ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

突然だが、守安君と全国大会について軽くまとめる。

全国大会=ここでは都市対抗と日本選手権の2大会(と、それらの予選)のことを指す。JABA大会までは風邪で体力ない今は追う元気がない(爆)
いくつか、当時のブログで触れた試合もある気がします。日本選手権は全然見てないけど、都市対抗のは大体目撃してきた(82回大会は実家のCSで見たあれですが)
この人はドームの女神に生理的に好かれていないのかと思うぐらい、全国大会での勝ちに恵まれてなかったなぁ。社会人野球界においては、3本の指に入るぐらいの好投手だと思っているのですが…毎年ドラフトでどっか獲るんだろうな、とも思っていたんですが…

1回戦のトヨタ自動車戦。
この年守安君はルーキーだったか。
7回途中からリリーフで登板して、9回終えても勝負がつかず延長に入ってもリリーフし続けるも、的場さんに勝ち越し2ランを許して負け。ちなみにその次の打順の坂田さんにもソロムランを打たれる。
…って考えると、今回の日本選手権でトヨタから勝ったってのは、ちょっと思うところもあるかもしれないね。

  • 第37回日本選手権野球大会

予選落ち。
JABA公式の結果だけではちょっとわからなかったので、三菱重工神戸公式からデータを引っ張ってみる。
大阪ガスとの第2代表決定戦では5回2失点で、後続もゼロに抑えてくれたけど打線が点を取ってくれなくて負け。でもこの時の大阪ガスの先発って岩見きゅん(現広島)だったのか…それは、ちょっと…
で、新日鐵広畑(当時)との第4代表決定戦では、3回からリリーフで登板し、4イニングを無失点に抑える…が、その後を投げたピッチャーが打たれて逃げ切りに失敗と。

1回戦の東芝戦。
これはテレビで観てて、あまりにも鮮烈だったのでよく覚えている。
この試合は木林さんが先発して、服部君にいきなり3ランを打たれちゃったんだよね。確か服部君はこの年野手にコンバートしたばっかりだったはず…
で、2回から守安君が登板して、1点は取られたけど3回以降9回まで完璧に東芝を抑えるも打線が(ry で、1回戦負け。この時点でもう、こんなにも報われないピッチャーがいるのか、としみじみ感じる。

1回戦の富士重工業戦。
東明君・畠山さん・ダーイシ(住友金属鹿島からの補強)という北関東屈指のピッチャー陣を相手に一人で9回を投げ抜いた守安君。それでも2‐2で決着がつかず延長戦へ。
守安君は10回のマウンドにも登板するも、柿沼さんのあの鮮やかな勝ち越しソロムランを打たれ、敗戦投手に。
この試合はすごくいい試合だったけど、なんとも言えない気持ちになったなぁ…
そういえば、この年(2012年)から近畿地方の枠が再編されて、兵庫枠がなくなって、京滋奈や大阪とかと合体して近畿枠になったんですよね。なので近畿各地の強豪チームと当たるハメになったせいか、予選でも大苦戦したんですよね…第1代表決定戦で負けてから、第5代表決定戦でやっと都市対抗出場を決めたという(PDF)
この予選では守安君は秋吉さん(パナ→ヤクルト)と投げ合い、リリーフだけど安部さん(NTT西日本→横浜)と投げ合い、吉原君(日本生命→ロッテ)と投げ合い、公文君(大阪ガス→巨人)と投げ合ったんだね。こうして見てみると、近畿っておそろしいな(爆)

  • 第38回日本選手権予選

予選落ち。
日本新薬に惜敗し日本生命に惨敗し(この試合には登板してないけど)…そして最後の代表の座を懸けたニチダイ戦では7点差をひっくり返されて負ける。このニチダイ戦の詳細はうん、三菱重工神戸公式を見たらいいんじゃないかな。

そして今年。予選落ちも、NTT西日本の補強選手に選ばれる。
で、そのNTT西日本1回戦であのJX-ENEOSと当たり、しかも負ける。尚守安君の登板の機会はありませんでした。
しかし今年の予選も色々あったんですよね…ミキハウスREDSにまさか負けてしまうとかニチダイに去年の日本選手権予選のリベンジも叶わず逆に大阪ガスにリベンジを食らうという。



そういうわけなので、今年の日本選手権での勝利は本当に嬉しいんですよ。
なので、この記事を最後まで読まれた方は、ぜひ守安君を応援してください(爆)