全国大会=ここでは都市対抗と日本選手権の2大会(と、それらの予選)のことを指す。JABA大会までは風邪で体力ない今は追う元気がない(爆)
いくつか、当時のブログで触れた試合もある気がします。日本選手権は全然見てないけど、都市対抗のは大体目撃してきた(82回大会は実家のCSで見たあれですが)
この人はドームの女神に生理的に好かれていないのかと思うぐらい、全国大会での勝ちに恵まれてなかったなぁ。社会人野球界においては、3本の指に入るぐらいの好投手だと思っているのですが…毎年ドラフトでどっか獲るんだろうな、とも思っていたんですが…
- 第81回都市対抗野球大会
1回戦のトヨタ自動車戦。
この年守安君はルーキーだったか。
7回途中からリリーフで登板して、9回終えても勝負がつかず延長に入ってもリリーフし続けるも、的場さんに勝ち越し2ランを許して負け。ちなみにその次の打順の坂田さんにもソロムランを打たれる。
…って考えると、今回の日本選手権でトヨタから勝ったってのは、ちょっと思うところもあるかもしれないね。
- 第37回日本選手権野球大会
予選落ち。
JABA公式の結果だけではちょっとわからなかったので、三菱重工神戸公式からデータを引っ張ってみる。
大阪ガスとの第2代表決定戦では5回2失点で、後続もゼロに抑えてくれたけど打線が点を取ってくれなくて負け。でもこの時の大阪ガスの先発って岩見きゅん(現広島)だったのか…それは、ちょっと…
で、新日鐵広畑(当時)との第4代表決定戦では、3回からリリーフで登板し、4イニングを無失点に抑える…が、その後を投げたピッチャーが打たれて逃げ切りに失敗と。
- 第82回都市対抗野球大会
1回戦の東芝戦。
これはテレビで観てて、あまりにも鮮烈だったのでよく覚えている。
この試合は木林さんが先発して、服部君にいきなり3ランを打たれちゃったんだよね。確か服部君はこの年野手にコンバートしたばっかりだったはず…
で、2回から守安君が登板して、1点は取られたけど3回以降9回まで完璧に東芝を抑えるも打線が(ry で、1回戦負け。この時点でもう、こんなにも報われないピッチャーがいるのか、としみじみ感じる。
- 第83回都市対抗野球大会
1回戦の富士重工業戦。
東明君・畠山さん・ダーイシ(住友金属鹿島からの補強)という北関東屈指のピッチャー陣を相手に一人で9回を投げ抜いた守安君。それでも2‐2で決着がつかず延長戦へ。
守安君は10回のマウンドにも登板するも、柿沼さんのあの鮮やかな勝ち越しソロムランを打たれ、敗戦投手に。
この試合はすごくいい試合だったけど、なんとも言えない気持ちになったなぁ…
そういえば、この年(2012年)から近畿地方の枠が再編されて、兵庫枠がなくなって、京滋奈や大阪とかと合体して近畿枠になったんですよね。なので近畿各地の強豪チームと当たるハメになったせいか、予選でも大苦戦したんですよね…第1代表決定戦で負けてから、第5代表決定戦でやっと都市対抗出場を決めたという(PDF)
この予選では守安君は秋吉さん(パナ→ヤクルト)と投げ合い、リリーフだけど安部さん(NTT西日本→横浜)と投げ合い、吉原君(日本生命→ロッテ)と投げ合い、公文君(大阪ガス→巨人)と投げ合ったんだね。こうして見てみると、近畿っておそろしいな(爆)
- 第38回日本選手権予選
予選落ち。
日本新薬に惜敗し、日本生命に惨敗し(この試合には登板してないけど)…そして最後の代表の座を懸けたニチダイ戦では7点差をひっくり返されて負ける。このニチダイ戦の詳細はうん、三菱重工神戸公式を見たらいいんじゃないかな。
- 第84回都市対抗野球大会
そして今年。予選落ちも、NTT西日本の補強選手に選ばれる。
で、そのNTT西日本は1回戦であのJX-ENEOSと当たり、しかも負ける。尚守安君の登板の機会はありませんでした。
しかし今年の予選も色々あったんですよね…ミキハウスREDSにまさか負けてしまうとか、ニチダイに去年の日本選手権予選のリベンジも叶わず、逆に大阪ガスにリベンジを食らうという。
そういうわけなので、今年の日本選手権での勝利は本当に嬉しいんですよ。
なので、この記事を最後まで読まれた方は、ぜひ守安君を応援してください(爆)