「日本野球連盟に、社会人野球は、大きく分けて企業チームとクラブチームがあって。その企業チームは、1998年には142チームあったんですけど、2021年、企業チームは97、クラブチームは249と、高校、大学を卒業してから行けたノンプロと言われるチームが、どんどん少なくなっている」と明かし「これは非常に危機感があると思う」と神妙なトーンでコメント。社会人野球チーム・新日本製鉄堺からプロ入りし、メジャーにまで上り詰めた野茂英雄氏(52)を例に挙げながら、「新日本製鉄堺に入らなければ、彼は今ごろ、何をやっていたのかっていうぐらい。こういう最後の受け皿が少なくなっている。これは本当に考えないと、危ない状況」とノンプロチームの存在の大きさを力説しながら、その必要性を訴えた。
偉そうに言うようでアレですが、タカさんが社会人野球に言及するとは思わなかったね。よく知ってるね…というか調べたんだろうな。好きは好きでも、単に受動的に見聞きして楽しむだけじゃなくて、能動的に好きを徹底して調べたり知り尽くしたりして極めたいタイプの「好き」なんだろうな。いやまぁ、各所での振る舞いからそうなんだろうなって感じはあったと思うけど。
ノンプロが少なくなった代わりに、独立リーグという存在が出現したと思うんだけど、その辺はどうお考えなんだろうね。受け皿という観点では、減ったノンプロ分の役割を独立リーグが担っているようにも見えると思うんだけども。存在のコンセプトは、ノンプロと独立リーグでは違うけどね。
多分ね、その気になれば受け皿っていくらでも作れるんだと思うよ。ただ、それで長い年月飯を食い続けていけるかと言われると無理なのが大多数なんだと思うよ。現状存在する社会人野球や独立リーグのチームだって、今尚安泰なのって少数派だと思うし。ファンとしては、辛い現実だがね…