ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

オフラインの人間関係の構築の足しにでも

この手の話でよく出てくる気がしますが。
number.bunshun.jp
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社会人野球持ちの会社にお勤めの方なんかの、応援に行くのが苦痛だというコメントを聞いたことがある。確かに、野球は勿論、自分の会社にそこまで興味がなかったらそうだろうな。
これは随分昔の話ですが、とある社会人野球の試合において、スタンドで名刺交換しているしている人たちを見たことがあるんですよ。その企業の取引先の人だったのかな?同じ会社の人間同士で名刺交換ってしないよな。
その後はワイワイやっていたようですが、野球という共通の話題を用いてコミュニケーションを取れるのって、結構強みだよな、と思います。
だって、会社の飲み会行ったりしてもさ、知らない人たちと何喋ったらいいんだ……って思うじゃないですか。仕事の話をしようにも、迂闊に喋れなかったりするでしょ。
でも、野球の話であれば他愛もなく喋れるじゃないですか。ある程度喋って温まってきて「相手さん、こういう人なんだ」「この人にはこういう話しても大丈夫そうだな」ってわかってきたところで、仕事の話を振ってもいい。
愛社精神、というと非常に仰々しいと思うのですが、コミュニケーションツールとして野球部や、野球部の試合を観に行くみたいな催しがあるって、実は良いことなんじゃないかと思うのです。
これを要らないと言っている人は、例えばインターネット上に自分の居場所(と思っているもの)を持っている人なんだと思います。
うんまぁ、貴方がそう思うんならそれでもいいんじゃね?と思いますが、オンラインのつながりとオフラインのつながりって全く別物じゃないですか。私はインターネット黎明期から生きているからそう思っているのですが、だからオフラインのつながりを作り、強められる場って、何気に大事だと思いますよ。
もしかしたらこういうのって、年を取ったら理解できるようになることなのかもしれないですね。社会で生きるってどういうことなのかを経験上で理解できるようにならないと、(趣味の世界とかあるから)別に会社の人間関係とかどうでもいいし、って方向に思考が傾くのかもしれない。
オンラインでもオフラインでも、趣味の世界でも会社においても、ある程度のつながり・人間関係の構築ってどうしても必要になってくるんだよな。どれかはきれいさっぱり切り捨ててOK、とはならない。業務の遂行の上でもそうだし、話したことがあってある程度気が知れている人が周りに多い方が、気楽なんじゃないかね。


などとつらつら申し上げましたが、こう思ったのは、先日参加した会社の忘年会が割と楽しかったからなのです。
今の会社に来て数年、3つか4つぐらいのPJを異動している身なのですが、もう3~4年も前に会ったっきりのPJの人と再会して、そこまで懇ろな関係ではなかったはずなのに、私のことを覚えていてもらって、ちょっと嬉しかったのです。
私は酒もあんまり飲めないし少食なので(さらに酒を飲むとすぐお腹いっぱいになるタイプ…)、飲み会の費用の元を取ることは基本的に絶対にできないです。が、こういうところでその元を取ったような気がしました。