ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

10/21 首都大学野球1部秋季リーグ・第8週 桜美林大学vs筑波大学

先週、日体大は既に2勝しました。
ここで筑波大が負ければ、その時点で日体大の優勝が決まり、もし筑波大が勝てば、優勝決定戦に望みが繋がります。


スタメンはこちら。

<先攻・桜美林大学
1(左)長嶋
2(右)藤澤
3(指)森田拓
4(一)岡野優
5(遊)揚野
6(三)長濱
7(中)梅香
8(捕)寺嶋
9(二)手塚
(投)大坪
<後攻・筑波大学
1(中)石毛
2(二)永戸
3(三)生島
4(捕)西浦
5(指)田代
6(一)米田
7(右)西尾
8(遊)宮澤
9(左)川上
(投)北爪

負けられない筑波大は、初回に先頭の石毛君が出塁すると、永戸君バント。生島君は凡退しますが、西浦君が2ランを放ち、早速先制。


なんか西浦君のホームラン、久しぶりな感じがするなぁ。
その筑波大は、北爪君に先発を託します。1週間経ったけど村上君ではなく、順番通り2戦目は北爪君にしたんだな。立ち上がりは1個フォアボールを出すも、相変わらず安定していたように見えました。
しかし3回表、1アウトから手塚君がエラーで出塁すると、長嶋君フォアボール、藤澤君は凡退する者の森田君へはすないぽで、2アウトながら満塁。ここで迎えた岡野君にライトへ弾き返され、これが2点タイムリーとなって、桜美林大が同点に追いつきます。




その裏、筑波大は先頭の川上君がヒットで出塁すると、石毛君もヒットで続き、永戸君はバントですが、

これが非常に良いバントになりまして、永戸君も生きオールセーフになる当たりに。ノーアウト満塁の大チャンスで生島君を迎えますが、押し出しフォアボール。というわけで、筑波大が再び勝ち越します。
ここで桜美林大は大坪君を諦め、吉川君を登板させます。なんかこれも「いつもの」感ありますね…
序盤とはいえノーアウト満塁というかなり厳しい場面で登板した吉川君ですが、前の打席でホームランを放っている西浦君を空振り三振に仕留めると、田代君・米田君も凡打に打ち取り、見事な無失点リリーフを披露したのでした。

ホンマ大坪君(3年)は吉川君(1年)に足向けて寝られへんで(爆)
その直後の4回表、2アウトから寺嶋君・手塚君と連打でチャンスを作ると、長嶋君はフォアボールを選んで満塁。ここで藤澤君が放った当たりは非常に大きな当たり、打った瞬間はもしやと思いましたが、打球がぐんぐん伸びていくのを見て「ああ、これは…」と確信しました。



打球はそのままライトスタンドへin。というわけで、桜美林大が満塁ホームランで勝ち越しました。
その後、エラーのランナーを出塁させたところで、北爪君は降板。3回表の失点はエラーが絡んでいるのもあって、自責点は4回の満塁ホームランの4点ですが、北爪君がこんなに爆発炎上したのは初めて見たなぁ。
その後を受けたのは田之口君でしたが、後続を断ってしっかりお仕事をしていました。


まだ4回までしか試合が進んでいないとはいえ、満塁ホームランを食らったという事実が大分ダメージデカい気がするのは気のせいでしょうか。
しかしだからといって、こんなところで諦めてなどいられない。5回裏、1アウトから永戸君がツーベースで出塁すると、生島君は空振り三振に倒れますが、西浦君が右中間への大きな当たりを放ちます。

深いところへ飛んだ上に滞空時間の長さもあり、永戸君は余裕の生還。筑波大が1点を返します。



整備を挟んで6回表。
1アウトから手塚君がいきなりスリーベースで出塁すると、長嶋君もツーベースで続き、これがタイムリーとなって、桜美林大が先程失った点を取り返します。なんだこの点取り合戦!?
しかし筑波大も食い下がる。7回裏、この回桜美林大は6回から登板した荒田君が投げていまして、2イニング目に突入するところでした。この回は先頭の川上君がフォアボールで出塁すると、1アウトを挟んで永戸君もフォアボール。生島君は三振でしたが、西浦君がすないぽで出塁して満塁に。ここで迎えたのは、前田の打席から代打でDHに入っている藤代君でしたが、藤代君はフォアボールを選び、押し出し。筑波大が1点を返します。
桜美林大はここで荒田君から田中君に交代。あ、田中君って前も何試合か登板していますが、帽子飛ばす系男子として推していた、あの田中君です。
実はしばらく見かけない間に、フォームが大分変わっていました。参考として10/7に撮影していた写真です。

あと、帽子を飛ばさなくなっていました。これが一番悲しい。
しかし田中君は正直、あまり安定したピッチングをしているイメージがなくてですね、ちょっと心配になりましたが、迎えた米田君を空振り三振に仕留め、無事役目を果たしました。が、8回裏に代打の松永君にソロムランを打たれてしまいます。
ソロムランは仕方ないとはいえ、終盤にきて1点差に詰め寄られるのはちときついぞ…!
9回表、筑波大は国本君が登板していて、9回は3イニング目。しかし先頭の藤澤君にストフォアを与えると、森田君バント、岡野君のヒットで藤澤君は一気に生還。

このプレーはタッチしていないとの判定だったため、藤澤君は改めてホームベースを手でタッチし、セーフ。桜美林大が1点を追加します。
さらに揚野君もヒットで続いて、1アウト一三塁。長濱君は空振り三振に倒れますが、梅香君がレフト前へと打ち、これでランナーが1人還ってもう1点。9回にして桜美林大が大きな2点をゲット。食い下がる筑波大を突き放します。
その裏も桜美林大は田中君が続投していましたが、無事四凡で抑え試合終了。
9‐6で桜美林大が勝利しました。

この瞬間、日体大の優勝が決定したのですが……第8週に試合がないから仕方ないとはいえ、日体大が優勝した瞬間は「この結果、日本体育大学の優勝が決定いたしました」というアナウンスだけでした……なんかこう、うーん、締まらないというか……

<本日の投手リレー>
桜美林大学:大坪(2回・0/3)‐吉川(3回)‐荒田(1回)‐田中(2回・1/3)
筑波大学:北爪(3回・2/3)‐田之口(1/3回)‐寺澤(2回)‐国本(3回)

とはいえ、筑波大の2位も確定なので、横浜市長杯行きの切符はゲットしています

  • 実はこの試合

田之口君以外ピッチャー全員失点してるんですね……いや田之口君はワンポイントみたいな感じだったのでアレとして。