ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

きのうときょうのぷろやきうかんせん

土日とも阪神‐巨人戦。
基本的に、阪神戦は怖いイメージがあるので見る選択肢から外しています。2003年7月29日の試合での出来事がずっとトラウマになってるからね、しょうがないね。18年も経ってるのに未だに当時のイメージを払拭できるものに出逢えてません。
そんななんで見るとしたら、解説者目当てです。


今日の解説はどん様。DAZNの中継ではあんまり見かけないイメージです。普段は関西の地上波とかの解説が多いのかな。
今日は投手戦で、両チームともそんなにランナーを出さなかったので、全体的に動きが少ない試合だったんですが、8回表に読売がチャンスを作って先制した辺りから、どん様の解説がキレッキレになってすごかった(語彙力死亡)グラウンド上のピッチャー・バッターだけじゃなく、ランナーの動き、ベンチの動き、表情、それを一度に全部見てるんだなぁって。
中継だと、カメラ越しの風景しか見れませんが、現地観戦してても、自分はそんなに沢山目が届かないっすよ……どん様のコメントを聞いていると、今日みたいな試合は、そういう細かいところにしっかり目を届かせていれば勝機があったはず、ってな試合だったのかな。
にしても、見る側としてもそこまで目が届くようになって、色々気づけるようになったら、得るものも違ってくるのかな。何だろうね、試合が面白かったというよりも、どん様スゲーなぁという印象ばかり残ってしまった(爆)


んで、昨日の解説は上田二朗さん。勉強不足すぎて、阪神の選手だったことを最近知りましたので見ました。
お名前だけは、実は首都大学野球連盟のパンフで前々から存じていました。というのは、今現在も首都の記録に残るような投手だったようで、パンフに載っている分だけでどんな記録が残っているかというと、
ノーヒットノーラン完全試合の両方達成(首都の歴史上唯一。そもそも首都の完全試合達成者は上田氏と丸山君(現中日)だけなんよね)
・通算39勝5敗(39勝は首都の記録1位タイ)
・通算奪三振数393(これは首都歴代2位で、1位は益山性旭氏の450個。ちなみにこちらも元阪神の選手らしい)
とまぁこんな感じです。
色々と異次元な記録だと思うのですが(通算奪三振は3位でも357個だからね)、割と最近通算37勝4敗という記録を残した菅野智之という選手もいるので、なんかもうよくわかんないです(感覚麻痺)
ちなみにこれも最近知ったのですが、アンダースローの投手だったこともわかりまして、これはもう私が今から5~60年ぐらい前に生まれていたら間違いなくドツボに入った選手だったのではないかと思います。アンダースローで無双とかたまりませんやね。5~60年前なんてワタクシ細胞の1ミリも存在してませんがね。


試合はなんか、序盤から一方的な感じだったのであんまり見てなくて、ずっと解説の話だけ聞いてました。
解説のお仕事については、色々言われることが多いですが、自分はやっぱりこう、おじいちゃんの昔話みたいなの聞くの好きなんですよ……趣味で古本を漁って、昔の情報を仕入れたりはしてるけども、それを耳でやってる感じです。あと、上田さんに限った話じゃないと思いますが、昔話をする時はなんか楽しそうにお話しているように聞こえるので、聴いてるこっちも楽しいんですよね。いつの試合だったかな、エモやんがずっとノムさんの話してる時もなんか生き生きとしてたから、もう今日は試合の解説しないでずっとその話してていいよwと思ったりもしたもんでした。
しょうがないよね、昔話するの楽しいもんね。ワタクシだって楽しいもの。