ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/28 第70回JABA京都大会 三菱重工神戸・高砂vs東京ガス【公式戦】

昨日よりかなりマシな天気。でもまだちょっと寒い気が…
みんなよく薄着でいられるなぁ。私が不健康すぎなだけなんだろうか。観戦終わってホテルのお風呂に入ると、血行良くなりすぎなのか顔真っ赤になるもんなぁ。
スタメンはこちら。

<先攻・三菱重工神戸・高砂
1(中)根来
2(遊)渡邊
3(右)藤原
4(一)津野
5(指)西岡
6(左)福田
7(捕)森山
8(二)星
9(三)石田
(投)守安
<後攻・東京ガス
1(中)笹川
2(二)小林
3(指)楠
4(三)中山
5(一)地引
6(遊)石川
7(左)坂井
8(捕)山内佑
9(右)小野田
(投)寺沢

何故か津野さんが四番定期。
しかしこの試合ではその是非が問えなかったな。何せ打線が全体的に打てなかったから。
打てないっていうか、東京ガスの先発・寺沢君がすごくよかったんですよね。ガンガンストライクを取りに行くピッチングで、自分が不利になるカウントにすることはほとんどなかったと思う。三菱重工神戸の打線自体、そもそもそんなにバシバシ打つような打線ではないと思うので、こういう感じのピッチャーが相手になると、淡々と凡退してしまう場面が多いような気がします。
三菱重工神戸・高砂の先発・守安君に関しては特に言うことはない。いつもの老獪なピッチングでしたので。キャリアは結構積んでるんだけど、まだ老獪って言葉を適用するようなお年頃ではないんだけど…老獪って言葉しかしっくりくる言葉が思いつかないんだよなぁ。


両投手とも非常に内容が良かったんだけど、何よりフォアボールを全然出さないのがすごい。
最近の、特に社会人野球はやけに時間がかかっている試合が多いように思うのですが、それって投手がランナーを出しまくってるのが最たる原因なんじゃないの?と思うのです。
実際この試合フォアボールはなく、ヒットは両チーム合わせて8本。エラーは…東京ガスが3つやったけど…そんなもんです。なので試合の展開も非常に早い。9回が終わった時点で2時間ちょいしか経ってなかったんじゃなかろうか。


そういうわけなので両チームとも9回表裏が終わるまで得点がなく。そもそもチャンスらしいチャンスも作れてなかったかな。東京ガスは守安君の前に三塁すら踏むことができず。
三菱重工神戸に至っては、寺沢君が登板している間二塁も踏めてなかった。寺沢君は7回を投げ切って降板して、8回からは宮谷君が投げたんですが、そこでようやく1アウト二塁という場面を作れたって感じ。あと、9回に2アウト一塁で、西岡君の代打で那賀さんが出たぐらい?チャンスっていうか、得点できそうな期待値が高かったってだけですが。


試合はタイブレークに突入。ピッチャーは三菱重工神戸・高砂は守安君が続投、東京ガスは宮谷君が投げます。
まず三菱重工神戸・高砂は、六番の福田君の打順からで、福田君に代打で渡君を起用したところから攻撃開始。…俺、これの意図がよく理解できないんだよなぁ。那賀さんには代走で和氣君を起用してたし、どういう得点をするつもりだったんだろう。
んで、1アウトを取ったところで東京ガスは石田君にスイッチ。ここで森山さんがヒットで続いて満塁として、星君の犠牲フライでまずは三菱重工神戸・高砂が1点を先制。しかしたったこれだけでは…厳しいな。
そして後攻の東京ガスは、四番の中山君から。中山君はバント、地引君には申告敬遠を発動して、満塁。まあね、地引君とまともにやり合ったら怖いもんね。で、迎えた石川君の当たりはボテボテな当たりでしたが、それが功を奏して一二塁間を抜け、この間にランナーが一気に2人生還しました。
というわけで、2‐1で東京ガスが勝利しました。

なんて呆気ない…

<本日の投手リレー>
三菱重工神戸・高砂:守安(9回・0/3)
東京ガス:寺沢(7回)‐宮谷(2回・1/3)‐石田(2/3回)