ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/9 第53回JABA東北大会 JR東日本東北vs明治安田生命【公式戦】


正式名称長すぎるんで、当レポでは省略します。
ちなみに仙台ターミナルビル(株)ってのは、エスパルとかあの辺を運営している会社なんですね。私は東北在住時代、郡山と仙台のエスパルでよく買い物していましたが、東京で言うたらルミネとかアトレとか運営している会社みたいな感じなんじゃないかな知らんけど(適当)


スタメンはこちら。

<先攻・JR東日本東北>
1(二)菅野
2(三)瀬川
3(右)丸山
4(一)大西
5(中)鈴木聖
6(捕)薗部
7(指)若林
8(遊)小山
9(左)大保
(投)竹本
<後攻・明治安田生命
1(三)橘内
2(二)新城
3(指)南保
4(左)森
5(右)泉澤
6(中)永廣
7(一)日置
8(捕)森川
9(遊)高瀬
(投)高杉


この電光掲示板の表示の「間違ってないんだけど間違ってる」感何でしょうねぇ…(東京都勢並の感想)


ほんで試合です。
明安の先発・高杉君は2週間前にも見ました。

見ましたが、この日の試合はあまりにも高杉ワールドでした。
まず初回、1アウトから瀬川君が超ボテボテなゴロを放ち、セーフになり出塁(記録は内野安打)
さらに1アウトを取ってから、大西君が放った当たりは少々詰まってた感ある気がする当たりでしたが、それでもセカンドの深いところへ転がるような当たり。これに二塁手が追い付きますが、打球をトスするような感じで弾いてしまい追いつけず、ランナー一三塁とピンチ拡大(これも記録は内野安打)二塁手はようやっとったけど、右翼手のカバー遅くね?と思ったのが率直な感想です……が、鈴木君は三振に切って取って、ピンチを脱出します。
その裏、新城君にソロムランで先制点を貰いますが、2回表は1アウトから若林君・小山君と連打を食らい、大保君はバント。このバントが非常に良いバントではあったのですが、これを高杉君自ら捕球し、一塁に送球するものの、ちょっと送球が高かったみたいで、カバーに入った二塁手の足が離れ、セーフに。というわけで、1アウト満塁です。しかしここで迎えた菅野君をファーストゴロゲッツーに打ち取り、またも無失点で切り抜ける。
そして3回表、この回2アウトから大西君がヒットで出塁。続く鈴木君の当たりは、内野と外野の間に落ちるような絶妙なポテンヒット。これで大西君は一気に本塁に突入するも、ちょっと欲張りすぎたか、やや余裕のある本塁タッチアウトになりました。

フレームに入れるの失敗しました(爆)
ほんで4回表、この回先頭の薗部君がツーベースで出塁。若林君はバントで、1アウト三塁。これはもうどうやっても点が入るであろう場面ですが、小山君の当たりはセカンド正面のゴロ。ホームへ送球し、ホームタッチアウト。で、その後の大保君も難なくアウトにし、またも無失点に終わります。


…何だいこの試合(爆)
普通の試合だったら点が入らねぇなと思うでしょうが、この試合はね、明安だからね…(難癖)
高杉君は4回終了時点でもう9安打打たれています。なのにやけにテンポが良かったり、言うほどリズムが悪くない気がするのは、高杉君がもともと速めのテンポで投げる系のピッチャーなのと、フォアボールを1個も出していないせいだと思うぞ。
ちなみに、JR東日本東北の先発・竹本君は新城君にソロムランを食らったものの、あとはちょっとフォアボールを出したり、ちょっとアンラッキーな内野安打を食らったりした程度で(野手が小フライを一旦バウンドさせて取ろうとしたが、そのバウンドがあまりにもイレギュラーすぎて捕れずアウトに間に合わなかったというもの)、先発投手としてはかなり良いお仕事をしていました。
いや高杉君もさぁ、ちゃんと貰った援護を守ってはいるんだけどさぁ、なんかこう……ねぇ…いや私はずっと笑いながら見てましたが。


しかしこの高杉ワールドも4回まで。
5回表、1アウトから瀬川君がヒットで出塁すると、丸山君は抑えますが、大西君にはちょっと粘られてフォアボール。ランナー一二塁となったところで、本日ランナーを迎えた場面で三度目の正直、鈴木君がライトへのヒットを放ち、これでランナーが一人生還し、JR東日本東北が同点に追いつきます。


さらに薗部君が放った当たりは、またも内野と外野の間に落ちるようなポテンヒット。なんか今日この試合に限らず全体的に、こういうポテンな当たりが多かった気がするけど、上空風が強そうだったから、その影響なのかなぁ。
あ、で、この薗部君のポテンヒットの間にランナーが一人還り、JR東日本東北が勝ち越しを決めます。
……ここまでのくだり、非常に明安らしいと思いませんか(同意を求めるな)


高杉君は5回を投げ切って降板。6回以降はいたって普通の投手戦でした。もう前半でネタを出し尽くした燃え尽きましたよこの試合は…
明安打線ですが、全体的に竹本君を攻略する糸口を全く見つけられず、それも早いカウントで凡退しちゃうから、完全に竹本君のペースに乗せられている感じでした。この竹本君のペースを思えば、初回のあのホームランのスミ1で逃げ切りたかったってのが、本日の明安だったのかもしれません。守備でもそういう意図が見えた気がしますし。
というわけで、2‐1でJR東日本東北が勝利しました。

あ、竹本君は完投でした。


<本日の投手リレー>
JR東日本東北:竹本(9回)
明治安田生命:高杉(5回)‐石毛(2回)‐中﨑(1回)‐小玉(1回)


  • 本日の「ちょっと記憶がよみがえった」

明安の中﨑君。

実は本日の試合、明安のピッチャーで唯一、ランナーを一人も許さずに登板を終えたピッチャーであります。
だからというのもありますが、中﨑君の投球フォームを見ていて、昔日ハムにいた吉崎勝というピッチャーを思い出しました。それだけです。中﨑君はああいう風に首動かしたりしないけどね。