ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

今月号のJABAニュースが届きました

イムリーがネタがないから、昔の試合について特集!…というのは、とても良いスタンスだと思います。ファンクラブの会報としては、今の情報を伝えてナンボなのかもしれないけど、歴史ある社会人野球だもの、ちょっとぐらい昔の話してもいいと思うよ。というか、もっとしろ(真顔)
んで、今月は都市対抗で1‐0だった試合の特集。意外と都市対抗の試合で、1‐0でいい試合だったのはこれって思いつかないなぁ。私もパッと思いついたのは1試合だけだし。
そして、その1試合がJABAニュースに取り上げられていた。第85回大会のJFE西日本vs三菱重工神戸・高砂戦だね。ワタクシ当時に観に行っておりましたので、ここに感想を記しておりました。
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守安君も陶山さんも、本当に素晴らしい投球で、息を飲む投手戦とはまさにこのこと。どちらも素晴らしかったからこそ、三菱重工神戸・高砂の勝利には「おー!!(*゚∀゚)=3」となり、JFE西日本の敗北には「まじかー!!Σ(゚Д゚)」と言葉が脊髄反射で出てくる。
私は長い社会人野球の歴史の中で、ほんの一握りの試合しか見ていないのでアレですが、さすがJABAの中の人はよくわかってる!と思いました。私ももっと年と重ねていって、あーあの試合ね、って言える試合を増やしていきたいものです。


しかしこの記事を書くのに、当時のレポを読み返していたんですが……このJFE西日本と三菱重工神戸・高砂の試合だけじゃなく、第85回大会の試合はどれも本当に面白かった。自分が書いたレポを読んでいるだけで、当時の思い出が鮮明に蘇ってきます。いやもう、東海REXとか色んな意味で本当にアツかったね。松山フェニックスと全足利の試合もホント面白かったなぁ。あと何年後に見れるかわからないカードでもあるし。
にしても、こういう思い出をこうして文章に残しておくのは、大事ですね。文章を読めば、思い出がすぐ引き出せるから。
そんな拙い文章ですが、誰かの思い出やら何やらの助けになっていれば、それも幸いでございます。







おまけ:ピックアップされなかったけどまだまだあるよ☆都市対抗1‐0戦

アーカイブで過去の情報見たら、1‐0の試合自体は結構ありましたので、取り上げてみたいと思います。私が都市対抗に行き始めた、第81回大会以降から取り上げています。
何となくですが、JABAニュースでピックアップされた試合が、全て両先発が最後まで投げ抜いたか、中継ぎが一人だけ出場しているという感じでしたので、両チーム合わせて投手の出場が3人までの試合に絞り込みました、じゃないと無駄に数が多いのと、1‐0でも別にこれ好試合じゃないよね、ただ点取れなかっただけだよね、というのが見受けられまして…ええ。
しかしスコア的には、1‐0はさほど多くはないけど、それより2‐0とか2‐1とか、そういう感じのロースコアゲームが多いような気がしました。だから1‐0でって絞り込むと、あんまり思いつかなかったのかな。
というわけで…以下、ちょっと長いです。
あとやっぱり、こういうロースコアの試合は、どの試合でもチームのエース級が登板してますね。

大阪開催だったから観に行ってない。今何て思われてるか知らないけど、この頃の十亀君は素晴らしかったなぁ。
しかしJR東日本の打線がなかなか贅沢っすね。この試合では1点しか取れてないけど。

吉原君はここでも完投してるんだけど、にしても…ロースコアというより、日生打てなさすぎじゃない?
この時は一応観に行っていたので、自分のレポを読み返したのですが……四銀のピッチャーも確かに良かったんだけど、エラーで1点を取っただけとか…今の、アホみたいに打つチーム像からは想像もつかないし、この頃の日生には興味がなかったから、よくわからん。
そしてこんだけの接戦を演じておきながら、チームは3回戦に来て大炎上しているというのが、もうね…


第85回大会は、先に挙げたJFE西日本と三菱重工神戸・高砂の試合の他に、もう1試合あります。

同じ1‐0というスコアではあるけど、西日本の試合の印象とは全く違う。多分ね、藤井君の投球に、何とか頑張ればいけるかもしれない感があったんだと思う。そこそこ出塁もできてたし。
だからこそ、何で幸松大先生がこんなに好投しているのに援護できないんだよおおおお!な感想が強かった試合です。

あれ?何で自分この試合観に行かなかったの?と驚愕しております。基本的に準決勝って読みにくいから、休み抑えて観に行きづらいのよね…
延長に入ってはいるけど、面白い試合だったんだろうな……
にしても、個人的に近藤君って、今の社会人野球界を代表するピッチャーと言っても過言ではないような気がするんだけど、イマイチ大きく取り上げられない気がするのは何でだろう?同じ東海地区のやべーおじさんの存在感がでかすぎるのか(誤)

さらにおまけ:ピッチャー結構投入してるけど、どうしてもピックアップしたかった試合

実はこの記事って、1‐0の試合全部書き出してから、だんだんめんどくさくなった縛りを設けて、色々消したり何だりして書き直しています。
でも「いや、この試合は(個人的な趣味とかそういうアレで)触れておきたい」というものが2つありましたので…ちょっと書きます。

あれです、伝説のブラバン戦です。
ヤマハTDKという、全国屈指のブラバンを持つ(と個人的に思っている)カードだったのでした。あれから6年以上経ったけど、TDKは………うん、ヤマハはドームに来てくれたけどさ。
試合自体は、現地観戦には行けませんでしたが、後日CSで放送されていたものを見ました。畠山君は勿論のこと、豊田君の変化球の曲がり、めちゃくちゃすごかったんだよなぁ。だから、この子は今後すごいピッチャーになるんだろうなって、当時は信じて疑わなかった………正直この辺りを境に、TDKは沈みっぱなしな気がしているので、尚更ね。

89回大会はあまり気合を入れて見ていなかったので、しっかりしたレポは書いていないんだけど、なのにわざわざこんな記事を起こしているくらい、感動したのです。
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何も1‐0に限った話ではありませんが、こういう人間模様というか、そういう試合だったってのはスコアからは絶対に読み取ることができないですね。
そういうのを色んな感覚で理解できるのが、現地観戦の良いところではないでしょうか。