ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

ちょっと理解できた

www.tokyo-sports.co.jp
東スポだからそんなに真面目に取材してないんだろうけど(ド偏見)、このマダム達の言うことはなんとなく理解できてしまいます。

佑ちゃんには(追っかけ続けたことで)たくさんのところに連れて行ってもらいました。佑ちゃんがきっかけでいろいろな方たちに出会えたので、感謝しかないです!」

私も選手やチームを追いかけて色々な場所に出掛けたので、そういう意味では感謝しきりです。だからこの一文を読んだ時「ああ、なんかわかるな」と思いました。
もともとインドア派で引きこもってゲームしたり本読んだりするのが好きな人間だったので、そのチームや選手を知ることがなかったら、出掛けるとか、自ら旅行を企画するなんて発想はまず出てこなかったと思いますね。こういうのをきっかけに、野球と全く関係ないところの知見をも広げられたし、案外その気になれば人はどこへでも行けるんだな、と気づくことはできたと思います。さすがに海外は行ったことはないけどね。ビビりだしコミュ障なので…
こういうことをしていて、いつも選手やチームにご迷惑じゃなければいいなと思うけど(そうだったら直接言ってほしいけど、言いにくいものでもあると思うので…)、良いプレーを見せてもらうとか、そういうところ以外でも楽しませてもらっている感はあると思います。
あとね、

「寂しいですけど、これからがまた楽しみですよ! 私たちは人生の3分の2が終わってるけど、佑ちゃんはまだ若い。これからも変わらず応援し続けますよ!」と元気な様子。

このマダムは斎藤佑樹という人間が好きなんだね。一人の人間として好きというか。
大体の人って、選手という肩書を失ったその人に対しては興味を失ったり、忘れ去ったりすると思うんだけど、こういう人たちはそうではないんだろうね。追っかけようにも情報が少ないとか、一般人になっているのでどうにもできないというのもあると思うけど、何も本人そのものを見聞きすることとか、本人に見えたりわかる範囲でアクションを起こすことだけが、応援とは限らないですからね。
っていうか、選手じゃなくなったから応援しないとか、幸せを願わないとか、私の感覚では有り得ないというか………誰であれ、他人に対し幸あれと願うのは、別段普通のことではないかと思うのです。