ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/23 首都大学野球1部秋季リーグ・第4週 明治学院大学vs東海大学【リモート観戦】

8‐7のスコアのゲームが面白いと言ったな?


スタメンはこちら。

<先攻・明治学院大学
1(指)阿部陽
2(三)中村
3(左)石島
4(一)小澤
5(捕)坂本
6(右)中島義
7(中)篠田
8(二)水落
9(遊)近岡
(投)髙橋風
<後攻・東海大学
1(中)金城
2(二)森
3(遊)大塚
4(三)柴田
5(一)大松
6(指)東海林
7(右)植本
8(左)廣瀬
9(捕)柳
(投)内藤圭

先日、このような話をしましたが、
bladecatcher.hatenadiary.jp
試合前の明治学院大のシートノックの最中、『ロレンソ』が聞こえてきました。今まではそういう習慣はなかったと思うんだけど……この試合の影響なのだろうか。いや、良いことだと思います。もっとオマージュし合え。
中継越しでもはっきり聞こえてきたぐらいなので、声も良く出ていたのではないかと思います。


で、試合です。
東海大の先発・内藤君は初回から大乱調。先頭の阿部君にすないぽ、中村君はバント、石島君は外野フライに抑えましたが、小澤君・坂本君と連続すないぽ。阿部君へのすないぽもそうなんだけど、これ全部初球なんだよなぁ。決して悪意のあるものではないと思うけど、これぷろやきうだったら騒ぎが起こるやつやでぇ……
で、満塁となったところで中島君・篠田君・水落君の3連打がありまして、明治学院大が4点を先制します。
さらに2回表、もう打順が回ってきた阿部君がヒット、中村君バント、石島君内野フライと、なんか1回と似たような展開。しかし今回は小澤君がスリーベースを放ち、これがタイムリーとなって、明治学院大が追加点をあげます。
しかしその裏、東海大は先頭の柴田君がフォアボールで出塁すると、大松君見逃し三振、東海林君ヒット、植本君フォアボールで満塁。ここで迎えた広瀬君はストフォアによる押し出し。さらに柳君タイムリーに金城君の犠牲フライもあって、東海大が3点を返します。序盤だし、2点差まで詰め寄れば勝負は全然わからないですよね!
しかし髙橋君が崩れたのはこのぐらいで、3回以降は立ち直り、東海大が反撃の隙を見つけるまでは、少々時間がかかったのでした…
一方、点差を詰められた明治学院大ですが、4回表に小澤君のタイムリー、5回表には近岡君のタイムリーと阿部君のタイムリーで計3点をゲットし、東海大を再度突き放しにかかりました。


8回裏、明治学院大は髙橋君が続投中。しかし7回を投げ切ったところで球数はもう100球近くまで達していて、ちょっと疲れもあったのではないかと思いますが……この回先頭の金城君にフォアボールを与えて出塁を許すと、森君は打ち取るものの、大塚君にもフォアボールを与え、一二塁。ここで途中出場の臼井君がレフトへのヒットを放ち、これで二塁ランナーが生還。東海大が1点を返します。8回裏の東海大の反撃はこの1点のみでしたが、髙橋君はこの回も投げ切り、球数はたぶん121球ぐらいでした。
そして9回裏も髙橋君は続投。日曜日(9/24)の試合もあるのと、はっきり言って髙橋君が現在の明治学院大で最も信頼できるピッチャーということで、できるだけ引っ張りたいという気持ちがあったのではないかと思います。
しかし先頭の植本君にヒットを許し、廣瀬君の代打・鵜沼君にフォアボールを与えたところで降板。2番手で原君が登板します。
が、原君は代打・小甲君に対し暴投を含めたストフォアで満塁。ノーアウト満塁で金城君を迎えます。金城君だからね、何でもできるから確実に点は取ってくるよ……と思っていたら、綺麗にヒットを打たれて、まず1点を返されます。
ここで明治学院大は原君を諦め、家接君を投入。しかし森君に対しストフォアで押し出しで、東海大に2点差まで詰め寄られます。大塚君は空振り三振に打ち取り、柴田君は犠牲フライで、いよいよ1点差に。いいんだ犠牲フライなんだから大丈夫だ、と自分に言い聞かせるBladeCatcher。が、大松君にはフォアボールでまた満塁。そして迎えるバッターは東海林君でもう無理、となりましたが(私が)、東海林君は初球をセンターに打ち上げてくれました。これは明治学院大とBladeCatcherは助かりましたね…(爆)
というわけで、8‐7で明治学院大が逃げ切り勝利しました。
ルーズベルトさんよ、この試合を面白いと思ったかい…?俺はもうしんどくてしょうがなかった。柴田君の犠牲フライの辺りはホントきつかった(爆)

<本日の投手リレー>
明治学院大学:髙橋風(8回・0/3)‐原総(0/3回)‐家接(1回)
東海大学:内藤圭(3回・1/3)‐若山(1回)‐和久井(1回・2/3)‐山口

東海大ですが、終盤の追い上げも凄くはあったけど、今日のポイントは4番手で登板した山口君ではなかろうか。
山口君は1年生の投手で、たぶん今季初登板かな?何かと苦しみがちだった先輩3名のピッチングとは対照的にテンポがよく非常に安定していて、ヒットを1本許しただけでした。山口君が好投したのも、東海大に勢いをもたらした要因の一つだったのかもしれません。
あ、山口君は東海大甲府のご出身だそうなので、若山君(2年生)の直系の後輩にあたるのか。あんまり若山君みたいなこう、騒がしい感じはないですが(爆)