ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

よく利用していたので

www.nikkei.com
最近はドラマやアニメやあまりにもB級すぎる映画ばかり配信していたようだけど、USEN単独で運営していた頃辺りはほぼ毎日利用していました。
確かサービス開始当初は、プロ野球の中継もしてたんじゃなかったかな。どこの球団の中継をしていたかは忘れてしまったけど、パ・リーグの試合をよく飯食いながら見ていた気がする……
あと何より、プロレスの試合も配信していたのが大きかった。旗揚げ当初ぐらいパンクラスの試合や、90年代末~2000年代初頭ら辺のデスマッチの試合をGyaoで見た…気がする。それと、西口プロレスもね。
この辺は自分は絶大な影響を受けていまして、デスマッチにハマったのもこれがきっかけだし、プロレスでワーワー騒ぐよりも息を呑んで試合を見守ること、グラウンドやグラップリングみのあるテクニックを感じる試合が好きなのは、多分この頃見た昔のパンクラスの試合の影響だと思います。
デスマッチはアレですが、昔のパンクラスの試合は、今ではパンクラスの公式Youtubeチャンネルからしこたま見れるから、見てくれよなー。ボスがどういう戦いの経験を積んできたのかもよくわかるぞ。もうボスじゃないけど、ついボスって呼んじゃうね…
www.youtube.com


…ってな感じでさんざんお世話になってきたけど、よく考えたら「どうやって儲けてたんですかね…」って感じのサービスだったなぁ。当時は動画配信サービスなんて他にほとんどなかったし、YouTubeも全然有名じゃなかったんだけど(何となくYouTubeって結構昔からあった気がするけど、割と最近急に流行りだしたイメージだな)、気が付いたら一瞬にして後続のサービス達に抜かれてしまった感じだな。だんだん映画も、広告まみれでまともに見れなくなっちゃってたし、儲けのスキームの構築に失敗した感あるような。

巣ごもりが明け市場拡大のペースが鈍化するなか、コンテンツ費やマーケティング費がかさみ各社は苦戦している。資金力に乏しいサービスは退場を余儀なくされる可能性もある。

なんて書いてるけど、前も同じことを言った気がするけど、ネット配信の動画を、地上波のテレビと全く同じ感覚で見ようとする消費者が多数派である限り、このサービスって儲けながら運営していくの厳しいんじゃないかと思うよ。儲けるべくテレビにおけるCMのように広告を入れると不評になるしな。
私は「見たいコンテンツをひたすら見れるなら金を出すよ」派なので、ネットの動画コンテンツは月額制なり年額性にしてもいいんじゃないかなぁと思うのよね。あ、番組の合間にテレビのようなCMは流さないでほしいけど。それで本当に儲かるかはわからんけどね……一人何千円ぽっちを集金したとしても、やっぱり広告やPPVのような追加料金もないと賄えないか。それだけの価値があるコンテンツだと感じる人が多くなれば、いいんだけどね。
今の時代に「サービスを享受するためにさらに金を出せ」って消費者に要求するのも、大分逆風吹きそうなアレだけどね。