ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11/2 第12回関東地区大学野球選手権大会・準決勝 共栄大学vs上武大学

しなびたおっさんが若者から元気を貰いに来ました。
っていうか桜美林の試合が終わった途端に人帰りすぎてわかりやすい。
スタメンはこちら。

<先攻・共栄大学
1(二)平野
2(右)小暮
3(遊)伊藤
4(指)三好
5(一)長谷川
6(左)青木
7(三)鈴木
8(捕)周藤
9(中)和久津
(投)太田
<後攻・上武大学
1(中)島田
2(指)我如古
3(三)鳥巣
4(右)長澤
5(一)山本
6(左)市根井
7(捕)吉田
8(二)山脇
9(遊)小豆澤
(投)山下

えー…多分この両チームでも苗字かぶりが発生していると思いますが、すみません調査を諦めました。何故なら、真っ先に公式の太田君のページを見た瞬間とてつもない脱力感に襲われたからです。
………
なんか共栄大のイメージが損なわれそうなので、併せて主将のコメントも貼っときます。オレ共栄大って初めて見るから、あんまりよく知らないからさ(震え声)
さて、そんな共栄大の先発・太田君ですが、撮ってて顔幼いなーと思ったら、まだ二年生だったんですね。

普段のリーグ戦ではどうなんだろう、と思って今年の春秋のリーグ戦のデータを見ましたが…あれ?秋の最後にちょっと登板しただけなのかな?そんな選手を抜擢するとは、投手事情が苦しいのだろうか…と思って色々データを見てみたら、どうやら共栄大のエースは清水君という1年生の選手らしく、既に1戦目登板済み。2番手は特にいないようで、色んなピッチャーで2戦目をやりくりしてるっぽい。
こういうデータを見てしまうと「大丈夫なんですかね…」と心配になりますが、変に予備知識を全く持たずに観に行ったのが却ってよかったのかもしれない。
実は太田君、上武大相手に大健闘を見せてくれました。なんか球速くない?と思ってスピードガンを見たら、144kmを出してるのを見た。潜在能力はかなりありそう。

もうちょっとコントロールの改善と投球の幅が増えたら良いかなぁと思ったけど、あったらいいなレベルであって、早急に解決すべき課題というほどではない。
しかし上武大の先発・山下君は共栄大打線を全く寄せ付けず、5回までノーヒットに抑えます。太田君も負けじと5回まで無失点で踏ん張るという投手戦。ただ、5回裏の上武大の攻撃で、結果的にはアウトになったとはいえ2アウトから島田君が14球粘ったのが、太田君に大きな爪痕を残したような気がします。


  • 余興タイム5回終了後

何故上武大スタンドの対岸に座ったのか。
それは君達の声をよく聞くため、そして5回終了後のお楽しみタイムを期待しているためである。
カメラのズーム機能をフル活用して確認したところ、『Choo Choo Train』を歌いながらキレッキレのダンスを見せている方々がそこにいました。
ただ、1つ気になったこと。
踊っている方々は学ランを着ていました。しかし上武大の学生服は、ブレザーです。
…過去上武大の余興って何回か見たけど、これって全部応援部がやってたの?それとも学ランが余興用の衣装なの?(それはないか)



で、そんなこんなを経て後半戦が始まったわけですが、BladeCatcherはこの試合に1つ不満を持っていました。
上武大の皆さんさぁ…まだ『星空のディスタンス』1回も歌ってないじゃん!なにそれ、去年でお蔵入りになったの?と思ってたら、6回2アウトから長澤君の打席で歌われました。だめだ、わかってても笑ってしまうw
しかしその長澤君がツーベースで出塁。山本君は確かフルカウントまで頑張ったと思いますが、粘った末にフォアボールをゲット。山本君の打席の内容があやふやなのは、上武大スタンドにて応援のプロ(またの名をスーパースター)を発見してしまい、観察してしまったからです。違うんや、共栄大スタンドが爆笑してたせいで気づいてしまったんや…!(すぐ人のせいにする)
で、2アウト一二塁となったところで、市根井君がセンターオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち、上武大が均衡を破ります。

ちなみに市根井君は、まだ2年生です。まだまだ成長を楽しめる選手ですな。
尚市根井君のテーマ曲は以下のとおりとなっているようです。

…上武大のこの謎の選曲センスすき。
2点を失ったところで、共栄大は太田君から石井君に交代。石井君は四年生で、今年のリーグ戦でもぼちぼち投げてる選手みたいだね。
しかし、吉田君をちょっとボテ気味のセカンドゴロに打ち取ったかと思いきや、吉田君の脚が勝ってセーフに。この間に市根井君が生還して、上武大がもう1点を追加します。
ちなみに吉田君、一部界隈に非常に人気みたい(スタンドをピンポイントにズームした写真はダメだとはわかっていても、対岸から見て非常に目立っていたので気になりました)っていうかその隣のヤクルトの選手関係なくない?と思ったら余裕で吉田君に関係ありそうな選手だった。それにしても、ヤクルト公式のこのデイリー成績表すごいね…データ厨の私としては、なかなか素晴らしいコンテンツだと思う。
さらに上武大は、8回裏に小豆澤君がツーベースで出塁して三盗を決め、我如古君のタイムリーでダメ押しの1点を追加します。
で、共栄大打線ですが、終盤になっても全く山下君を崩せず。一応長谷川君が7回表にチーム初ヒットを打ったので、ノーヒットで抑えられるのは免れましたが、この長谷川君が果敢に二塁を狙ったもののタッチアウトになってしまったのが痛かったかも、後続の鈴木君もヒット打ったからね…結果論になっちゃうけど。
一応フォアボール貰ったりエラーで出塁したりもしたんだけど、チャンスらしいチャンスは皆無。太田君が割と頑張っていたのもあって、打つほうに関してはかなりレベルの差を感じてしまいました。相手が全国大会の常連だから、ちょっと仕方ないかなーとは思いつつ。
というわけで、4‐0で上武大が勝利しました。

<本日の投手リレー>
共栄大学:太田(5回・2/3)‐石井(2回・1/3)
上武大学:山下(9回)

  • 本日の楽曲紹介

ネタ系はもう上に書いたから(爆)対岸で聞いてて特定できた曲をなんぼか。
まずこれ(1:30〜の『戦士たち』)

君らはサッカーにも明るいのか…と思ったけど、調べたら割と色んなところで歌われてるんだな。みんなよくこういうの見つけてくるなぁ。
あとこれ。私が初めて聞いたのは帝京大の応援でだけど、上武大の持ち歌でもあるのかー割とメジャーな曲なのかなーと思って。

この曲かっこいいよね。JAM Project補正もあるかもしれないけど。
あと、今日は上武大スタンドにブラバンがいました。要るんだろうか…と正直思ってしまいましたが(爆)これ要りますね。何故ならドラゴンクエスト3の戦闘曲(またの名を鳥巣君のテーマ)の前に、ドラゴンクエストの序曲のファンファーレが演奏されるんです。やばいねあれ、胸が熱くなる。
なんか私のブログだけ見てると「上武大野球部ってふざけてるの?」って勘違いされるかもしれないですが、そんなことはないです。多分。
彼らは時々替え歌を繰り出してくる時があるんですが(そのため特定できない曲がちょっとあった)、その歌詞の内容が結構グッと来るというか、「ああ、このチームはグラウンドもベンチもスタンドも丸々一つなんだなぁ」と感じさせるものがあるんです。時々。
にしても、若い子が元気に歌ってるの見ると、聞いてるこっちも元気出ますわ。横浜まで来た甲斐があった。ありがとう。
あ、私の傍らで元気にやってた共栄大学の皆様もありがとう。

  • 本日の二度目惚れ

ハマスタは写真撮るのが苦手なイメージが強くて、あまり好きな球場じゃないんですが、座る位置によってはグラウンドレベルに近い感覚で内野守備を見れるんだな。一つ賢くなった。
そんな中、上武大の小豆澤君の守備を見てて、羽のように軽やかで綺麗だなーと思ったんです。こういうことを感じる内野手ってあんまりいないような。
…私の写真で伝わるだろうか。












っていうか小豆澤君のこと、ワタシ去年見てましたよね?何であの時は何とも思わなかったんだろう…って神宮のめちゃくちゃ上のほうから見てたからかな。寒いからのんびり野球を眺めるだけで、写真を撮ろうとかガチなことは殆ど考えてなかったし。
そうかー…やっぱりどの球場の、どこで見るかってやっぱり大事だなー。「この角度で初めて気づくかっこよさ」みたいなのがあるんだろうなーきっと。