hpgbsuttfttc.hatenablog.jp
コメント欄に書かせていただこうと思ったのですが、長すぎてコメント欄を汚してしまうのはよろしくないので、自分のところに書こうということになりました。
自分のところだからと調子こいて色々書いてたら長くなったよ…
色々思うところはありますが、①の「CS以外のテレビ放送が都市対抗・日本選手権決勝のBS-1での放送しかない」というのが一番デカいと思います。これは全ての理由に繋がっていくところだと思います。
今ではネット文化が根付いているのでピンと来ないかもしれませんが、普段当たり前のように見る(見ていた)であろうテレビ・新聞で見かけるか・見かけないかの要素は大きいんじゃないかと思います。私自身もそういう中で野球を見てきたのと、そういう文化のまま、過去何十年と続いてきたわけですので……
プロ野球は、親会社に新聞社がいるのもデカいんだろうなぁ。読売は日本テレビとかあるしな。社会人にも毎日新聞というのがいますが、協賛と親会社は違うと思うので…
この辺って、野球の歴史を紐解いた本とか読めばわかりそうだな。遥か、遥か昔は今でいうプロ野球よりも、今でいう社会人野球のほうが人気だったと聞いたこともありますし。
あと大学野球だと、NHKで早慶戦が放送されるじゃないですか。勿論大学の知名度もそうですが(これが一番なのは当然ながら…)、東京六大学の人気が強いのはテレビの力もあるのかなーと思ったりしました。大学野球なんて、リーグ戦や全国大会を観に行って存在を初めて知ったって大学いっぱいありますからね…(これ私だけなんだろうか)
この試合でもちょっと書きましたが、
bladecatcher.hatenadiary.jp
社会人野球とか、大学野球はどうでもよくて、プロ野球さえ見れればよい、という人口は思うほど多くはないと思う。
皆野球そのものが好きで、興味があって、高校も大学も社会人も、機会さえあれば見てみたいんだと思う。ただ、機会とか見る手段がわからないというか、尻込みしてしまう人が多いのかな、というのをこの時に感じた次第です。
例えばこの試合なんか、茨城の牛久まで行かないと見れないわけですし、それを見るというのは精神的以上に物理的なハードルが高いと思います。他にも首都の開催球場は平塚とか、相模原とか(個人的には相模原はハードルが低い方だと思うんだけど、感覚麻痺してるな(爆))、気軽に観に行けるところでなかなか開催されないんですよねぇ。神宮のほうがまだ、交通的にも観光とかそういうの込みでも行きやすいでしょう。
そんな試合がネットで見れるようになったことで、物理的なハードルもそうだし、諸々のルールがよくわからん球場に行かなければいけないという精神的ハードルもうんと下げることができて、ある程度の観客(視聴者というほうがやっぱり正しいかな)を取り込むことができるようになったと思います。その方々がリピーターになるかどうかは、また別の話で。
首都もそうだし、今年の都市対抗も…ネットで見れるんやったらこれでいいや、と思ったのが率直な感想です(爆)都市対抗はCSで見れるとはいえ、CSに入るのも個人的にはハードルが高いもので……だから現地に行って観よう、となるわけですが、そういうバイタリティを全ての野球ファンに求めるのはちょっとね、という感じです。だから多少は気軽に観れるコンテンツになったというのは良いなぁと思ってます。それでも俺はこれからもJABA大会に行くけどね(謎の主張)
私はかつて福島に住んでいましたが、今でこそ福島レッドホープスがありますし、高校野球だと聖光学院が強かったりしますが(でも聖光学院が強くなったのって割と最近よな)、一昔前まで野球不毛の地だったと思います。(特に野球的な意味で)有名な大学や企業もないしね…よ、ヨークベニマルっ…
当時福島に住んでいると、今でもそうかもしれないけど…野球というとテレビの地上波で流れるプロ野球の巨人戦しか見れませんでした。年に1回ぐらいプロ野球が来るけど、田舎ではプロが試合できる球場なんてかなり限られていて、そういう球場は大体物理的に気軽に行けないような場所にありますので、現地観戦もそうそうできません(ほんとぉ?と思う人は、福島県営あづま球場の立地を地図で見てみよう。今では開成山球場もあるけどね…)
あと私が子どもの頃は、当時松坂大輔が入ったばかりとあって、BSでよくパ・リーグの中継もやっていましたが、BSなんて各家庭にあるわけじゃなかっただろうしなぁ。そういやだいぶ昔、シダックスの試合をBSでやってた気がするけど、あれって都市対抗だから放送されたのかな?野村克也監督の試合だから放送されたのかな?そもそもあれが都市対抗の試合だったのかどうかもわからないけど…
あとは高校野球かな。独断と偏見で申し上げますが、田舎はおらが村の代表の活躍というのがかなり気になるものでして、自分の県の代表校の試合だけでも熱心にチェックするものではないかと思われます。
……なんて時代を過ごしてきた身ですが、そういう時代を過ごしたために、しばらくの間野球はテレビで見れるものが全てなんだと思い込んでいました。新聞は……当時子どもだったから新聞あんまり読んでなかった(爆)
今はネットの力で色々調べることができるようになったのは勿論、テレビ局以外の人でも発信や中継ができるようになりました。私が社会人野球に辿り着いたのも、ネットの力によるものが多少あります。
色んなメリット・デメリットはあるんでしょうが、ネットでの発信力の強化によって社会人や大学みたいな、マイナーと思われる野球の今後の普及具合も変わってくるのかな、と思います。あともう何十年か様子を見てみないとわからないかな。
にしても、今の若い人の野球を知るとっかかりって何だろうか。私はたまたまテレビで野球中継が流れていたのを見たのがきっかけなのですが、最近ってあんまりテレビで中継ってやってないですやんか…
ネットはそういう、何となく見たってきっかけを作るとっかかりとしては弱いのかな。深くのめり込ませるのにはうってつけだと思うけど。
なんか最終的に自分語りになっちまったなぁ(爆)
でも、私と同じような感覚だった人、他にもいるのではないかと思うのです。
ちなみに、私が何で社会人野球に辿り着いてしまったかというと、
・当時ベイスファンだったので松本啓二朗のファンになる
↓
・なんか大学時代凄かったらしいね
↓
・大学の時の活躍を知るにはどうしたらいいの?
↓
・調査の結果大学野球関係の雑誌の存在を知る
↓
・大学野球って他にも面白い選手いたんだなぁ。この同級生たちは卒業してから何をしてるの?
↓
・調査の結果社会人野球に行きつく
というあらすじがあったためでありますが、自分で言うのも何だけどこれってかなりレアケースだと思うよ(爆)