ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11/11 首都大学野球秋季1部・2部入替戦 明治学院大学vs帝京大学

ショータイムの時間だ!


ところで私事ですが、ディスプレイ新調したんですが、なんか今まで貼ってきた写真が随分小さく見えてわかりにくいなーと思ったので、この記事からプロレスで貼る時と同じサイズにしてみようと思います。PCで見ると環境によってはデカすぎて見えるかもしれませんがご容赦ください。スマホから見るとあんまりわからんと思いますが…


スタメンはこちら。

<先攻・明治学院大学
1(三)中村
2(指)竹長
3(中)篠田
4(一)小澤
5(右)和泉
6(遊)近岡
7(左)石島
8(捕)坂本
9(二)水落
(投)髙橋風
<後攻・帝京大学
1(左)作本
2(三)島野
3(中)彦坂
4(捕)穴水
5(指)出口
6(一)内藤
7(右)今﨑
8(遊)山本晃
9(二)梧桐
(投)榮

明治学院大の先発は、やはり髙橋君。最終週に登板する姿が見られなかったので気になっていましたが、今日の姿を見る限りは元気そうでした。しっかり休んでチャージ完了したというか。
そのピッチングはやはり安定していまして、4回まで帝京打線をノーヒットに抑えました。え?その間に3四球出してるって?あれだよ、咳払いするようなもんだよ(爆)
一方、帝京大の先発・榮君。


今季の2部の成績を見ると、5試合登板し5勝、防御率0.46という素晴らしい成績を上げています。イニングが39回とのことですので、しっかり先発の役割をこなし、勝ちがつくようなピッチングをしてきたって感じですかね(実際スコア見たら、1試合短くて6イニング投げていた感じだったみたい)
その立ち上がりは2三振を含む三凡と完璧。キレッキレでよかったなぁ。
ところが2回表、この回先頭の小澤君にフォアボールを与えて出塁を許します。小澤君は警戒しないといけないので、わからんでもないフォアボールだとは思う。んで、和泉君は見逃し三振に打ち取りますが、近岡君はヒットで続き、一三塁となります。


ここで迎えた石島君の放った当たりは、中堅手の横を抜けていく長打コース。

これでランナー二人が生還し、明治学院大が2点を先制。打った石島君も三塁に到達するタイムリスリーベースとなりました。

近岡君・石島君と、今季ちょっと調子悪かったかな?という面々にヒットが出ると、なんか嬉しい。
続く坂本君の放った当たりは、記録上はセカンドゴロ。実際の当たりは、二塁手が飛び込みつつ捕球する当たりになったため、本塁には投げられずバッターランナーをアウトにしたというもの。これで明治学院大は追加点をゲット。さらに水落君もフォアボールで出塁しましたが、中村君は凡退。というわけで、明治学院大が3点を先制しました。やっぱり明治学院大は打撃は良いんだよなぁ。
さらに4回表。この回先頭の和泉君がツーベースで出塁すると、近岡君はフォアボールで続く。今季の近岡君はヒットはあまり打ててないような気がするけど、フォアボールはよく選んでいるイメージがあるな。
ここで前の打席に先制タイムリーを放った石島君に回ってきますが、空振り三振。続く坂本君はフォアボール。満塁になったところで、水落君はライト前へ転がるヒットを放ちます。っていうかこの時めっちゃ一二塁間が空いていたように見えたが……何にしても、これでランナーが2人還り、明治学院大が2点をゲット。この時若干雨が落ちてきてバタついていたので(私が)、写真は撮れず…
ここで帝京大は榮君を諦めます。3回途中5失点KOか……やっぱり1部の壁じゃないけど、そういうのがあるんだろうなぁ。
続いて登板したのは、功刀(くぬぎ)君。迎える中村君が左打者だからなのでしょうが、榮君と同じ左ピッチャー。しかし暴投があり、明治学院大にあっさり1点を献上。そして中村君はバント。これが三塁線への非常に良いバントだったのと、捕球したピッチャーの送球が若干高く浮いたのもあったせいか、中村君はセーフ。内野安打となりました。
一三塁の場面に変わったところで、明治学院大は竹長君への代打・池田君を起用。試合には全く関係ないのですが、池田君は明治学院東村山高校のご出身だそうです。何ていうのかな………他の学校で言うと、日体大柏とか、明大中野八王子とか立教新座/池袋とか、そういう感じなんじゃないかと思うのですが、大学野球でそういう選手を見ると活躍してほしくなりますよね。何でですかね。慶應はそれがデフォルトな気がするので例外だけど(爆)慶應志木とかだとちょっとレアかなー。
で、この池田君の打席で牽制球を投げた際、ボークを取られまして、またまた明治学院大に1点を献上してしまいます。帝京大の監督さんが塁審にお話をしに行っていましたが、抗議というほどのものではなく、どういう動きがボークになったのか、判定ポイントを確認しに行っただけっぽかったです。
で、池田君を打ち取ったところで、功刀君は降板。中村君・竹長君と左バッターを抑えるための起用だったのかもしれません(竹長君は代打で右の池田君が起用されたのでアレですが)
続いて登板したのは、右の久野君。こちらは対右の篠田君のための起用かな。次の小澤君は左バッターなんだけどな…と思っていたら、しっかり篠田君を抑えて4回表終了。まぁそのなんだ、リリーフは(自責点的な意味で)無失点で仕事をしましたね(白目)
で、4回裏は前述のとおり髙橋君に抑えられてましたので、4回終わって7‐0、帝京大はヒットを1本も打てず。かつては長く1部にいた帝京大とはいえ、1部と2部の間の壁はこんなにも高く、厚いのかと思っていました。この時は。


5回裏。この回は僅か4球で2アウトを取り、この回もさくっと終わっちゃうかなーと思っていました。
しかし2アウトから、梧桐君がすないぽで出塁。変化球がすっぽ抜けたのが背中に当たっちゃったって感じでした。このブログで過去に梧桐君に触れたことあったかな?かつては代走や守備固めでよく見かけていましたが、今季は主将の梧桐君です。ちなみにアオギリ………ではなく「ごとう」と読むよ。読みは普通の苗字っぽいけど字は珍しいっすね。
で、そんな主将が身体を張って出塁………あとはわかるな?
続く作本君がヒットで続き一三塁。さらに島野君が右中間方向へ長打コースの当たりを放ち、これでランナーが一人還って帝京大が1点を返します。



さらに彦坂君はストフォア。満塁になって迎えるは穴水君。今季の穴水君は、
・打率.447(リーグ2位)
最多安打(多分)
・MVPとベストナイン両方獲り
という、どう見ても強敵だ!
その穴水君の放った打球は、中堅手の頭上を越える当たり。これで塁上のランナーは全て一掃され、帝京大が3点を返します。



その後の出口君は空振り三振に終わったので、この回の帝京大の攻撃は4点で終了。あれ、7‐4ってなんかいい感じの点差になってきたぞ?
あとこの5回裏が終わったタイミングで、何故か堀内君へのコールが起こりました。最初は聞き間違いかなぁと思いましたが、その後はっきり「解説いいぞ堀内ー!」というコールを聞き取りましたので、もう間違いないと思います(爆)堀内君は中継でおなじみ、明治学院大サイドの解説担当ですが、この時何を喋っていたのか確認していませんが、明治学院大スタンドは中継を聴きながら応援しているのか…?*1
ちょっと失点はしましたが、明治学院大はこの程度では髙橋君は降ろさない。というか降ろせないというのが正しいと思うけどね……というわけで、髙橋君は6回・7回と登板しゼロに抑えます。
そういや、7回表を投げ終えた時でしたか……この回は先頭バッターに出塁を許しました。難しい当たりにエラーも絡んで、ノーアウト二塁というピンチがになりまして、髙橋君は今日の試合でも結構ランナーを出してはいましたが、先頭バッターに出塁を許したのは、この7回表が初めてだったんですよね。
しかしその後はしっかり3人で抑え、ピンチを脱出。ここで髙橋君は気合の入った咆哮を見せたのでした。

あんまり髙橋君がマウンドで吠えるとか、感情を見せるのって見た記憶がないので、珍しいなと思った次第です。
しかし8回裏。この回先頭の穴水君がヒットで出塁しますが、出口君はゲッツー。さすがの火消しだな、と思いきや、内藤君にヒットを許します。そしてここで迎えた今﨑君が放った打球は、ライトへ大きく伸びる。帝京大の歓声が大きくなる。あれ、なんかスタンドインしました。

というわけで、今﨑君の2ランで帝京大が1点を返します。えっ、もう1点差じゃんどうすんのこれ(爆)
さらに山本君・梧桐君とヒットで続き一二塁。しかし作本君は抑え、何とかリードを保ち踏ん張りました。しょうがないんだ、7回を投げ終えた時点で髙橋君の球数は100球を超えていたんだから、そりゃ疲れもあるまいて…


一方、前半戦で猛攻を見せた明治学院大の打線ですが、実はあれ以降、久野君にほぼほぼ抑えられてしまっていました。

5回表に1アウト三塁の場面があったのが、直近のチャンスだろうか。
久野君は7回まで投げて降板しましたが、8回に1点差まで迫る猛追を見せたのは、久野君の頑張りもあったんじゃないですかね。
帝京大は8回・9回は西井君が登板しましたが、明治学院大打線はチャンスは作ったものの、これ以上の追加点を得ることはできず、もう残りの1点を守り切るしかなくなりました。
そして9回裏。勿論髙橋君は続投です。
この回、1アウトから彦坂君にフォアボールを与えて出塁を許します。フォアボールは咳払いみたいなもんだと思いたいですが、ここで迎えるのが穴水君なのがコワイ!しかも穴水君はガンガン振ってきてファールで粘ってくる。
そして穴水君に投じられた10球目。当たりはセカンドゴロ。ちょっとタイミングがきわどそうだったので穴水君はヘッスラを試みますが、僅か間に合わずアウトになり、試合終了。

7‐6で明治学院大が逃げ切り、先手を取りました。髙橋君も無事完投しました。

いやー、今季の明治学院大の何たるかを凝縮したような試合だったと思います……火傷したわ(爆)

<本日の投手リレー>
明治学院大学:髙橋風(9回)
帝京大学:榮(3回・1/3)‐功刀(1/3回)‐久野(3回・1/3)‐西井(2回)


  • 帝京大帽子飛ばす系男子・2代目

初代はこの人ですが、
bladecatcher.hatenadiary.jp
西井君もいつの間にか帽子飛ばす系男子になっていたのですね。

飛ばすっていうか、ずれるって感じでしたが、初代のことを思い出したので。

  • 元ネタこれか

首都だと色んなチームが歌っている気がします。覚えよう。
www.youtube.com

  • いい子なんだと思う、が…

こんな記事がうpされていましたので。
column.sp.baseball.findfriends.jp
非常にこう、ポジティブな感じで書かれていますが……いや、他にピッチャーいねえんだもんって言えないもんね、しょうがないね(爆)
思った通り、とても頑張り屋さんなのだなと思いましたが……どうか体に気を付けて。だって今日も149球ぐらい投げてたんだもん…

*1:時々、現地観戦をしながらイヤホンをしている方がいますが、あれはラジオで諸々の情報を得ながら観戦するためらしいです。これのイメージです。