アマチュア野球に身を置いているものとしては、これが選手の最後の姿ってわかってて試合を迎えられるのは、ファンとして嬉しいことであり、羨ましいことだなぁと思う。
この日に見れるのが最後の勇姿なんだってわかったからには、観に行かなくちゃね!というわけで。
桃の青春とケンオーハラのタッグのライバル同士が合体するという、なかなか珍しいカード。祭ならではかな。
あっ、ここのポーズで桃の青春も合体することはないんだね…
先発は拳王と清宮。
早速ですが、SSS席で応援する熱狂的拳王ファンの大原はじめさんの姿をご覧ください。
試合開始直後にこんなんされたらリング内に集中できんわwwかわいい(爆)普段よりか一層応援に気合が入ってたね!
SSS席に陣取ってても大原も一応レスラーだし試合に出てるので、ちゃんとプロレスする時はします。恒例のロープでキャメルクラッチ。いつもは拳王タオルだけど、今日は限定の玄藩Tシャツで。
一緒に組んでる桃の青春のことも呼んで、5ショット。
桃の青春のノリが悪かったのは何故だろうか。二人とも大阪の人なのに…普段ライバルだからなのか、それかこういうキャピキャピしたやつはダメなんだろうか。
そして今日捕まったのは友寄。
桃の青春はキャラではなくプロレスで魅せるスタイル。
試合は小峠がキルスイッチを綺麗に決めて、桃の青春&ケンオーハラが勝利。色々な意味で温まった第1試合でした。
ちなみに大原は、今日の中休みにサイン会があったんですが、相変わらず自分のグッズではなく拳王タオルを宣伝してました。
この日の飯塚さんの入場時のキレが悪かった。みのるやTAKAみちのくと組んだ時の飯塚さんはキレッキレの狂いっぷりなのに。ペとは相性が悪いんだろうな。ペは首輪に紐繋げて物理的にじゃないと飯塚さんを制御できないから。
鈴木軍vsノアだから勿論ノア組である彰俊さんや小川さんへの声援が多いんだけど、はっきり言うてまうけど、小川さんにこんな声援が飛んでるの、少なくとも私が観戦した限りでは初めて見たわ。だって鈴木軍にやられてること、基本的に小川さんがいつも対戦相手にやってることなんだもん(爆)でも同じことやってても、鈴木軍のほうが悪く見えるのは何故なんでしょう。小川さんを大原と組ませて鈴木軍とやらせたらカオスになりそう(爆)
試合は小川さんの技アリな丸め込み技でノア組が勝利。そして退場していく時にファンの声援に応える小川さんの姿も初めて見た。やっぱり小川さん的にも鈴木軍の横暴は許しがたいことなんだろうか。人の大事なタオルをあんなぞんざいに扱ってても(爆)
- 第3試合:●デイビーボーイ・スミスJr.vs○マサ北宮
試合は杉浦が乱入して北宮を攻撃して、鈴木軍の反則負けです。
この試合、鈴木軍にとっては勝ち負けなんてどうでもよかったんだと思う。ただ杉浦が先日北宮からピンを取られた屈辱を晴らすための舞台をスミスがアシストした、ただそれだけ。スミスもドヤ顔だったからな。
体格もパワーも完全にアーチャーが圧倒してたんだけど、
ダイナミックな分隙があるのかな。前も勝彦に丸め込まれて負けてた気がするんだよなぁ。
かど勝彦的には、前の試合で北宮がやられた分リベンジしたいよね。
勝彦の試合は気持ちが伝わってくるから、見てて気持ちがいいなぁ。
ちなみに試合後、
負けてキレてるアーチャーがリングサイドにいた子ども(2歳ぐらい?)を泣かせ、これにはさすがに会場も大ブーイングだし、アーチャーが好きな私もアカンと思いましたわ。
あの子はトラウマを植えつけられてしまったな…メインまでずーっと顔を隠すように親の膝の上でうずくまって、もう見たくない!って感じだったもの…
- 第5試合:●矢野通vs○クワイエット・ストーム
矢野さんお久しぶりです。普段新日でどういうことしてるのか知らないけど、ノアだとめちゃくちゃのびのびしてる感じがするのは何故でしょうか。
このカードはGHCタッグ選手権の前哨戦であり、お互いノア正規軍だし正々堂々とやろう、ってな感じで矢野から手を差し出して握手を求めますが、ストームは拒否。だって矢野怪しいもんね。仕方ないね。
さらに矢野はロープに振られても、いつものブレイクアピール。レフェリーの西永さんも止めますが、
ストームは無視して攻撃。だって矢野怪しいもんね。仕方ないね。
そんな怪しい矢野さん、ストームのラリアットで瞬殺されてたんですが大丈夫でしょうか。また丸藤が世話を焼くことになるんだろうか…
こちらもGHCタッグ選手権の前哨戦。丸藤とヨネは気が知れてるということで、試合前に握手。
内容は紙一重だったなー。パワーはヨネのほうが上。でも丸藤はパワー不足をしっかり補える技術を持ってる。
ヨネがキン肉バスターの体勢に持っていった時は決まったかなーと思ったけど、
返して反撃して、一気に不知火を決めて丸藤が勝った。
この試合だけ見ると、次のGHCタッグはわからないなぁと思うんだけど、いかんせん矢野さんがですねぇ…
今までの試合が濃すぎてちょっと忘れかけてましたが、この試合のメインです。
我らがボス・鈴木みのるが入場時の『風になれ』の手拍子を煽るという珍しい姿が見れたり、普段オネエチャンを侍らせて「NEW LEADER」とかいうテロップを流してるふざけたPVの玄藩も今日ばかりはかっこいい内容のPVに差し替えられてて、これはちょっと納得がいかなかった(爆)
今日の玄藩のペイントはこちら。
現地で限定パンフを買って知ったんだけど、玄藩のペイントは即ち丸藤画伯の作品らしい(実は丸藤は結構絵が上手い)これが最後の作品かな。あ、玄藩の過去のペイントのいくつかはキャプテン・ノアのツイッターで見れるよ。
試合前にマイクアピールする玄藩。
鈴木軍強襲寸前でしたが、「すぐ終わるんで」と静止。これで待ってくれる鈴木軍はいい人たちだと思う。まぁ、喋り終わったら即強襲だったけど。
果敢にタッチを受けても、鈴木軍は人の引退試合だからといって手加減とかしません。いつもどおりです。
しかし玄藩も負けてばかりではいられない。確かにレスラーとしては弱い部類に入るのかもしれない。が、コスい手を使うのが玄藩だから。
タイチにやられていると、隙を突いてタイチのたま♂を握り、いつもならタイチ自ら脱ぎ捨てるパンタロンを、握ったたま♂ごと剥いちゃう玄藩。
なんという辱め。こんな姿あべみほちゃんには見せられないわね(ニッコリ いやでも今日のタイチは、倒れてる中祭囃子が長々と鳴っても起き上がらずに「あ、まだやるんですか?じゃあ寝てますね」ってやられたフリして待ってくれてたりしたから、ちょっと見直したわ。
試合は、玄藩が「やり合いたい」って言ってた杉浦が引導を渡しました。
でも玄藩はやられてばかりじゃなかったよ。昇龍玄藩も決めたからね。
試合後は師匠の田上社長が労ってくれたんだけど…
うわ、背中のペイントが消えるぐらい激しくやられたんだな…このペイントって試合中に落ちたりすることとかあんまりなかったと思うんだけど(石森君曰く「つくとなかなか落ちない」らしいし)、まるで玄藩のレスラーとしての終焉を象徴しているような気がしました。
でもキャプテンに10カウントをお願いしたら、途中で祭囃子の調子に返られちゃったり、胴上げされるも最後は落とされたり、
笑いの涙で終わらせてくれるのが玄藩らしいなぁというか。
ノアの試合で腹抱えて笑う機会が減っちゃうのは寂しいなぁ。でもプロレスラーとしての誇り以上に守るべきものを見つけたんだからな、そこはそっと去り行く背中を見守らないとな。
11年間お疲れ様でした。