正直、始まる前からもうダメだと思ってた(爆)
そうそう、この試合の前に黙祷がありました。そういう日だからね…
というわけで、スタメンはこちら。
<先攻・JR九州>
1(遊)田中敬
2(二)植松
3(右)藤島
4(一)東向
5(捕)中野
6(指)宇多村
7(三)刀根
8(左)中田
9(中)田中允
(投)濱野
<後攻・明治安田生命>
1(三)島田
2(二)米丸
3(左)小野寺
4(右)加藤
5(指)宮川
6(遊)本田
7(捕)野地
8(一)森川
9(中)増野
(投)松山
明安に濱野さんをぶつけてくるとか、鬼以外の何者でもないじゃないか(血涙)
と思ったけど、今日の濱野さんは私の知る濱野さんじゃない。4年前にテレビで見た日本選手権決勝にて、あのスライダーの曲がりマジキチすぎる、と震撼した濱野さんではなかった。
初回こそ四凡だったけどさくっと終わらせたものの、2回にエラーを挟んで5連打を食らって、いきなり3失点だもんなぁ。伝家の宝刀・スライダーは全然キレがないし、直球もイマイチ。球威もかなりあるピッチャーのはずですが…明安のバッターがちょっと振っただけで簡単に外野にポンと落とせちゃうような、軽そうな球ばかり。今日に限った話じゃないけど、最近の濱野さんは全然ピリッとしない。よかった時の話になると本当に4年前の日本選手権とか、そこまで遡っちゃいそうな勢い。
あとJR九州は、守備が足を引っ張っちゃったのもあるかなぁ。JR九州は堅守なイメージなんですが、同時にどこか綻ぶと一気に崩れるような、そういう印象もある。3回は先頭の加藤さんにツーベースを許してから、エラーにフィルダースチョイスに、1アウト満塁の大ピンチ。でもここを無失点で切り抜けた辺り、まだ濱野は死なず、って感じだったかも。
一方、明安の先発・松山さん。らしくない。全然らしくない!いい意味で。
松山さんって、いつも立ち上がり制球に物凄く苦しんで、結局修正できなくて四死球で自滅…ってことが多い気がするんですが…今日はボール球はちょっと多めだったけど、決める球はしっかり決めて、いい感じに打たせて取るピッチングをしてました。球数もそんなに多くなかった気がするし。3回に刀根君にソロムランを浴びはしたものの、そんなに危なっかしい感じではなかったかな。
5回に中田さんをフォアボールで出してからの、続く田中さんまで出塁させちゃって(この人めっちゃ足速いから、転がされるとちょっと焦る気持ちはわからんでもないが…)1アウトにランナー二人を背負うピンチ。正直、もうダメだと思った(爆)
しかしマルシオをピッチャーゴロ、植松君の抜けそうな当たりはサードの島田君が上手くキャッチしてくれて、見事無失点に切り抜けました。
ここで安心してはいけない。まだ5回までしか終わっていないのである。JR九州のこと、あと4イニングで追いついたり逆転したりする力が普通にあるチームなので、油断ができないのである。
とか思ってたら、6回から登板した重信さんがいきなり藤島さんにストフォア。バントと暴投で簡単に三塁まで進められちゃって、迎えた宇多村さんの打球は…ちょーっと難しい打球だったかもしれないけど、エラーとなって失点。
これは恒例のツメの甘い明安パターンか…と絶望しかけていた7回の明安の攻撃。1アウト一二塁となって、バッターは6回から途中出場でマスクを被っている手錢君。社会人野球公式戦初打席ですかね。
その初打席の打球は完璧なゲッツーコースのショートゴロでああああああ!!!!
…と思ったんですが、手錢君の足の速さもあって一塁セーフに。さらに守備がちょっともたついている間に、二塁ランナーの宮川君がホームインして明安は待望の追加点を上げます。宮川君ナイス判断でした。
えーっと…このプレーはエラーつかないんだよね?じゃあこれは手錢君の初打点、ってことでいいのかな?
綺麗なヒットとかじゃなかったけど、結果は全然いいからねw手錢君キャッチャーなんだけど結構足速いんで、以後お見知りおきを。
なんかツーショットになったので(爆)
このプレーで流れが一気に明安へ。森川さん・増野さんもヒットで続き、島田君のタイムリー、米丸さんの2点タイムリーと一挙に3点を追加。終盤に大きな得点を上げます。
が、ただで終わらないのがJR九州なのです。直後の8回、1アウト満塁から、刀根君に代わって代打の只隈さん。初球をきっちり弾き返してJR九州は2点を返します。只隈さん好きな選手だけどさー…ここで打つのはちょっと…(爆)
9回に至ってはノーアウト満塁とかいう絶体絶命な場面がありまして、しかも迎えるバッターが四番の東向さんという、ホントにもう寿命が縮むとかそういう次元じゃない展開です。
その東向さんはちょっと浅めのレフトフライで仕留め、続く中野さんには犠牲フライを打たれるものの、宇多村さんもなんとか抑えてゲームセット。7‐5で明安がなんとか逃げ切りました。
本当にもうドキドキさせて……でも正直、JR九州に勝てるとは思わなかった。もうちょっと楽な展開だと嬉しかったけどwよかったよかった。
<本日の投手リレー>
JR九州:濱野(7回)‐福(1回)
明治安田生命:松山(5回)‐重信(1回・0/3)‐大久保(2回)‐日野(1回)
- 今気付いた。今気付いてしまった。
スポニチ大会のパンフは1日目に購入してたんですが、買って満足して、正直ちゃんと読んでなかった。2日目は大体選手がわかるチームだし、いいかなーと思って家に置いてきてしまった。
で、JR九州の植松君は、実はルーキー。1年目とは思えないぐらい堂々とプレーしてるなぁと思っていた(というかパンフ見るまで気付かなかった(爆))ら、関東学院大出身…ってまさか、この試合とかこの試合で見た、あの植松君だったのか…!しくじった。ホントしくじった…orz
- パンフで思い出した
毎年色んな誤植でおなじみのスポニチ大会のパンフですが、手錢君が両打ちになってたんだけど、どういうことなの?新沼さん路線なの?*1
- エースの佇む場所は明るく、冷たい。
なんか…濱野さん今日さんざんピンチを作っていたけど、ほとんど誰も、マウンドに行って声かけるとかなかった気がする。勿論監督とかコーチが行くこともなく。そういえば濱野さんが登板する時って、基本的にそんな感じだったかも。
ベテランのピッチャーが登板してる時なんかは割とこういうことがあって、監督もコーチもバックの選手も、このピッチャーに絶対的な信頼を置いてるんだなぁってのがなんとなくわかるんですが…濱野さんの場合、そうなのかな?何だか突き放されているような感じがした。何とかせいってことなのかな…
- イメージ変わった
7回の明安の攻撃前だったと思うけど、監督かコーチか…どちらかわかりませんが、選手に檄を飛ばしているような声が聞こえました。
明安の首脳陣ってのほほんとしてるというか、穏やかな雰囲気のイメージがあったから、ちょっと意外な感じ。今年から監督変わったしね。
- というわけで、写真タイムです
本日の試合展開が試合展開なので、あんまりレポの中にねじ込めませんでした。ここで貼らせて下さいお願いします(爆)
手錢君の公式戦デビューということで、勝手に頑張りました。
本日は6回表の守りから出場。テンション上がって電光掲示板とか撮っちゃう(爆)
9回に尾嶋君と交代になったので、この段階で撮っておいてよかったなんて。
とりあえず無造作に貼る。
この写真撮れた時は決まった!と思ったんですが、打席の結果がフォアボールだったのでアレ。
↓
捕れなかったけど、ナイスガッツでした。
しかし久しぶりに野球観て、カメラ持ったりしたもので完全に勘が鈍っていて(爆)1日目からそうなんですが、どういうシーンを撮ったらいいのかを思い出すのに苦労してました。
なんかね、こういうプレーとかシーンを見てほしいです!みたいなのがあったら、全力でそれを張りますがw
ちなみにBladeCatcherさんが好きなのは(これまでうpした写真から大体察しがつきそうですが)
マスクを取る瞬間とか。
本当は二塁や三塁に送球した時に反動でマスクが取れる瞬間がかなりいいんですが、難しいし毎回起こるとは限らないので、いつか撮れたらいいなぁみたいな。
それと、三塁ランナーを視線で牽制する時とか。
…というキャプションをつけないとわからん写真だなこれは(爆)
あと、ホームベース上からベンチを見る時…なんですが、手錢君では撮れなかったので参考画像をこちらに。この画像探しててこんな時間になってしまった(爆)奇しくも明安戦の写真とは。
ところで大田のいいところといえば、ネクストの打者が見えやすい・撮りやすいところですよね。
神宮は撮りにくかったもんで…
あと走塁とか。
そういや荒川さん、ずっと三塁コーチャーだったなぁ。
これは、島田君のタイムリーで生還した時ですかね。義塾率高くなるの何でですかね(爆)
ところで、1日目のハマスタでの試合は…撮ったんですけど、ちょっとイマイチな写真ばかりで…これならいいかな。ハマスタには年に1回行くか行かないかなので、どこからどういう感じで撮ればいいのか、全然要領が掴めませんでした(言い訳)
うむ、ストライプもいいけど、個人的に明安といえば緑ユニのイメージなので、そっちのほうが好きかなw
というわけで、またいい感じの写真が撮れたら懲りずにうpしたいと思います。次回はレポの中にしれっと混ぜ込めるように…(爆)
*1:新沼さんは晩年右に専念していたような気がするが。