうでもいい)
徳永君は先頭の吉田君をセカンドゴロに抑えます。このセカンドゴロですが、微妙な当たりだったのと送球がやや逸れたこともあり、一度一塁手のベースから足が離れました。しかしすぐにベースに足を着け直し、アウトになったという感じの流れでした。
きわどい判定でしたが、吉田君は残念がる仕草はしていたものの、審判に抗議するような仕草は見せず、神奈川工科大ベンチも「しゃーない。次、次!」という感じで切り替えて臨む気持ちでいたようでした。実際そういう声が結構飛んでいましたし。
ところが、ここで神奈川工科大の監督さんがベンチを飛び出し、塁審とお話。何を話しているかはわかりませんでしたが、途中「絶対おかしい」というやや強めな感じのフレーズが聞こえました。
監督さんと審判さんとのお話はやや長く、すぐにベンチに帰っていた吉田君は、何となく空気を察したのでしょう、ヘルメットを手にランナー(仮)としてそっと戻ってきていました。
確かにこのプレーは、三塁側の神奈川工科大ベンチからだと足が離れていたように見えたんだろうな。一塁側にいた私の位置からだと、離れた足を戻したように見えたけど、そのタイミングもまた、吉田君がベースに到着したタイミングとほぼ同時だったんだよな。非常に微妙なシーンだったので、個人的にはどちらが正しい・間違っているとは言いにくい判断だと思うなぁ。
でも、ああやって監督さんが動いてくれて、神奈川工科大の選手たちは多少溜飲が下がった感じがしたんじゃなかろうか。微妙なプレーだったけど仕方ないと割り切って、すぐに切り替えて次に臨もうとする姿勢は勿論よかったけど、とはいえああいうプレーは、どうしてもモヤモヤするんじゃないかな。判定は覆らなかったけど、しっかり審判に話付けに行ってくれたところが、良い監督さんだなと思いました。
ってな感じで、ちょっと試合は中断されましたが、続く堀口君はヒット、福田君は凡退に倒れますが、原君がツーベースで続き、さらに佐本君はフォアボールをゲットし、満塁のチャンス。が、木本君はセカンドゴロに倒れ無得点に終わりました。


ですが、この前にあのようなシーンがあったのもあって、選手の「何か成したい」という思いがプレーや、ベンチの選手たちの声によく出ていたように思いました。
抗議のシーンもそうですが、神奈川工科大に勢いをつけたのはもう1つ、5回途中から登板した髙野君のピッチングもあったんじゃないかと思います。

髙野君は6回以降も投げ続けましたが、ランナーを1人も許さない完璧なピッチングを見せていました。テンポも非常に良く、8回裏を投げきった時、9回表に登板する横浜商科大のピッチャーの登場が遅れたこともあり「髙野が早すぎて肩できてねーじゃんww」みたいな野次?が神奈川工科大ベンチかスタンドか、そちらの方向から飛んできたのが聞こえました(爆)いや、横浜商科大の継投や試合の展開的に、急に準備しなきゃいけなくなったって可能性はあんまりないと思うから、髙野君のせいではないと思うけどね…(マジレス)


という感じで反撃の気配を見せた神奈川工科大ですが、9回は三凡に抑えられてしまい万事休す。
というわけで、6‐1で横浜商科大学が勝利しました。

あれ、何だかんだで試合終了までいたな(爆)

<本日の投手リレー>
神奈川工科大学:新田(2回)‐笹木(2回・1/3)‐髙野(3回・2/3)
横浜商科大学:荒木(4回)‐棟方(1回)‐小林(1回)‐猿山(1回)‐徳永(1回)‐髙根(1回)