ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

6/2 第83回都市対抗西関東二次予選・第1代表決定戦 東芝vs三菱重工横浜【公式戦】

スタメンはコチラ。

<先攻・東芝
1(右)大河原
2(中)市川
3(左)松永
4(一)服部
5(指)工藤
6(二)吉田
7(遊)藤原将
8(捕)井川
9(三)加藤
(投)藤田
<後攻・三菱重工横浜>
1(二)坂上
2(中)松井
3(指)渡部
4(遊)佐々木
5(三)瀧諒
6(左)五十嵐
7(一)村山
8(右)頓所
9(捕)前田
(投)亀川

予想通りのエース対決ですね。
先制したのは三菱重工横浜。坂上さんのタイムリスリーベースで1点を先制。
先制されたとはいえ、これは坂上さんが上手く打ったというような感じ。今日の藤田さんは本当に完璧だった。まじであの日の関東選抜リーグのアレはなんだったのか(爆)
一方、亀川さんは初回連続四球でランナーを2人出すも、後続はしっかり断って、こちらも全く危なげないピッチング。息詰まる投手戦となりました。
先に動いたのは東芝。7回に2アウトランナーなしの場面から加藤さんに代えて、代打ブルーノ。
この采配が見事に的中し、ブルーノはフルスイングで打球をレフトスタンドへぶち込みます。打った瞬間「入った」とわかる当たりでした。このソロムランで、東芝は同点に追いつきます。
その後は東芝は木戸さん→新垣さん、重工横浜は鶴田さんへとピッチャーを繋いでいきます。重工横浜は鶴亀リレーですな(すみません言いたかっただけです(爆))
後を任された両チームのピッチャーは1点を守り、勝ち越しの点が入るのを待つ感じ。なんというか、根競べのようでした。
試合が動いたのは、延長16回表。東芝は2アウトランナー一・三塁。バッターは藤原さん。
鶴田さんが投げた球は…あれ?投げてない……どうやら手から球が離れず投げられていなかった模様。
これがボークと判定され、東芝は念願の勝ち越し点をゲット。正直、得点の瞬間意味がわからなくて、ポカーンとしてしまいましたが…w
この1点を新垣さんが守りきり、延長16回・2‐1で東芝が勝利し、西関東第1代表の座を獲得しました。
なんかもやもやするけど、勝ちは勝ちだ(爆)

<本日の投手リレー>
東芝:藤田(6回・1/3)‐木戸(3回・2/3)‐新垣(6回)
三菱重工横浜:亀川(8回)‐鶴田(8回)

  • この試合の明暗を分けたものは何だったのか。

こんなことを言うと東芝には大変失礼な話ですが、はっきり言って東芝はこの地区の予選では不利だと思っていました。
ENEOSと重工横浜と比べると、戦力的に見劣りする気がして…あと私の場合は、15日の関東選抜リーグにおけるボロ負けっぷりの印象がとても強かったんだと思う。
決勝だし、結果はどうあれいい試合をしてくれればいいや…という気持ちで東芝を見ていました。
藤田さんはエースらしいピッチングで、やっぱりこの舞台だもの、そりゃ勿論やってくれるよね、と思いました。
ただ、打線がとても亀川さんを打ち崩せる感じがしなかった。7回辺りを過ぎて、亀川さんは明らかに疲れていて、球速も10キロは落ちていた。その亀川さんですら捉えられていなかったので…そこは亀川さんが投球術で上手くかわしたとも言えるか。
で、両チームエースが降板して、ピッチャーを繋いでいくわけですが…鶴田さんは、最初の1〜2イニングぐらいは、短いイニングを投げるかのような全力投球をしていました。途中から先発の時のようなピッチングに切り替えていましたが。
一方、新垣さんは最初から先発の時のようなピッチングをしていたのです。
新垣さんは最後まで145km前後ぐらいをキープしていたけど、鶴田さんは最後のほうは球速が落ちていました。
ひょっとして東芝は、これだけの長期戦になることを見越して、新垣さんにああいうピッチングをさせたんだろうか、とふと考えてしまいました。木戸さんが3イニングを投げても決着がつかなかった試合だったわけだし。
代打ブルーノもそうですが、今日の試合は印出さんの采配が光ったような、そんな試合だったように思います。

  • 応援の違和感

三菱重工横浜は突撃のテーマもやるんですね。今年からなのかな?今まで聞いた覚えがないな…
いやまぁ突撃のテーマ自体はいいんですが、それを五十嵐君の打席でばかりやっていた気がして、どうしても違和感が(爆)
できれば五十嵐君の打席の時はポパイで……あと前田君も(爆)別に五十嵐君が塾生だったらこんな感じだったんだろうかなんて妄想はしていない(爆)