ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11/13 明治神宮外苑創建九十年記念 第47回明治神宮野球大会・大学の部

ぷんすこ。

この試合、私は一塁側の、東京六大学のリーグ戦で言うところの内野自由席に座っていました。
驚きました。関西大の応援部はそのゾーンまで入ってきて応援指導をするんですね。関西大の応援席は、手すりの向こう側だけではなかったんですね。
「応援してください」とスティックバルーンを内野各地に配るのは、まぁいいとしよう。ファンが内野のどこに座って、勝手に声出して応援するのも自由でしょう。
だが、応援部があそこまでしゃしゃり出ていいのか?と思う節はかなりあります。具体的にどの辺りまで来てたかというと、神宮球場に馴染みがある方は、カメラ席がある辺りまでと想像していただければと思います。
これで困ったのが、応援部に視界を遮られて、試合が見えなかったということ。例えばピッチャーは見えるけど、バッターボックスはまるまる遮られて見えないみたいな。これが写真撮るのに邪魔程度のものだったらいいんだけど(そもそも私がいた位置からはネットに遮られて撮影自体が無理だった)、こっちが身を乗り出したりしないと全然見えない。あまりにも見えなすぎて、席を立つお客さんもいました。
あれは「試合見えないです」って言うべきだったんだろうか。でもあんな一生懸命やってる応援部に声かけにくいよな。
そして応援部も、熱が入りすぎて内野の深いところまで来てしまったというわけではなく、確信的にあの位置まで来ていた。応援部の誰かが行き過ぎと注意しているらしい様子もなかったです。
一生懸命やっているのは理解しているし、こんなことを言うのは申し訳ないけど、単純に野球の試合を観に来た者として、とてつもなく不愉快だった。試合は見えないし、ただ観に来ただけのつもりなのに「もっと声出せ」って言われるし。不愉快なファンはちょいちょい見かけるけど、不愉快な応援部を見るなんて人生初めてだよ。それも大学のなんて。
もう二度と関西大の試合は観に行かない。不愉快な気持ちになるから。っていうか関西大って2年ぶりに来たらしいけど、2年前もあんなんだったの?苦情あってもおかしくないと思うんだけど。
そもそも座った席が間違ってたんだろうか。私神宮での試合だと、よく内野自由のどこかに座ってのんびり見てるんだけど。応援部が来たなんて経験も一度もないんだけど。
え?試合の内容?見えなかったから書きようがないよ。明大のみんな、すまんな…牛島君と佐野君の打球がエグかったことしかわからなかったよ…

名城大学の枠って、基本的に愛知学院とかその辺がよく来ているような…と思ったら、名城大は22年ぶりに神宮に来たのか。道理で気合が入ったグッズを身につけてたファンが多かったわけだ。これを機に地元から神宮に来られた方もいたようで、記念の写真撮影を頼まれたりもしましたw
にしてもこの試合の序盤の点の取り合い…
・栗林君…開始早々二段モーションを指摘される→動揺したのかストフォア→鳥巣君にタイムリーを打たれる
・山下君(何故連投だったのか)…1アウトの場面で二塁ランナーに牽制球を投げた時、相手チームからボークではないかという指摘が入る。確かにあれはボークとられてもおかしくなかった→怪しいショートゴロ。小豆澤君が三塁に投げる→おお、好はんだn…うぇええええ!?(送球エラー)→失点
先行き不安な序盤でした。
でも何とか飯島君のタイムリーで勝ち越して、宮川哲君の好リリーフで上武大が逃げ切った。そんな感じ。
ちなみに飯島君は、何故か得点を挙げた後のコールで何故か君付けで呼ばれる。あと五厘がトレードマークらしい(と勝手に推測)
にしても、宮川君は素晴らしいリリーフだったな。3年生の選手なのか。来年の柱になる選手かな?あと寺沢君もいるし(今回ベンチ入りしてるのかな?)、上武大はしばらく磐石そうですな。
んで、名城大。正直なところチームとしての強さがよくわからないのでアレですが、上武大から金星を挙げるかと思いましたが…惜しかったね。ちょっとツメが甘かったかな。1アウト満塁という大チャンスで結構簡単にヒッティングに行って凡退してたので、なんかもっと色々やってもよかったかなーという気がします。
先発の栗林君もなかなかよかったな。変化球で釣るのが上手いというか…変にコントロールを乱してフォアボールを出してピンチを招く、みたいなこともなかったし。フォアボールは初回の1個だけか。そんな中で、上武大打線はかなりセンター方向を意識したバッティングをしていたようなので、賢いなーと思いました。偉い人がセンター方向にフルスイングするのが大事って言ってましたからね。
しかしこのブログで私が一番伝えたいのは…本日は名城大の光部君の誕生日だったらしく、名城大ブラバンが光部君の第1打席にハッピーバースデーを演奏していたのですが、それに対して上武大スタンドもお祝いの拍手を送っていたことです。
全国大会ならではのほっこりシーンでした。